そこは、欲に塗れた人妻の住処――
人妻エロティックサスペンス!
「搾精病棟」シリーズの著者によるまさかの全年齢向け企画始動!!
変態人妻の脅威から団地の平和を守れ、新米管理人ヨシダ―――!
概要
ニコニコ漫画内のドラドラしゃーぷ#に掲載されている漫画作品。正式なタイトルは「淫獄団地〜変態人妻が潜む団地で地獄の管理人生活~」
原作は搾精病棟で話題になった搾精研究所で同サークル初の商業作品になる。作画はリビドーハンタータケルの丈山雄為が担当する。
隔週更新で更新日は金曜日。
2021年5月からはAmazonなど外部サイトでも配信を開始している。
全年齢向けの漫画作品で、少年漫画にカテゴリされている
が、その割には性描写は多めで規制(丈山氏曰く「黒海苔」)がそれをディフェンスする形になっている。全年齢とは…?
なおAmazonでは成人向けコンテンツに指定されている。なんでやろなあ(すっとぼけ)
公式が謳うジャンルは前述の通り「人妻エロティックサスペンス」だが、その実態は「変態エロ狂人妻性癖バトル」という心底イカれたものとなっている。
搾精病棟で見せた搾精研究所の魅力である突き抜けたギャグ、怒濤の勢いで繰り広げられる超展開、息をするように吐き出されるパワーワードの嵐、これら多数の頭おかしい要素を内包していながら一切破綻せずに進行するシナリオ構成の巧みさは健在であり、頭がおかしい内容でありながらシナリオ展開の仕方は完全に少年漫画、バトル漫画のそれである上、設定開示や伏線の撒き方の上手さは高く評価されている。
「エロ漫画なのにちゃんとバトル漫画してる」「立派なバトル漫画なんだけどこれ淫獄団地なんだよな」「すごく面白いのだが、冷静になると負けた気分になる」などなど、これを評価していいのか否かという読者の困惑の声は多い。
とは言え、2021年の『次にくるマンガ大賞』では『諸々の事情』で本作は選外になったそうだ。
とにかく淫獄団地のノミネートは認めん…次にくるマンガ大賞のブランドに傷がつくからな…。
作画担当の丈山氏は以前に搾精病棟のファンアートを投稿しており、それがきっかけとなって本作の作画を担当しないかという話を持ちかけられたという。
そういった経緯ゆえ、丈山氏は搾精研究所の作風を理解しており、画風もかなり原作者に寄せている。
その再現度は非常に高く、原作者の過去の作品を彷彿とさせる顔芸シーンなどは「(原作者の作風が)作画貫通」「原作貫通」と評されている。
1話は公開初日に閲覧数40万を記録し、2話前編が公開された際にはニコニコ静画が鯖落ちするなど話題性は非常に高い。
その後も更新する度、ニコニコのFランサーバーを落とすor落としかけている。
6月8日に単行本1巻が発売されたが、発売当日のAmazonのランキングでは少年マンガ部門12位、ミステリーマンガ部門1位に入る健闘ぶりを見せた。ミステリーとは…?これに1位の座を奪われた薬屋のひとりごとは泣いていい。
7月にはニコニコ漫画2021年上半期ランキング【公式部門】で1位を獲得した。
さらに年末にはニコニコ漫画年間ランキング2021 公式マンガ部門で1位を獲得した。
あらすじ
身体を壊した父に代わり、とある団地の管理人をすることになった青年・ヨシダ。
しかし彼には気がかりなことがあった。
「女の変質者が多数出没する」という噂。そして父が残した「 あの団地は本当に頭のおかしい住人がウジャウジャいる… 夜は絶対気をつけろよ… 特に人妻には…」という言葉。
不安を抱えながらも管理人としての仕事を全うしようとするヨシダだが…彼の前に現れたのは、謎の組織がばら撒いた”リビドークロス”によって力を与えられ、変態性癖を爆発させた狂える人妻達だった!
淫靡な牢獄と化したケオスの箱庭にて、ヨシダの、地獄のような管理人生活が始まったのである・・・!
