プレミアムリビドークロス
ぷれみあむりびどーくろす
A級人妻であるバニシング排斥婦人会が使用している上位モデルのリビドークロス。
B級人妻たちが束になっても敵わない程の強さを誇る。
変態人妻に変身するためにいちいち着替えなくてはならないB級人妻達のクロスと違い、アタッシュケースを開ければすぐに装備可能な仕様になっている。コレに加えて、アイゼンはアタッシュケース自体を虚空から呼び寄せている。
さらに「性癖第二解放」という3日オ×××出来なくなる代わりに爆発的な変態力を発揮できるようになるという切り札がある。
しかし、(ヌマジリ曰く)B級人妻たちのクロスと違い、プレミアムリビドークロスの共振石は複製が簡単ではないようで、量産は難しいとされている。場合によっては『依頼主』から賠償請求されることもある模様。
さらには稀に起きる症状として、共振石が引き起こすせん妄症状により暴走するというリスクもある(そもそも着用者の暴走を引き起こさないリビドークロスはあるのだろうか?)。
Justice(正義魔)
装着者 | ショウダ(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 強化タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆☆ |
防御力 | ☆☆☆☆☆ |
スピード | ☆ |
射程 | ☆ |
拘束力 | ☆ |
肉体強化型のプレミアムリビドークロス。
全身をピッチリと覆うアメコミのヒーロースーツのようなクロス。マスク、マント、正義曼と書かれたベルトも付属。リビドークロスにしては珍しく露出度が非常に低いが、ボディーラインがくっきりと浮き出ている。
固有能力は、攻撃を受けた箇所を瞬時に硬化させる「ジャスティスガード」および筋力を2倍に増強する「ジャスティスパワー」。
使用する技は、地面を攻撃してまき散らした破片で攻撃する「ジャスティスクエイク」および電柱を粉砕する程の威力のある「ジャスティスブロウ」。
攻防ともに最強クラスだが、それ以外は☆1になっている。
防御に関してはクロスの着用部位に入らない頭部には通用するのだが、ショウダが異常な程の高身長のため攻撃を当てにくいため有効なダメージを与えるのはかなり困難である。
スピードに関しては「ジャスティスモービル」を使用することでカバーしている。
性癖第二解放を発動すると露出度が増加してウルトラマンのような姿に変化し、能力が全強化される他、背中に新しくジェットが生えて高速移動が可能になる(詳しくは後述)。
ゴウダとの戦闘においては、ジャスティスガードによりゴウダの人妻空手をノーダメージで受けきる。ゴウダは電柱を盾にして防御したが、ジャスティスパワーで強化されたパンチは電柱を粉々に砕きゴウダに大ダメージを与えた。
ワタナベ、イチノセ、ミズタニの協力で動きを封じ、ゴウダの人妻墜としで戦闘不能に追い込んだかに見えたが、これを耐えきり性癖第二解放を発動させ、飛来する2m30cmの人妻ミサイルとして団地、そしてヨシダに襲いかかる。
スーパー正義マン(性癖第二解放)
装着者 | ショウダ(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 強化タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆☆ |
防御力 | ☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
射程 | ☆☆☆☆☆ |
拘束力 | ☆ |
Justiceの性癖第二解放の状態。
解放前に比べると露出が増え、素肌に紋様が浮き出たウルトラマンのような姿になり、短時間だが高速で飛行することも可能になっている。解放前のスペックと比較するとスピードと射程が上昇しているが服が消失するため防御力は低下している。そのため胴体部分への攻撃も通用すると思われるが、今度はショウダが空を高速で飛行するため攻撃を当てるのが困難という事態になっている。
必殺技は空を飛ぶ自身の体ごと突進する「ジャスティスミサイル」。解放前に使用した「ジャスティスブロウ」も使用可能。
Scapegoat(被虐魔)
装着者 | アンドウ(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 干渉タイプ |
攻撃力 | ☆ |
防御力 | ☆☆☆☆☆ |
スピード | ☆ |
射程 | ☆☆☆ |
拘束力 | ☆ |
他者干渉型のプレミアムリビドークロス。
体部分はニップレスと股間部分以外はほぼ紐のみで構成されているため、あたかも縄で菱縄縛りされたかのようであり、普段の落書きのようにリビドークロス名と腹部に「M」のような模様が記され、頭部に怪電波を出すヘッドホンが備わったクロス。
