「負けたら呪うわ」
プロフィール
※1…ライブラリー出演
※2…2015年12月に阿久津氏が声優を引退したことによる変更。
概要
イーリス聖王国とあんまり仲がよくないペレジア国の呪術師。目を逸らしているかのような表情と前髪ぱっつん、そして黒髪のロングヘアが特徴。呪術師らしく、陰湿で嫉妬深い性格をしている。
最初は敵だが、イーリスとペレジアの対立に興味はまったくないため、説得すれば仲間になる。
とある人物を一目で気に入り、見つからないように常にあとをつけているらしい。
ただし、説得についてはその人物で行うことは出来ず、どの段階で気に入ったのかは全く不明。熱中すると病的な行動を見せるタイプだが、頼みを快く聞き入れたり相手の発言を素直に受け止めたりする一面もある。
また、娘の話によると、未来の世界では彼女の夫は例外なく尻に敷かれているようである。
ところで、実は彼女はクロムの率いる軍の中で一番、スタイルが良いらしい(名簿より)。
ゲーム内のグラフィックでは本を抱えているので体の全容はよくわかりづらいが、パッケージイラストの左下や戦闘シーンを観ると全身黒タイツの下に黒ビキニと実に妖艶な衣装を着ていることがわかる(ただし、リズ(「シスター」)のクリノリンと同様に女キャラクターを「ダークマージ」にすると全員服装はこんな感じになる)。
公式サイトで行われた人気投票では女性部門の第3位にランクイン。11月に配信された新マップ「絆の夏」にてなんと水着のイラストが披露された。スタッフのファンサービスと遊び心に頭が下がる思いである。
水着イベントそのものはある意味同時受賞のティアモいじりの一環である気がしないでもないが、このマップ限定でそのティアモなどとの会話もあり、そちらでは今更ながらにあることに気づくことになる。ていうか気づいてなかったのか…。
ちなみにこの水着イラストは前からではなく後姿なのだが、これでも海外ではまずかったのか海外版ではさらに規制が入っている。
ゲーム中は、魔道士系でありながら意外なことに守備力が伸びやすい兵種(「ダークマージ」)の特性のおかげで気軽に前衛にでき速さも伸びるが、幸運が伸びづらいので必殺には注意。技に至っては成長率が最低クラスなので、ダブルなどで補う必要がある。
ある程度のダメージは「リザイア」の魔道書を利用すれば回復できるので、長期戦にはなかなか強いキャラである。
上位職である「ソーサラー」の「復讐」のスキルを使うならば、リザイア戦法は非常に有効である。
更に意外なことに、アーマーナイト系に兵種変更も可能で、自慢の守備の底上げを狙うことも可能。また娘と同じアーチャー系にも兵種変更が出来、伸びにくい技の補強も可能。
限界補正はそれぞれ
HP:0 力:0 魔力:3 技:-1 速さ:1 幸運:-3 守備:1 魔防:0
となっている。
見て貰えばわかるが、命中に非常に難がある。特に技は下降補正だけでなく、成長率自体が最低クラスなので、「技+2」と「命中+20」は是非とも習得しておきたい。
力の限界補正がマイナスになっていないので、愛しのルフレと同様に剣と魔法の両方が使えるダークナイトになるのも悪くない?
