CV:清水理沙
概要
私立ライム中学校3年生。コタローの先輩にして片思い相手。
サイドの髪を三つ編みにした赤髪ロングヘアの美少女で、十字の閃光のようなシンボルを身に着けている。
中学生ながら相当の巨乳かつ成人男性の真戸博士以上の長身であり、通常時のぷにるとは対照的な容姿。
本人にとっては大きすぎる長身がコンプレックスのようで、水着であってもヘソが出る服を嫌がり、デカすぎて似合う服がないと語る。
誰にでも優しく温和な性格とその美貌から皆が憧れる存在で、学内にはファンクラブが存在している。
放課後はお手伝いとして児童館で子供たちのお世話をしており、小学生とのガチ遊びのために児童館へ通い詰めている遊助とは仲が良く、「麻美ちゃん」「ユウスケちゃん」と呼び合っている。
コタローのモノローグでは「聖母きらら」に“きららせんぱい”とルビを振ったり、それこそ聖母マリアや修道女的なイメージが描かれたりと、若干崇拝混じりの憧れを寄せているものの、コタローが明確なアプローチをしていないせいか、麻美はそうした思いには全く気付いていない様子。
関連イラスト
関連タグ
関連キャラ
巴マミ:名前が「まみ」、中学3年生ながらスタイル抜群繋がり。
金田持子(マウントセレブ金田さん):スタイル抜群のモチーフ元その1。作者のニャロメロン氏も彼女のファンアートをTwitterにアップしている。
サーリャ(ファイアーエムブレム覚醒):スタイル抜群のモチーフ元その2。ファイアーエムブレムヒーローズに実装された際にまえだくん氏もファンアートを描いている。
しかし彼女には裏の顔が……。
概要(裏)
……しかし、第5話(アニメ第2話)で明らかになった彼女の本性は、子供に突然遭遇すると庇護欲・お世話欲を暴走させる母性の怪物。距離感も何もなく急に抱きしめたり抱き上げたりは序の口で、自分を「お母さん」と呼ばせようとしたり、一瞬でも不審者と疑った周囲の人物を見境なく突き飛ばしたり、子どもの反抗期にすら悦びを見出して興奮するなど、何かにつけて狂人じみた豹変を見せる暴れサブヒロイン。
アニメでは声優の怪演もあり、犯罪者一歩手前…どころか余裕でライン越えのホラー描写となっている。つーかアニメのジャンルが違う。
麻美本人もこのような性質をひどく恥じており、剛やんやホネちゃんが「イメージが崩れた」とドン引きする一方で、コタローは「美しい…」と惚れ直している。
この事から読者の間では「雲母麻美」は「母」や「mammy」「雲母(killer/キラー)麻美(mammy/マミー)」にちなんだネーミングではないかと考察されている。
なお、(真意は不明だが)ぷにるに対して新たな扉を開く兆しを見せている。
ホビーを巡る物語の中では、魂の宿ったホビーであるところのぷにるを我が子のように可愛がる一方で、「ホビーはホビーとして扱う」キャラクターに位置しており、特にルンルーン編ではそのスタンスが浮き彫りとなった。彼女が母性をぶつける対象をどのように判定しているのかも、本作のちょっとした謎の一つと言えるだろう。
また、子供が絡むと上記のような暴走はするものの、子供さえ絡まなければ作中でも屈指の常識人であるのは連載が進んだ現在でも守られている。
身体能力
持ち前の高身長もあってか、所々で身体能力が高い描写が散見される。
- 「母性の圧」と呼ばれる強烈なハグはぷにるを決して離さず、コタローを片手で弾き飛ばす腕力を持つ。
- 前年のチャンバラ大会で優勝した麻美は殿堂入りとして祭り上げられ、翌年から中学生の参加そのものが禁じられた。
- 優勝者へのエキシビジョン枠として参加した麻美に挑戦するため、どう見ても出てくる漫画を間違えている地上最強レベルのムキムキ女子小学生が集合。戦慄するぷにるとコタローを他所に平然と庇護対象として扱い「地上最強の母性」と呼ばれる。
- ぷにるが麻美の姿に変身したことがあったが、首から下がムキムキの化け物。コタローはそんな恐ろしい人物な訳がないと否定していたが…
- コタローの夢の中では僧侶という役割を与えられていたにもかかわらず、コタローを片手で弾き飛ばして木にめり込ませる。
- 体育祭の準備に追われていた時は疲労でダウンしていたが、児童館に通えなかったことへの精神的な疲労(本人曰く栄養不足)であり、チアリーダーぷにるの応援で即座に元気を取り戻す。文化祭ではあらゆる部活の手伝いに追われていたが疲れる様子すら見せていない。
