「くっ……血が騒ぐ…っ!!」
「力が暴走する……!」
プロフィール
概要
遥かなる時を超えた世界、つまり未来からやってきたリズの息子。現世に命を授かりし時より持つ天命、要するに初期兵種は剣士。
クロムの甥かつルキナの従弟で、言うまでも無くイーリス王家の血縁者であり、覚醒の時代では「英雄王」とされるFEシリーズ初代主人公マルスの末裔である。
リズとの対面時には聖痕に関する話が聞ける。母親であるリズには聖痕が無いのに対し、彼にはしっかりと体現していることもステージクリア時の会話で聞ける。聖痕が現れているのは腕との事だが、左右どっちなのか正確な位置は不明。
ルキナ曰く変わった子である、とリズに伝えられるが、その正体はファイアーエムブレムシリーズに於いては極めて異例な厨二病・邪気眼キャラクターである。
初登場するや否や、「力を抑えられない」等ともはや厨二病のお約束とでもいうべきセリフを次々と言い出し、敵からも(色々な意味で)ヤバイ奴と認定される。「軍の中で一番、よく血が騒ぐ。」という説明からも、その頻度の高さを窺い知れる。
なんでもこうなった理由は最初は主人公っぽい性格にしようと思ったがシンシアとキャラが被り変更した結果だとか。
根は案外真面目で面倒見のいい少年だが、このセンスを理解できない周囲の人からは危険人物扱いされるのもお約束である(あるいは「もういい年なんだから」とか)。ただ従姉のルキナだけは彼の独特の言い回しの意味を正確に理解できるようだ。更にアズールとの支援会話では必殺技名や自身の設定などを纏めた所謂黒歴史ノートのようなものを所持している事も分かっている。
ウードが会話している時プレイヤーは飲み物を口に含まないことを推奨する。彼の支援会話等に台詞のはじめに流れる厨二ボイスが真面目な台詞や感動できるシーンを台無しにする場合があるため吹くこと請け合いである。
支援会話でも全体的に厨二病的な発言を繰り返すが、母親相手には逆に振り回されている節がある。
またルキナ相手には厨二病的発言を控えているらしい。その理由のひとつに、ルキナが王族である、ということがあるらしいが、彼も一応王族である。件のルキナはというと、厨二病発言は結構好きらしい。ただ、ルキナが調子に乗ってファルシオンの名前を変えようとしたときにそれを制した台詞は、単に厨二病ではない一流のポリシーを感じさせられる。
クロムから教わっていると明言されているルキナとは異なり、誰から教わったのかは不明だが、我流の混じったイーリス王家の剣術の使い手。伯父であるクロムも、ウードを仲間にする際、その剣術に着目して声をかけている。
得意技には聖魔剣ホーリーデビルソード、レイジングファイアーソード、ブルーフレイムソード等があり、武器に(大抵長ったらしい)名前をつけるのも趣味の一つ。
今回は武器練成の際好きな名前を付けられるため、やりたい人はどうぞ。とはいえ、文字数制限(8文字)はあるため彼のセンスを叶えることはやはり困難か。
ちなみに、彼の加入章で特定の村人に彼が話しかけると専用武器「ミステルトィン」を手に入れることができる。ミストルティンではないため、威力はそれ程高くは無く鋼の剣と同程度の性能。但し錬成出来る。ちなみにミストルティンは本編中では手に入らないが追加DLCの無限の神器で入手可能。というかトィンはどう発音するのだろうか。
剣Lv. | 耐久度 | 威力 | 命中率 | 必殺 | 射程 | 特記 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミステルトィン | C | 35 | 8 | 85 | 10 | 1 | ウード専用、技+1 |
ミストルティン | A | 25 | 14 | 85 | 15 | 1 | 技+5 |
子供世代であるため総合的なポテンシャルは高いが、母親が魔法系なので剣士として大成できるかは父親頼みになりがち。魔力が高い場合サンダーソードを持たせれば遠近両方それなりに使える。リズをダークペガサスに育てて疾風迅雷を習得し、引き継いでおくと(男性である彼は自力で習得できないので)何かと役に立つ。
ちなみに必殺カットイン時の台詞のひとつ「喰らえ…必殺!!」が他のキャラと被る。そのキャラは言うまでもなくリズ。カエルの親はカエルだった。
公式人気投票では男性部門において、首位となる主人公クロムに次ぐ第二位を見事獲得しており、高い人気を誇るキャラクターである。まさに愛される厨二病である。