登場人物
団地の住民
管理人サイド
「嫌だぁ・・・変質者が出没する団地を夜間警備なんてしたくない・・・」
本作の主人公兼最大の被害者。倒れた父に変わって団地の管理人をする事になったことで、変態人妻たちとの戦いに巻き込まれる羽目になった薄幸青年。
「一体何なのよこの団地・・・!?」
2号棟の住民の女性。ニットワンピースを着ており、髪型は青髪ポニーテール。
常に上から目線でヨシダに接し、団地内でのトラブルをヨシダに押し付ける形で事件の導入を作る本作の狂言回し的な存在。
「泥棒猫!何処に隠れたぁあ!殺してやる!!」
5号棟の住民の女性でカタギリと親交がある。ヨシダ曰く「あどけない顔立ちだが下半身は凶暴」。むちっとした太股が眩しい健康美人。
変態人妻たち
B級人妻
詳細は変態人妻自助の会を参照。
A級人妻
詳細はバニシング排斥婦人会を参照。
S級人妻
詳細は未確認反社会人妻を参照。
その他
- 団地の子供
団地に住む子供たち。
団地の人妻に様々な形で振り回されるヨシダと並ぶ本作の被害者枠であり、将来と性癖の行方が心配になってくる存在。当然ながら人妻の子供でもある。
- 人妻の夫たち
この作品に出てくる女性キャラはほぼ全員が人妻なので当然のことながら夫も存在し、何人かは作中に登場している。
変態人妻と所帯を持つという、マントル級の甲斐性を求められることをやっている大変な人たちである。バケモノじみた人妻達と生きて家庭を営むという離れ業をやってのけているわけだが、作劇の都合上あまり触れられない。大半が顔もまともに描かれないので、どちらかと言えばエロゲのモブ男キャラみたいな扱いである。
稀に人間性が掘り下げられる場合があるがその性格は様々。
・下品だが人畜無害で妻よりはマシ(イチノセ夫)
・妻の悪癖を見せつけられても全く染まらない良い意味で普通の人(ミズタニ夫、ツジサキ夫)
・妻の特殊な趣味を尊重し大事にしている良識人(サナモリ夫)
・悪人ではないが妻と仲違いしたり妻が闇堕ちしたりする原因を自ら作る(ショウダ夫、カタギリ夫)
・ハラスメントの限りを尽くして妻の心を破壊したが、壊れてしまった妻と対照的に自分は結婚と妻の妊娠を機に改心する(アンドウ夫)
と、妻に振り回される被害者もいれば妻をごらんの有様にしてしまったタチの悪い存在もいる。前者を責めるのは筋違いだが、後者についてはむしろ夫の責任を語らずに妻ばかり責めるのは酷というものだろう。
- ヨシダの父
団地の管理人を務めていたが体を壊し入院し、息子のヨシダを管理人代理につけた。
見舞いにきたヨシダに団地の住人の異常さ、特に狂気に満ちた人妻達の危険性を警告する。
実は以前から出没していたという変態人妻達と対峙していたようで、なぜか警察に相談しても全く相手にされない為彼が独自に調査していたが、その結果バニシング排斥婦人会に目を付けられてしまい彼女たちに襲撃され重傷を負ったというのが真相であったことが判明した。
- ヨシダの母
第13話にてヨシダの回想で登場した。ヨシダが幼少の頃は母と一緒に団地に住んでいたようだが、本編開始時点の近状は不明。息子のヨシダに対して真の優しい子になるように諭すなど心優しい人妻だった模様。
ヨシダが見た別の回想では謎の女性と会っていたようだが…。
第24話にてリビドークロスの要たる共振石を開発した張本人だったと判明したが、ヨシダ父によれば彼女は変態人妻ではなく、真の敵はS級人妻であるとのこと。
第32話中編にて、本名は「ヨシダリズ」と判明。
「もうすぐ・・・私の願いが叶うわ・・・あなた」
ヨシダ父子が管理する団地のオーナーである女性。
怪しげな祈祷師のような姿に、カルトや電波じみた怪しい言動をよく繰り返している。点滴をしており、右腕にはヨシダが持つボルタッククローらしきものを装着している。