- 宝代にコンバットナイフを投げつけられても全く怯まずにガンを飛ばし合う。今のところ直接的な戦闘には至っていないが…
アニメではぷにるの顔面にガラガラを突き刺した勢いで廊下の奥まで吹き飛ばし、後退りして逃げようとするぷにるに四つん這いの姿勢から高速移動して追いつくという妖怪じみた演出が追加された。
ワルイプニルもアニメでは真戸博士を片手で掴んで空の彼方に放り投げるという演出が追加されたが、麻美は頭上で展開したワルイプニルの6本脚の一つを高速でよじ登って飛び掛かり、校舎の4階あたりまで共に吹き飛ぶ。
飛行能力で逃れようとするワルイプニルに抱きついたまま共に屋上まで移動、母性の圧で両腕ごと上半身が千切れそうになるまで締め上げてコアの磁石を押し出したが、結果的に飛行能力を失ったぷにるを屋上から転落させてしまった。
庇護対象
コタローの好感度アップ作戦に従って迷子の小学生を装いながら近づいてきたぷにるを「保護」し、母性の圧でぎゅうぎゅうに凹ませて以降、事あるごとに過剰なスキンシップをとってはぷにるをしかめっ面にさせている。
砂鉄を誤飲してワルイプニルと化したぷにるに唆されて欲望を解放した際には、ワルイプニルの「反抗(イヤイヤ)期」に興奮して狂乱混じりのハグを仕掛けており、コアになっていた磁石を押し出して結果的に騒動を収めたりもしている。
ぷにるの「おかーさん」を自認しているため、学術的な興味からぷにるの組成を調べようとする真戸博士に「子供の健康診断は必須」「正しい知識を持っておきたい」との観点から同調し、たまに助手のような仕事を手伝っている様子。
博士と共にいる時は制服の上に白衣を着て行儀よくボタンを留めているが、胸から上が大きすぎて入りきらずに飛び出している。
宝代の策略でコタロー達と共にルンルーンリゾートに招かれた際、寝る前に絵本の読み聞かせをしてもらっていることを知った瞬間にスイッチが切り替わったらしく、「御金賀さん」から「アリスちゃん」呼びに変わり、学校でも自分から絡みに行くようになる。アリスの専属メイドとしての矜持を持つ宝代との間には不穏な空気も……。
登場時から一貫して「アリスのホビー」「ぷにるのお気に入りの人形」として扱ってきたが、自我を得た場面に立ち会ったことで狂喜し、「ルンルちゃん」として認識。抵抗する術を知らないルンルを好き放題に甘やかしている。
家族
54話で判明。
雲母舞香
小学1年生で7歳の妹。一家の中で一番まともだが異世界転生の影響を受けている。
雲母照
専業主夫。一家で最年長だが童顔かつ背が低いので小学生と間違われがち。
雲母桜花
母親。体格も性格も娘とほぼ同じ。
関連イラスト(裏)
関連タグ(裏)
※中学生です 変態 変態という名の淑女 変態淑女 残念な美少女
関連キャラ(裏)
アイゼン:一見すると麻美同様に母性あふれる優しい女性だが、その実態は敵対勢力の一人。「母性魔」の二つ名を持つ通り、麻美と同等に暴走した母性の持ち主で、彼女とは別ベクトルの変態人妻である。先述の本性が発覚してからあろうことか原作サイドが反応してしまった。しかしその実態は聖母を装う常軌を逸したモンスターペアレント(毒親)そのもので、作中で「過剰な教育は児童虐待である」と断言している麻美とは決して相容れない存在と言える。
ニコ・ロビン:公式スピンオフギャグにて、かわいいもの好きの度を通り越し、幼児化回では麻美と同等以上の母性魔と化していた。
睦嬉里:『イチゴーキ!操縦中』の登場キャラクター。普段は動物を愛でる美少女だが、その実態は麻美と同等に暴走した母性の持ち主で、動物好きなあまりに母性を抑えられなくなり暴走するという、麻美とは別ベクトルの母性魔である。また、偶然遭遇したヒロインに執着する点も麻美と共通する。
スーパークリーク(ウマ娘):こちらもこちらで母性が凄まじすぎるお姉さんであり、そこから転じてファンからは『でちゅねの悪魔』だの『走る西松屋』だのと呼ばれる程のやべーやつである。
ジュエリー・ボニー、アイン、吸血鬼アンチエイジング、大倉燁子、アレッシー:年齢操作能力を持つキャラクター。能力によって対象を若返らせ幼児化させられるため、ある意味彼女と会わせてはならない。