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概要編集

複数の搾精研究所作品に跨って登場するキャラクター。

どの作品でも悪役として活躍するが、同一人物なのかスターシステムなのかは現在のところ不明。

ただ、原作者のTwitterでは「懐かしのあのコンビ」と紹介されるほか「搾精病棟」と「淫獄団地」での描写を同時に並べるあたり同じ設定のキャラであることは隠しておらずほぼ確定である模様。

後に淫獄団地第29話で正式に同一人物であることが判明した。


搾精病棟編集


CV:和葉

ネチネチ〜

ねぇ、ちゃんと謝りなさいよ しっかり誠意込めてさぁ..

なんなら土下座しなさいよ ほら土下座して土下座..

床におでこ擦り付けるぐらい深く土下座... ホラ、早く早く...

                       〜ネチネチ


人物編集

院内でも恐れられる三大お局の一人。モデルのような長身のスタイルが特徴の美人だが、その本性は一言で表すなら生粋のサディスト。常に薄ら笑いを浮かべながら嫌味・小言をまくし立てることが趣味の超粘着ナースで、セリフには常にネチネチという効果音が付いてくる。

男に対しての嫌味にはからかいが混じるが、女に対しては徹底的に虐め抜くような嫌味になり、特にミスの多いモチヅキは格好のいびり対象(回想時では、当時は気弱だったミアを虐めていた)。

冴えないヤマダもまた彼女の絶好の標的とされて虐め抜かれるが、ペットにすると宣言するほど気に入ってもいるようで、自作の子守歌やラブソング(内容はツッコミどころ満載)を披露したことも。

キリタニから操作方法を教えてもらうなど機械には疎かったり、「きぃい!」と悔しがったりする場面もあるほか、女性の中でも特に若い子には敵意剥き出しのネチネチをお見舞いするため、実はアレなのかもしれない。


劇中での活躍編集

4話でもモチヅキをいじめるナースとして登場したが、6話から本格的にかかわってくる。

少しぶつかっただけでヤマダに挨拶代わりのネチネチをお見舞いし、以降は搾精担当としてヤマダの肉体と精神をネチネチと虐め抜く。

終盤では自身ら看護師長一派の悪事を暴こうとしたタチバナらと対立し、いつも虐めていたモチヅキに反抗されたうえにアマミヤ先生特製のアマミヤ・アクメガスをヒラマツによって浴びせられてしまい、それに反応した患者たちからメチャクチャにされてしまった。

最終的には、他の看護師長一派もろとも過去の所業の数々を暴露されて御用となったが、連行される間際でもヤマダのことを諦めていなかった。逮捕後は、刑務所で何故か他の受刑者にキリタニと共にマウントを取っていた。


余談編集

作者のあとがきによると、当初はその個性的すぎるキャラクターや作者自身の精神が不安定だったこともあり、単体で登場させるべきか、「新人の指導役」としてセットで登場させるか相当悩んだらしく、発売当初も非常に不安だったとのこと。また、自作の歌はモチヅキを虐めるシーンでも披露する予定だったが、結局ボツになったことも語られた。ぜひそちらも参照してほしい。


全年齢版編集

ヤンマガwebにて連載されている全年齢版にも、第6話-②から登場。後輩ナースからは出勤表に名前があるのを見ただけで泣き出したり、足音(ちなみに足音も『ネチ』)を聞いただけで言われた暴言を思い出しパニックを起こすほど恐れられている。モデル体型で手足が長く、どこか蛇を思わせると評されており、目つきや裂けたかのような笑い、小言を言う際、「ネチネチ」の効果音が口から細長く出て蛇の舌のようになる演出がされている。


アナンガ・ランガ版編集

アナンガ・ランガに連載されているコミカライズにも四章後半で登場。原作通りモチヅキをいびるが、表情が変わらないままネチネチしていた原作と違い、嘲笑や心配するふりなどその場に応じてコロコロと表情を変えており、さらに悪辣感が増している。モチヅキの精神にとどめを刺した「(自殺を)ほんとうにそうしたら?」の時の顔はまさにホラー。