相手に「S」或いは「M」と書かれたマーカーを張り付け、Sのマーカーを貼られた人物はドS中枢を刺激され、Mのマーカーを貼られた人間を襲撃してしまうようになる。「M」側は標的となるだけでM化するわけではないが、訳もわからず暴力にさらされることになるため、機能としては正しいと思われる。
弩S転換《サディスティック・コンバート》(性癖第二解放)
装着者 | アンドウ(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 干渉タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆ |
防御力 | ☆☆☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
射程 | ☆ |
拘束力 | ☆ |
Scapegoatの性癖第二解放の状態。
解放前に比べると菱縄縛りから開放され、マーカー射出機はメリケンサックへ、腹部の文様が「M」から「S」に、羊の角のような丸みを帯びたヘッドホンが悪魔の角のような鋭い形状に変化し、黒いオーラを纏い俊敏な動きで相手を翻弄する。
必殺技は相手の腹部に連続でパンチを浴びせる「ポンポンクラッシュ」、それを複数の対象へ行う「ポンポンジェノサイド」、リビドークロスの強固な装甲によるガードすらも貫通する「ポンポンランス」。
他にも瞬時にドSモードとドMモードを切り替えて、能力値を攻撃力か防御力の任意の方に極振りすることのできる「瞬速コンバート」も持つ。
アンドウの言葉から察するに、こちらがスケープゴート・性癖第ニ解放の本来の能力である模様。
Revenger(復讐魔)
装着者 | ツジサキ(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 放出タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆ |
防御力 | ☆ |
スピード | ☆☆☆ |
射程 | ☆☆☆☆☆ |
拘束力 | ☆☆☆ |
放出特化型のプレミアムリビドークロス。
魔法少女をイメージしたようなクロス。
ステッキから火・水・風・殴・斬・光・闇・淫の全属性中距離攻撃が可能。
技はそれぞれ炎を放つ「エンチャント・ファイア」、ステッキを股間にはさみ、水を噴射する「スプラッシュオヒヤ」、殺虫剤をまき散らしながらステッキを回転させる「コロリ・ハリケーン」、鉄球を射出する「メガ・ドンキ」、バリカンの刃が付いたハンドスピナーを射出する「バリカンスピナー」、ステッキを股間にはさみ、強い光で相手をひるませる「アオリハイビーム」、ラバーカップ(トイレ掃除のスッポン)で敵の顔面を覆い、視界を封じる「ダークアブソリュート」、敵の股間に電極を射出し、強力な電撃で攻撃する「エクスタシーテーザー」、必殺技はアサルトモードに変形させたステッキを回転させて放つ、回避迎撃不可の全属性魔法「神速レインボーパニッシュ」。
復讐の魔女ツージー(性癖第二解放)
装着者 | ツジサキ(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 放出タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆☆ |
防御力 | ☆ |
スピード | ☆☆☆ |
射程 | ☆☆☆☆☆ |
拘束力 | ☆ |
Revengerの性癖第二解放の状態。
解放前に比べて露出が多い姿……というか、まだ服の体裁を保っていた解放前に対してグローブとブーツ、マント以外はニップレスと辛うじて股間部分を隠す装飾があるくらいでほぼ全裸になる。素肌に紋様が浮かび、髪も黒に変化して魔女の帽子を被り、ツージーステッキの形状もより魔法少女らしいデザインに変化する。
パートナーの淫獣ヘッコ(実態はドローン型爆薬庫)が彼女の受けた仕打ちに応じて出したアイテムで相手を攻撃する。
必殺技は相手にダイナマイトを投げつける「カウンターエクスプロージョンレベル3」、クラスター爆弾(本物の爆弾ではなく、手製の黒色爆薬団子)をまき散らして辺り一面を火の海にするレベル死・「スターダストリベンジャー」、反社が駐屯地から盗んできた本物のC4爆弾にボルト、ハサミ、兎クソ等を練り込んだ極悪兵器を放つレベル殺・復讐レベルMAX「全属性爆弾レインボーC4」。
Great mother(母性魔)
装着者 | アイゼン(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 拘束タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆ |
防御力 | ☆☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆ |
