概要
FANZAやDLsiteを主たる活動の場として成人向けCG集を頒布している同人サークル。
旧名義は「桃マニア」で、当初は二次創作物が多かったが、近年はオリジナル作品を多く手がけている。
また、漫画原作者としては「サク研」という名義も用いている。
2020年にネット上で『搾精病棟』が話題になり、登場人物のセリフや顔芸がインターネットミームになるなど注目を集める。
翌2021年には商業に進出し、成人指定でない全年齢対象漫画『淫獄団地』の原作を担当している。
Twitterにおいては搾精病棟の登場人物である、アマミヤの口調を模してツイートを行なっている。
作風
「桃マニア」時代は、版権キャラが怪物に丸呑みにされるというサディスト向け作品が多かった。
なお、これらの版権作品は淫獄団地の連載開始に前後して販売サイトから削除され、現在は購入できなくなっており、Pixivの桃マニアのアカウントにサンプルが残されているだけである。
名義変更後はサークル名に搾精を冠していることから分かる様に、基本的には女性上位のマゾヒスト向けの作品に絞られている。
現在は「桃マニア」はサークル内のブランドとして残っており、無限射精拷問もこちらからの販売になっている。
画力に関してはお世辞にも高いとは言いがたく、作者の過去作品の中で『セクサロイドを作った学生たちが教授に「大学ブランドに傷がつくから」と博覧会への出展を止められるが「どうせFランなんだからいいじゃねぇか!」と開き直る』シーンに由来する「Fラン画力」とも呼ばれている。
ただし3D素材を基にペン入れしているため体型は安定しており、直近の作品である『搾精学級』では画力の向上も見られる。
その代わりに評価が高いのは作品のシナリオ。
基本抜き専用で展開のぶん投げやトンデモストーリーが往々にしてありがちなエロ同人系列でありながら物語が破綻していないこと、伏線回収の見事さ、少年漫画のような熱い展開は読み手から高く評価されている。
それに加えて個性的なキャラクターや「なんだとぉ・・・」に代表されるセリフの言い回しなど良くも悪くも見手に強い印象を残すものが多く、それらをシリアスな笑いとしてまとめあげ、熱い展開と同居させる手腕は見事なもの。
一見するとイロモノだが、その中には王道のエッセンスが大量に含まれ、それらの緩急で見手を魅了する構成力こそ、搾精研究所の最大の強みであると言えるだろう。
主な作品
一般向け
成人向け
- 無限射精拷問(桃マニア時代の作品だが、搾精研究所作品と並んで販売されている)
- 搾精病棟~性格最悪のナースしかいない病院で射精管理生活~
- 搾精学級~性格最悪の女子しかいない学校で性的イジメ生活~
- 監獄玩具〜性処理係として女子刑務所に収監された僕〜
全作品の登場人物の名前はほとんど名字のみ明かされ(一部名前も明かされているキャラもあり)、カタカナで表記されている。