次作『ファイアーエムブレムif』にはオーディンという彼に容姿が非常に似ているキャラが居るのだが…
誕生日は2008年にシリーズの第5作目『ファイアーエムブレム トラキア776』がWii・バーチャルコンソールで配信開始され、2010年にシリーズの第12作目である『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎』が発売された日である。
ヒーローズ
力を封印せし者 ウード
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | ミステルトィン(専用) |
奥義 | ブルーフレイム |
A | 攻撃守備の絆3 |
B | 怒り3 |
C | 速さ守備の紋章2 |
2018年10月23日から登場。第2回英雄総選挙で男性12位・総合26位を取ったことによる、未実装のキャラの中から選ばれた第2回英雄総選挙の特別実装枠となっている。
既に参戦している母はもちろん、別世界で活動している自分自身とその娘や本家ミストルティンの使い手である親子との夢の競演が可能となった。
肩書は聞き覚えがあるものとなっており、数年後に似たような立場の二人も通常版では同じ様な事になった。
専用武器の「ミステルトィン」は奥義カウント短縮効果に加え、戦闘中に相手から攻撃を受けた時に奥義カウントの変動量が+1される。
奥義の「ブルーフレイム」は10ダメージを加算し、自分が味方と隣接している場合はさらに15ダメージが加算され、合計25ダメージの加算がされる。加えてBスキルに怒りも持っているため奥義ダメージを稼ぎやすい。名前からして専用奥義に見えるが、「ブルーフレイム」は「緋炎」の習得が必須な継承可能な奥義である。
奥義に関係するスキルを多く持つが、攻撃守備の絆も持っているので隣接させる味方に鼓舞・紋章系のスキルを持たせて火力の底上げを図りたいところ。
2021年10月のアップデートで錬成武器対象に。敵のHPが50%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+5に上がる効果が追加。特殊錬成効果は周囲三マス以内に味方がいる時にも戦闘中、攻撃速さ+5かつ奥義発動時、自分の体力が減少している分、ダメージに加算する。
最大で30までだが怒り3が発動していると合計+40。そしてブルーフレイムが加わると合計+65と洒落にならない固定ダメージが。これで攻撃と速さに磨きがかかり、体力が減っていると真価を発揮する新たな個性を得た。
愛と花の戦士 ウード
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/騎馬 |
武器 | 感謝の花の槍+ |
奥義 | ブルーフレイム |
A | 攻撃速さの絆3 |
B | 救援の行路3 |
2022年2月からの超英雄でウードでは初の超英雄。星4からも排出される。
通常版とステータスを比べると攻撃と速さが上がった。
感謝の花の槍は敵から攻撃された時、または戦闘開始時に敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃速さ+5かつ敵の絶対追撃を無効。絶対追撃封じや守る事に適しているが攻撃と速さ以外はともかく、守備と魔防はお世辞と高いと言えるステータスではないので別武器に変えるのもあり。
星4でレアなブルーフレイムが入手可能だが星5に覚醒しないと継承できないので注意。
ファイアーエムブレム無双
ストーリーモードの序盤から登場するが、NPCなので操作は不可能だった。
オボロやゼロと同様に発売前には告知されていなかったので、彼の登場に驚いたプレイヤーも少なくないのではないだろうか。
2018年3月29日配信開始のDLC第3弾「ファイアーエムブレム 覚醒」追加パックを購入することでオリヴィエ・サーリャと共にプレイアブルキャラとなる。
クラスは剣士→ソードマスター。
専用武器は「ミステルトィン」。
素早くも力強い剣技が特徴で、奥義では様々なオーラを纏った必殺技を繰り出す。
奥義を除く攻撃のモーションはリョウマと同じ。
彼が敵として登場する際のムービーでは崖の上に立っている。たとえそこが屋内だろうと関係なく崖の上に立っている。
今作では、後の彼と関係のあるキャラと共演することになった。彼らとは絆会話やデュアル奥義で専用の掛け合いが存在する。