幻影異聞録♯FE
若者に絶大な人気を誇るミュージシャン、黒乃霧亜をマスターとするダークマージのミラージュ。戦闘時にはスタンド付きマイクの形状をした杖に変化する。
呪術をはじめ、『ウタロイド・TIKi』の制作にも携わるなどフォルトナ事務所の皆を陰からサポートする存在。
ヒーローズ
前任者の引退に伴って、今作から中の人が変わった。ダメ絶対音感の持ち主曰く「ヒーローズからのサーリャは高音のハスキー」との事。
物陰の闇使い サーリャ
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | ラウアブレード+→サーリャの禁呪(専用) |
奥義 | 復讐 |
A | 飛燕の一撃3 |
C | 魔防の紋章3 |
初期から登場。
ステータスは攻撃と速さは高めでそれ以外は低い。
受けたバフの数値を攻撃に上乗せするラウアブレードを持つ。飛燕の一撃があるため、追撃は取りやすい。
耐久面は守備魔防共にないので一撃でも貰ったら致命傷は避けられない。
2019年2月のアップデートで専用武器、無双でも使っていた「サーリャの禁呪」が登場。ラウアブレードの上位互換でデメリットの奥義が出にくい効果は消えた。特殊効果錬成は周囲2マスの敵は戦闘中、攻撃速さ-4。これでデメリットが無くなって追撃しやすくなる個性を得た。
2024年8月に夢の国アルフの装束を身にまとった神装英雄となった。
「普通の女の子」サーリャ
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔法/重装 |
武器 | 燭台+ |
奥義 | 氷蒼 |
A | 近距離反撃 |
B | 迎撃隊形3 |
C | 赤魔の技量3 |
2017年12月に実装されたクリスマス特別バージョン。
通常版とステータスを比べるとHP、守備、魔防が上がったが速さは落ちてしまった。
燭台は敵から攻撃された時のみ戦闘中、全ステータス+2の構え系効果。
しかも近寄られても反撃できるため受け性能が高い。遅さは迎撃隊形でカバーする形になっている。
そして何より目を引くのはその衣装の露出の高さ、なんと冬なのにビキニ姿のトナカイのコスプレという紳士な召喚士総立ちな衣装である。だが本人は寒くはないらしく、むしろ周りの方が寒そうだと言う始末。おまけにこの軽装備で重装ユニットなのだから見た目詐欺もいいとこである。
また台詞から分かるようにこのサーリャは「普通の女の子」を意識したキャラを作って振舞っており、それが逆に見た目の異質さに拍車をかけている。
熱情の花嫁 サーリャ
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | ムスペルの炎花(専用) |
補助 | 攻撃速さの応援 |
A | 攻撃速さの絆3 |
B | 速さの共謀3 |
2018年5月からの超英雄で花嫁姿になったサーリャ。
通常版とステータスを比べると攻撃が少し高くなったが守備は落ちてしまった。
専用武器は周囲2マス以内の味方の数×2分、攻撃速さが上がる。さらにひとりでも隣接していると攻撃速さの絆で+5と仲間のサポートで強化されるという花嫁らしい性能。また速さの共謀により応援系補助スキルを使用するかされると直線状の敵の速さを下げられるというサポート性能も持ち合わせる。
2021年10月のアップデートで錬成武器対象に。周囲三マス以内に範囲が広まるが攻撃だけに絞られた。そして周囲三マス以内に味方がいると攻撃+5と味方の人数分×2だけさらに攻撃が上がるようになる(最大9)。速さの方は周囲三マス以内にいると戦闘中、速さ+5に変更。
特殊錬成効果は周囲三マス以内の敵はスキル所持者の周囲三マス以内の味方の数に応じて速さ魔防が最大-6に下げる効果。これで味方が周囲にいると攻撃と弱体化を両立する新たな個性を得た。
実装して間もない頃に「一定条件下でサーリャが応援スキルをかけると画面外に飛んでいっていなくなる」というバグが発見された。本作ではバグは滅多に起きず、これ程の明確なバグは初めてであったため話題となった。
華呪まといし灯姫 サーリャ
属性 | 緑 |
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兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | ペレジアの燭台+ |
奥義 | 血讐 |
A | 鬼神飛燕の一撃3 |
C | 速さ魔防の牽制3 |
2021年1月からの超英雄で約二年ぶりに登場。自国「ペレジア」のお祭り衣装を身に纏った。
今までのサーリャのステータスを比べるとトップクラスの攻撃と速さだが守備は一番低い。
ペレジアの燭台は孤立していると戦闘中、敵の攻撃魔防-5、かつ敵が攻撃魔防のデバフを受けていれば、戦闘中敵の攻撃魔防のデバフ数値分、さらに減少。デバフを付与されているとさらに倍のデバフが追加されて大幅弱体化。インバースやローロー、マクベスなどといった武器効果にデバフ付与や弱化に変える武器や大共謀系と封印系の効果と相性がピッタリ。しかも見た目に反してスキル継承が可能。