第六章でヤマダの搾精担当になり本格的に登場。2回目の処置の時点で土下座したり涙するヤマダを見てゾクゾクしていたりとわりと早い段階で気に入っていた模様。ヤマダの悪夢のシーンは伊藤潤二のホラー漫画のようなかなり迫真の演出になっている。また、ヌマジリが原作で触れていた「過去に気に入って虐めていたヤマダに似ている男の子」はタチバナのトラウマである「医療ミスをしてしまった子」と同じで、タチバナの医療ミスはその子を独占したいヌマジリが点滴をすり替えた事で意図的に引き起こされたものと匂わせる描写がある。


淫獄団地編集

センシティブな作品

「あんたもあいつらと同じ変態人妻でしょ?ダンゴムシみたいな恰好で夜な夜なコロコロ転がって…何あれ?変でしょ?どう見ても変態でしょ?自覚ないの?」

バニシング排斥婦人会」副会長。通称「粘着魔」。

その異名の通りというか前作の通り延々と嫌味を言い続ける粘着質な性格であり、会長を務めるキリタニとの息ピッタリのコンビネーションは相変わらず。本作では八尺様の様な白い帽子とドレスに身を包んでいる。第3話及び第5話でシルエットで登場しており八尺様または某貴族にそっくりなキャラが登場していると当時話題になったものの、その正体がまさかまさかの前作で敵対勢力の幹部を務めた彼女であったという事実を予想する者は少なく、前作を知る読者からヌマジリリアリティショックが起きたことは言うまでもない。

初登場時こそサナモリに対して前作のようなネチネチした粘着はしたものの、本作では周囲の人間がさらにぶっ飛んでいるからか、イカヤマの触手趣味に引いていたり、ツジサキの暴走を心配したり、キリタニの癇癪をなだめるなどツッコミ役になる事が多い。

後にキリタニと共に管理人として団地を乗っ取った。


29話にて実はキリタニとヌマジリが人妻というのは嘘でただの性格の悪い独身イキリおばさんだったことが判明。搾精病棟のラストで収監された刑務所にて刑期を満了した2人は最初は団地で二人暮らしをしながら大人しく生きていたものの、プライドの高いキリタニには慎ましい生活が耐えられず、虚言マウントと暴力で団地妻界隈でのし上がり、共にメンバーがアイゼンだけになっていた婦人会のトップに成り上がったという過去があった。(彼女がツッコミ役に回ることが多かったのはおそらくこのためであろう)

2人とも人妻でもなく変態でもないのでリビドークロスは使えない(『搾精病棟』の描写を見れば普通に変態といえるのだが)。ハセガワは自分にはない政治力と残虐性があったので利用していたと語っている。

しかしその後、黒幕である未確認反社会人妻達に呼び出され、憂国商事への斥候としてリビドークロスを与えられた。これによりキリタニと共に合成人妻・パンデモニウムと化し、バニシング排斥婦人会最後の刺客としてヨシダの前に立ち塞がる。

が、ボルタックスーツを得たヨシダに能力を無効化されて圧倒され、人妻ではないのにネザコの能力で無理矢理変態力をブーストされた副作用で死ぬ寸前となり、暴走状態となって男たちに襲い掛かるがボルタッククリーナーで共振石とリビドークロスを浄化され我に返り、ヨシダに諭されて改心したが帰還後に既成事実を作ろうとヨシダに迫っていた。




余談編集

原作者が発表した『無限射精拷問』のエピローグ(発売は『搾精病棟』より後)では、登場人物のT4000羊ボディが彼女によく似た人物と遭遇し、その人物から執拗なネチネチ攻撃を受けたという。同物語では近未来という設定のためおそらくその人物とはヌマジリの子孫であると思われる。後にヌマジリは『淫獄団地』にて人妻(つまり既婚者)として出てくるあたり伏線は回収してるともとれる……

と、思われたのだが前術の通り、本当の彼女はただの性格の悪い独身イキりおばさんであることが発覚した。

あるいは、今後結婚・出産できるということなのだろうか……?


↓実際にT4000が受けた状況

センシティブな作品


関連タグ編集

淫獄団地

搾精病棟 搾精病棟シリーズあとがき

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