第26話にて実はS級人妻の一人であると判明した。
団地外の人々
「お客様ぁぁぁぁああああ!ちょっとお時間よろしいですかぁぁぁああ!!」
憂国商事という会社に勤めるセールスレディ。
暴力的なセールスのやり方が危険視されており、団地に住んでいないにもかかわらずリストに「危険度A」で登録されている。
ヨシダたちの変態人妻退治に役立つ情報や商品を与えることもあり、敵でも味方でもない微妙な(ある意味美味しい)立ち位置。
過去は不明だが、「普通の家庭の生活」に憧れているようである。
「黙れ・・・」
団地で続発している一連の変態人妻事件を担当している女刑事。
不自然にギョロギョロ動く右目がトレードマーク。警察として不可解な行動をとり続けている怪しい人物。
(厳密には人妻ではないが)正体はクロスをバラまく謎の「組織」に属するS級人妻。
「一体いつになったら・・・私の夫に会わせてくれるのかな?」
S級人妻の一人で、拘束衣に身を包む女性。
リビドークロスの開発に関わっている技師だが、現在は夫と引き離されてどこかに軟禁状態とされている模様。
「私達が…伝説の『S級人妻』でしゅ…」
S級人妻の一人で、ヨシダの母であるリズと瓜二つな容姿に舌足らずな喋り方をする女性。
リズとは学生時代からの親友で、リズの血を半分引くヨシダのことは愛おしい存在であると同時に、忌み子と見なして激しい憎悪を向けている。
- イジュウイン
「ホントにこの地域の人妻は民度低いわね 社長夫人のこの私をもてなす態度なの?それが」
団地のある地域とは別の地域に住んでいる社長夫人の女性。
とあるコンビニで接客態度の悪い女性店員に文句を言ったら、逆恨み同然の報復としてとんでもない攻撃をされた。
搾精研究所が手がけた作品で何度もカメオ出演している名脇役であり、社長夫人であることを鼻に掛けて嫌味を言った後にヒドイ目に遭うのがお約束となっている。
- カンザキ夫
妻であるカンザキと団地の隣町のアパートで暮らしている男性。
S級人妻であるライコウのことを知っているが、その正体は…。
用語
組織等
- 団地
本作の舞台となる団地。元々はヨシダの父が管理人をしており、ヨシダ曰く「寂れた団地」だが、その割には美人な人妻が多く住んでおり、その関係で子供も多い。
露出が激しい卑猥な服を着た女の変質者が多数出没するという噂があり、若い青年が襲われ性的な被害に遭うという事件が起きたと言われている。その為住人たちは皆「変態」というワードに過敏になっており、変態と認定された住人はリンチされたり、その様を見られてもシカトされるなどひどい扱いを受ける。
というか変態人妻以外の普通の住民でさえ一般常識やモラルが欠けているなど別の意味でタチの悪い人達(一見普通に見えて平然とドス黒い一面を見せるなど)ばかりであり、団地というかこの作品の世界ではいつ一般人から怪人が生まれてもおかしくはないというかなり警戒を要する環境である。
- バニシング排斥婦人会(BHF)
A級人妻で構成された団地の自治組織。和と階級を尊び、違反者には苛烈なるイジメ・陵辱、そして追放(Banishing)を執行する暴力装置である・・・ (カタギリDB引用)
略称は「BHF」。バニシングは消え去る(Vanishing)ではなく追放する(Banishing)の意である。
シンボルマークはトライデント(あるいはフォーク)に刺さったBHFと書かれているソーセージを意識した物になっている。
団地の真の支配者であり、リビドークロスを団地にばらまいていた諸悪の根源である。それまでのB級人妻たちとは一線を画す残虐性、そして変態性を見せつけており、もはや人外の怪物とすら言えるような風格を漂わせている。その禍々しくも圧倒的なオーラ(と変態性)はヨシダに「悪鬼の集会」「伏魔殿」と言わしめるほど。信じられるか?こいつら団地住まいの人妻なんだぜ……?