射程 | ☆☆☆ |
拘束力 | ☆☆☆☆☆ |
拘束特化型のプレミアムリビドークロス。
冠に記された梵字は愛染明王を表す。
天女を思わせる羽衣らしきものを身に纏い、搾乳機に接続された哺乳瓶と布団叩きを持ったサブアームが2対取り付けられている。
哺乳瓶には自身の母乳と優しさでできたお薬を混ぜた禍々しいピンク色をした「おりこうミルク」なる謎の液体が容れられており、これを飲ませた相手を洗脳してしまう(ただし、一定時間が立てば正気に戻る模様)。
いないいないばあっで血の涙を流す鬼のような『躾』の形相と普段の穏やかな笑みをした『慈悲』の形相の2つの顔を持ち、瞬時に切り替えることができる。
通常状態で胸が完全に露出してしまっており、その卑猥さはこれまでに登場したクロスの中でもトップ。
暗黒聖母(性癖第二解放)
装着者 | アイゼン(ランクA) |
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レアリティ | A |
属性 | 拘束タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆☆ |
防御力 | ☆ |
スピード | ☆☆☆ |
射程 | ☆☆☆☆☆ |
拘束力 | ☆☆☆☆☆ |
Great motherの性癖第二解放の状態。
解放前よりも更に露出度が上がり、素肌に紋様が浮き出た釈迦如来のような姿に変化する。冠の梵字は鬼子母神の物に変わり、体には黒い蓮の花と蓮の実が付いた触手が生えており、どす黒い笑みを浮かべた『修羅』の形相を露わにする。
薬物による拘束を得意としていることは解放前と同じだが、こちらは筋弛緩剤の散布によって物理的に逃げられなくするという、より直接的な手段で対象を拘束する。
それに加えて解毒剤をちらつかせて自身にすがりつかせる、精神的な拘束が最終目的である。
アイゼンの人間性から鑑みると、モチーフは黒い地母神である可能性が高い。
こういったモチーフもあってなのか、単行本のリビドークロス図鑑にて、着用者のアイゼンは自分の業から逃れられぬ悲しき犠牲者なのかもしれないとされている。
Thousand Eyes(情報魔)
装着者 | ハセガワ |
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レアリティ | A |
属性 | 監視タイプ |
攻撃力 | ☆ |
防御力 | ☆ |
スピード | ☆ |
射程 | ☆☆☆☆☆ |
拘束力 | ☆ |
監視特化型のプレミアムリビドークロス。
レオタードにグローブ、ブーツ、目元を覆うゴーグルにヘッドフォンと、SFチックなクロス。
その周りには3機のドローンが飛んでおり、これに掴まって飛行も可能。
ショウダが所持するプレミアムリビドークロス「ジャスティス」やハイバラが所持するオメガリビドークロス「ヒュプノス」程ではないものの、クロスの露出度は若干低めだが、団地全体に仕掛けられた1000台の監視カメラの映像を全身で感知し、住人たちのあらゆる行動を把握することができる。
サウザンドストーカー(性癖第二解放)
装着者 | ハセガワ |
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レアリティ | A |
属性 | 監視、放出タイプ |
攻撃力 | ☆☆☆☆ |
防御力 | ☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
射程 | ☆☆☆☆☆ |
拘束力 | ☆ |
Thousand Eyesの性癖第二解放状態。
着ていたレオタードスーツの右肩から肘までの辺りと腹の部分の生地が無くなりモザイク状に残るだけと、解放前と比べると露出度が増加し、目元のゴーグルは左目を覆うモノクルになる。
団地に仕掛けてある1000台の監視カメラを三角形のドローンに変形させて戦力として扱う事が可能となっており、ハセガワも出歯亀をするだけの非戦闘人妻ではないと豪語している。
読者からは汚いこれという感想も見られた。
リチウムイオン電池を発火させて物理的に炎上させたドローンを突撃させるという奥の手を持っているが、カメラがオシャカになるという諸刃の剣でもある。このドローンを発火させる時の操作は伸ばした中指を曲げながらクイクイさせる事で行なっている。
偶然かどうかは不明だが、作中に登場したプレミアムリビドークロス4着の内の3着は強化タイプ・射出タイプ・拘束タイプというリビドークロスの最も基本的なタイプの最上位種という立ち位置である。
通常のリビドークロスがプレミアムリビドークロスのデータ収集をするための試作品だったのか、或いはプレミアムリビドークロスが先に開発された原型で、通常のリビドークロスはプレミアムリビドークロスの廉価版なのかは不明。