守備と魔防は両方紙耐久なので有利な青属性でも怪しい。飛行特効を突かれると一発で撃墜。
また暴走アイクやイドゥンのデバフ無効やステータス反転のユニットは相性は最悪。自身はターン開始持にデバフを付与する効果を持ってないので継承するか味方に任せるかは召喚士次第。
2022年6月のアップデートより、ミニユニットのデザインが若干変更され目元に影が付くように変更される。コレは「普通の女の子」を意識しているクリスマスバージョン以外のサーリャ共通のデザイン(比翼ソニアと一緒にいるサーリャにも目元に影が入っている)なので、今までペレジア版だけ影が無かった事を指摘されていたからだと思われる。
渚の呪術師 サーリャ
属性 | 青 |
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兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | 硝子の小鉢+ |
補助 | 引き寄せ |
B | 速さ魔防の遠影3 |
C | 攻撃速さの大開放3 |
2023年7月から二年半ぶりに超英雄で登場。星4からも排出される。
ペレジア版のステータスを比べると攻撃速さは上がっているが魔防は少し落ちてしまった。
硝子の小鉢はHPが25%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+5かつ自分のHP25%分、敵の攻撃速さが減少(最大10)して戦闘後、HP10回復。弱らせて戦うサーリャらしい効果。
紙耐久は健在なので騎馬特攻を喰らえば為す術無し。
これでリンに続いて全兵種コンプリートとなる。
物陰の忍 サーリャ
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | 呪い忍者の忍法帳(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 鬼神飛燕の掩撃 |
B | 共鳴の黒魔法4 |
C | 守備魔防の紫煙3 |
2024年11月の超英雄で引き続き登場。
専用武器は再移動(マス間の距離、最大3)とキラー武器効果に加えてターン開始時、自分のHPが25%以上の時は自分と周囲2マス以内の味方に攻撃速さ+6かつ赤の呪い、奥義カウント変動量+1を付与。
そして自分から攻撃した時は二回攻撃と攻め立て効果。
もう一つは自分から攻撃するか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、攻撃速さが速さの20%+6分増加
新たな状態『赤の呪い』は周囲三マス以内の敵は戦闘中、速さ守備魔防-4の大牽制と同じ範囲のデバフ。攻めに特化したサーリャで無理矢理絶対追撃と攻め立てで4回攻撃を放つ。
一撃系効果の新たなグレードアップ版が登場。発動条件に変化は無いが共に+8へ強化し、新たに絶対追撃が追加。新たにバフを除く有利な状態が2つかデバフを除く敵の不利な状態異常が2つ付与されていると固定ダメージ+5。有利と不利で強くなる一撃系効果。
因みに初登場の「掩撃」の読みは「えんげき」である。既に炎撃で同じ読みかつAスキルがあるため、記述の際は注意しよう。
無双
DLC第3弾「ファイアーエムブレム 覚醒」パックを購入することでウード・オリヴィエと共に使用できるようになる。
クラスはダークマージ→ソーサラー。
専用武器は「サーリャの禁呪」という本作オリジナルの魔道書。
ルフレと同じタイプの魔道士で、ルインやゲーティアといった原作でもお馴染みの闇魔法やエルウインドやトロンなども使用する。無双奥義ではリザイアを使用し、巻き込んだ敵からHPを吸収する。キャラクタースキルの「破滅の誓約」がスリップダメージを伴うものなので、リザイアの回復効果が非常に重要な役割を果たしている。
余談
そのスタイルの良さとプレイヤー人気の高さからシリーズ初の公式スケールフィギュアが発売された。
聖戦の系譜の頃にもフィギュアが発売された事はあったが、あくまでトレーディングフィギュアの範疇であり、明確にスケールフィギュアが出たのは彼女が初であった。
非常に完成度が高く、売れ行きも良かった為、後に様々な歴代キャラクターのスケールフィギュアや、figmaやねんどろいどが発売されるに至った。
彼女の人気がシリーズ全体に大きな転換点を与えたエピソードである。
カタリナとの関係がファンの間で話題になる事があるが、覚醒のDLCを使用した際やFEHの外伝での共演時に特別な絡みは無い。
あくまでファンによる考察や願望の域を出ないものであり、公式設定ではない事に注意。
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