原作者の搾精研究所が手がけた諸作のキャラクター達がゲスト出演しているのも特徴で、エロCG集である『搾精病棟』の巨悪である三大お局ナースから(とても結婚出来そうな性格と身分ではない)キリタニとヌマジリが人妻となって参戦したことはファンに凄まじい衝撃を与えた。悪夢の共演とはまさにこれ。他にもショウダは『搾精学級』から、アイゼンは『無限射精拷問』に出てくる一部のキャラクターをモデルにしていることが作者のツイートにより判明している。
B級変態人妻達が団地の住民達の迫害から身を守るために設立した組織。
身を寄せ合いながら過酷な禁欲生活を送っている。
が、そのきっかけとなった変態行為の反省は全くしていない。
カンザキが勤めている謎の会社。某英雄伝説に出てくる極右暴力団体のような名前だが、無為無用にハイスペックな謎商品を開発しては団地の住民にボッタクリ価格で押し売りしているはた迷惑な会社。だが、その技術力はオーバーテクノロジーめいており、セールスレディのカンザキがリビドークロスについても詳しく知っていたことからリビドークロスを開発・販売している企業とはライバル関係にあると思われる。
物騒な名前に反して作っている商品は「核シェルターに匹敵する防御力を持った羽毛布団」「生体電流を増幅する按摩用グローブ」などなど、過剰な性能の生活用品ばかりで、単行本付属のレビューでは兵器なのではないかと疑うものがある。
なお、『搾精病棟』を知る読者からはアマミヤの出身校である私立アンゴルモア憂国大学と何か関係があるのでは、と見られている。
アイテム等
欲望を持った女性にどこからともなくそれぞれの識別名が書かれたアタッシュケースに入った状態で送られる謎の服。
装備する人妻の欲望に合わせた兵装がされており、身につけた女性の理性を奪い、欲望を解放する効果を持ち、着用した人妻は狂気を発症し欲望の赴くまま暴れ回るようになってしまう。
ただし欲望の内容や本人の性格によっては身につけても発症しないこともあるようだ。
首元に「共振石」と呼ばれるクリスタルのようなものが取り付けられており、それを破壊すると機能が停止する。
カンザキがサナモリのリビドークロスを見て他社製品と言ったことから、これを製造・販売する企業が存在するようだ。
単行本ではそれぞれリビドークロスの兵装と装着した人妻の解説が一ページずつ記載されている。
詳細は個別項目にて。
前述したリビドークロスの上位クロス。共振石の前で子宮を形作った印相を組むことで『性癖第二解放』という切り札を発動できる。
詳細は個別項目にて。
前述したリビドークロスの上位クロス。S級人妻が使用する。
詳細は個別項目にて。
変態人妻と戦うためにヨシダが入手した装備。現時点ではボルタッククローとボルタックアームとボルタックソードの3種類が登場している。
漫画ではカラーで登場しないが、原作者の投稿イラストより色は青色。
クロス開発側と憂国商事は対立しているようだが、ボルタックレッグをはじめとする各種ボルタックを搭載したリビドークロスが登場している。
- ヘキサゴン
ヨシダがカンザキに押し売りされた羽毛布団。
仕方がないのでしばらく普段使いしていたが、
「防火!防寒!防毒!防弾!防刃!防爆!」「核戦争でも就寝できる」という売り文句通り、至近距離での人を殺傷させるレベルの爆発からも包まれた人間を無傷で守りきった。
劇中用語
- 人妻・変態人妻
今作の重要なキーワード。人妻は文字通り結婚している女性のことでほとんどの女性キャラが該当するが、一部ではあるが離婚状態や未亡人などの厳密には人妻とは言えない者もいる。
変態人妻は変態行為を行い、他者に迷惑をかける人妻を指している。劇中では何か事件が発生すると「また人妻か!?」「やっぱり変態人妻だ!」と一般人からも『変態人妻』という単語は認知されている。
当たり前だが、結婚していないオバサンは人妻ではない。
- 人妻危険度ランク
カタギリが親しいママ友と共有する団地のヤバい人妻のリスト。
ランクは危険度に沿って三段階に分かれており
・ランクB:犯罪兆候のある人妻
基本は無害なので気をつけて接すれば大丈夫。
・ランクA:この団地を支配する凶悪ママ友軍団
半端でないイジメを行い、何世帯もの家族を強制退去に追い込んでいる。詳細は下記。
・ランクS:未確認反社会人妻
何をしてるか正体不明だが神秘的な超能力やオーバーテクノロジーを持ち、関わったら死ぬと言われている。
という具合にランクが上がると危険度も高くなる。
「いくら美人でもこんなのが結婚出来るわけないだろ!?」というツッコミはするだけ無意味なのでスルーしよう。このマンガ、細かいことを一々気にして読んでいたら頭がおかしい人妻になりかねないので、あれこれ考えるより面白さを楽しもう。
なおこのランクは当の変態人妻たちも目を通している模様で、Bランクの変態人妻たちがAランク人妻たちのことを知っていたり、逆にAランク人妻たちがBランク人妻たちに対して監視を行っていることが示唆されている。ちなみに諜報担当のA級人妻からは「情報スカスカのクソWiki」と酷評され、打開策となる情報を求めて閲覧したB級人妻からも「広告だらけで読みにくい」と不満を持たれている。
- 反社トンネル
情報魔ハセガワの部屋に何故か設置してある装置。本当の意味で反社会組織と繋がっている太いパイプである。ハセガワが変態人妻の狂気脳波パターンを「依頼主」に送ることでしばらく待つとリビドークロスと非課税の現金500万円がパイプを伝って送られてくる。
ヌマジリは変態を見つけて報告するだけで500万円貰えてボロい商売と言っているが、500万円を婦人会のメンバー8名で均等に分配すれば62.5万円になる。仮に毎月一人変態人妻を見つけたと仮定しても彼女たちの年収は750万円になる。団地暮らしには十二分な高給ではあるが、人を走狗として利用するのにちょうど良い価格とも取れる、リアルな金額である。
第31話にてヨシダが飛び込み、団地の地下空間へと辿り着いた。
ちなみにこの反社トンネルは『搾精病棟』にも登場しているトンデモガジェットであり、指定されたブツと引き替えに非課税の現ナマを送ってくる(悪)夢の装置である。
劇中で放送されているアニメ作品。リアリズム的側面を持つ長寿作品で5963話まで放送されていることが確認されている。
主人公はデフォルメされたウサギのキャラクター「ぽろり」。一見すると可愛らしい子供向け作品に見えるが、中身は「ちんぽ」と連呼し、エンディングでは「俺の尻舐めろ〜」という歌詞があるとんでもない作品。そのせいか、ドジうさポロリを毛嫌いする人妻には「教育に悪い有害アニメ」「サタンアニメ」と罵倒される等、一部の者からは「子供に見せたくないアニメ」同然の扱いをされている。
ヨシダは子供の頃から視聴しており、母から贈られたぬいぐるみは今でも宝物。サナモリもファンの一人でキャラクターがプリントされた下着を着用している。
負傷したヨシダが入院した病院でありアイゼンの勤務先。
実は『搾精病棟』の舞台でもある。
余談
原作者の搾精研究所曰く「私生活で悪感情を感じると良いアイデアが浮かぶカルマの深い作品」とのこと。
前述の通り、2021年の次にくるマンガ大賞にはノミネートされなかったのだが、『淫獄団地のない次にくるマンガ大賞はクラシック登録出来なかったオグリキャップの居ない日本ダービーだ』と例えられ、「漫画界のオグリキャップ」ないしは「令和のマルゼンスキー」と称されるようになり、Twitterのサジェストにもオグリキャップが出るという事態に。
2021年の次にくるマンガ大賞のノミネート作品にオグリキャップを題材にしたウマ娘シンデレラグレイがあるというのも何か因縁めいている。
さらにニコニコ漫画2021年上半期ランキング【公式部門】で1位を獲得した際には「マルゼンスキー感が増した」と評する人も現れた。
風評被害関係
欲望を持った女性の元に変身アイテムが送られ、それによって女性が闇堕ちし、主人公が彼女たちと戦う…という仮面ライダーじみた文脈で作られた作品であり、
- アタッシュケースに入ってるアイテムで人外の力を手に入れた一般人が犯罪者になる
- 主人公がわずかな特徴から正体を隠している犯罪者にたどり着く
- 敵側の女が結構な比率でヤバい
- 核に当たる部分を破壊すれば倒せる
- 選ばれた者しか使えない特殊なアイテムが存在する
- 主人公の前任者も戦っていた・主人公の母親がアイテムの開発に関わっている
という共通点から「汚い仮面ライダーW」、「汚い風都」、「仮面ライダーW(ife)」、「財団SEX」と呼ばれるようになり、2話前編が公開された日には本作に並んで「仮面ライダーW」がTwitterのトレンドに入るという事態になった。これにより、リビドークロスの共振石を破壊する場面がメモリブレイクのようだとも言われている。
また、頭のおかしい人々が住う団地を舞台にしているため「実質空の境界」とも呼ばれている。そういえばあの作品もヒロインが未確認反社会人妻だったね・・・。
空の境界がサジェストに出てきた際には「Fate/apocrypha」の原作者である東出祐一郎氏も困惑していた。
おまけにヨシダが護身用の武器としてペンチを選択したため『ワールドトリガー』の主人公の名前までサジェストに出てきてしまう事態に。
ちなみに作画担当の丈山氏は「仮面ライダーはファイズとゼロワンしか見たことがない(どちらも序盤のみとの事)」「空の境界はタイトルしか知らない」とそれぞれツイートしている。
そして2話後編の公開でまたしても仮面ライダーWがTwitterでトレンド入りしたときは園咲霧彦を演じた君沢ユウキ氏(ツイート)と刃野幹夫を演じたなだぎ武氏(ツイート)が反応している。
……流石に本作が原因でトレンド入りした事を知らないようだが、知らない方がある意味では幸せかも知れない。
しかも同時期に掲載された『風都探偵』でも、メモリの力に呑まれた「変態人妻」が暴れるという謎のシンクロニシティまで見せてしまった。
その後も更新される度、様々な作品、キャラクター、人物への風評被害を撒き散らしており、4話後編更新時点で風評被害を受けたもので打線が組めてしまうほどである。
流石に”淫獄団地”なるパワーワードがトレンドに入るのをツイッター側も指をくわえてみているわけにはいかず、現在ではNGワードになってしまったが、代わりに最新話が更新される度に巻き添え事故で仮面ライダーWがトレンドに上がることから、本作のファン達は更新の度に仮面ライダーファンに謝り続けるのがもはや様式美と化している。
そして18話前編ではとうとう公式から「W人妻エクストリーム」というパワーワードが生まれてしまった。
7話後編が公開された7月23日、いつものように「変態人妻」「バニシング排斥婦人会」「正義マン」といった作中のパワーワードがトレンド入りしていたのだが、この日は東京オリンピックの開会式の日であった。
そんな中、Twitterは何をとち狂ったのかこれら淫獄団地関連のトレンドをオリンピックのトレンドと認識してしまったのである。
さらに今回の東京オリンピックは開催までに様々なすったもんだがあったため、「正義マン」という単語がクリティカルヒットしてしまい、一部の人々にガチで勘違いされてしまうことに。
これにより当作はついにオリンピックにまで風評被害を与えることに成功してしまったのであった。
8話中編が公開された8月20日、日ハムで暴行事件を起こし、無期限の一軍・二軍全試合への出場停止およびチーム練習への参加禁止処分を受けていた中田翔の巨人への無償トレードが発表された。
この日は「反社トンネル」がトレンド入りしており、過去に巨人監督の原辰徳が反社に1億円を渡していたという疑惑があったために「巨人は反社トンネルを通じて中田を獲得したのではないか」とガチで勘違いする野球ファンが現れ、巨人、日ハム、中田に風評被害を与えた。
そして8話後編が公開された9月4日、何の因果かこの日管首相が退陣を発表したのだが、同時に「A級人妻死闘編」というパワーワードがトレンド入りしてしまい、「管首相はA級人妻死闘編に参加するために退陣するのか!?」と凄まじい誤解(?)を生む事になった。
一国の首相に風評被害を与えたのは後にも先にもこの作品だけであろう。
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ナレーション:杉田智和
人妻達の声:優木かな
かなしぃ・・・何やってんの・・・?
そして2022年6月17日、あるインタビュー動画が公開された。
外国人男性の吹替:杉田智和
この男性の語る名前の言えない漫画・・・いったい何獄団地なんだ・・・。
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