概要
ファイアーエムブレム覚醒に登場するミストルティンの紛い物。
外伝5章「伝説の継承者」に於いて特定の村人にウードで話しかけることで入手することができる。
ウードは伝説の魔剣ミストルティンと信じて疑っていないが、その際に泥棒対策として作られた偽物の剣であると村人が述べている(ただし、ウードはすでにそれを聞いてはいなかった)。性能としては鋼の剣を少し強力にしたもの、と言ったところ。ウード専用装備であり他のキャラクターは装備できないが、必殺率と技が若干増えるのがメリット。
ちなみにミストルティンは聖戦の系譜で登場した魔剣であるが、本編中では登場せず、「いつの間に通信」機能を用いたアイテム配信によって、1本のみ入手できる。追加DLCで無限の神器を購入しているならばたまに入手できることがあり、何度でも挑戦できるので運さえ良ければ何本でも入手できる。しかしながらこちらの方も泥棒対策なのかミステルトィンが登場することもある。
同じ偽物とはいえ普通の剣として使うことができるため、強制的に1ダメージ固定になる某RPGのエクスカリパーよりは圧倒的にマシであろう。
ちなみに、錬成は可能であるため、威力を5段階、必殺を2段階上げる事でほぼミストルティンと同じ性能にする事は出来る(流石に技+5はどうしようもないが)。武器の名前を変える事もできるので、自身のセンスをフルに活かして、ウードにピッタリな武器名を付けてあげるのもまた一興である。
性能比較
剣Lv. | 耐久度 | 威力 | 命中 | 必殺 | 射程 | 特記 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミステルトィン | C | 35 | 8 | 85 | 10 | 1 | ウード専用 技+1 |
ミストルティン | A | 25 | 14 | 85 | 15 | 1 | 技+5 |
ファイアーエムブレムif
ウード改めオーディンの娘、オフェリアの専用武器として同じ名前の魔道書が登場する。
何故同じ名前なのかと言うと、オフェリアが仲間になる外伝「究極最強の魔書」で、究極最強の魔書が存在しないことを知りしょげていた娘に対し、父が名もなき魔道書を購入し「お前の好きな名前をつけるがいい・・・!」と言ってプレゼントしたところ、娘がミステルトィンと名付けたためである。
その名を聞いて驚愕する父に対し、娘は「『超絶必殺神名の書』(ウードの黒歴史ノート)に書かれた武器の中で、他の武器と違ってこの武器だけは何一つ凄いことは書かれていなかった。あまり良く切れないし、すぐ手からすっぽ抜ける。けれど、私はこの武器が一番好きだった。(要約)」と返している。
普通に購入してきた割にはメインウェポンとして申し分ない良性能武器であり
技・魔防+1とちゃんと本家ミストルティンと同じ個所の能力が上昇する
強い武器には何かとデメリットがついてくる今作では珍しい「単純に強い武器」である。
魔道書Lv. | 威力 | 命中 | 必殺 | 回避 | 必殺回避 | 射程 | 特記 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ミステルトィン | 専用 | 9 | 70 | 10 | 0 | 0 | 1-2 | オフェリア専用 技・魔防+1 |
ブリュンヒルデ | 専用 | 10 | 80 | 5 | 0 | 10 | 1-2 | レオン専用 装備中技%で敵の魔法半減 |
買いたての状態で既に神器と比べても遜色ない性能のため、オフェリアが使い込んで改良すれば
いつの日か近藤勇の虎徹のように伝説になる日が来る・・・かもしれない
ファイアーエムブレム無双
コーエーテクモゲームスとのコラボゲー『ファイアーエムブレム無双』におけるダウンロードコンテンツ『覚醒パック』にて、当初NPCとして参戦していたウードが本格参戦。
ミステルトィンもウードの専用武器として登場している。
ただし、この武器を手に入れるためには『ヒストリーモード』のDLCマップ『伝説の継承者』を進めなくてはならない。
しかも入手できるステージは他の専用武器入手ステージとは一線を画く内容だったりする。
- 基本的にモブ兵が担当する『味方指揮官』にマップ上で原作における『ミステルトィンをくれる村人』役のシーダが充てられている。
- 基本的に専用武器は最初から持っているか入手できるステージで総合成績Sランクを取らないと入手できないが、この『ミステルトィン』だけはクリアするだけで入手できる。(ストーリーに武器が絡んでいるから仕方ないのかもしれない)
なおこのステージは敵兵に弓使いが多い上、上述の味方指揮官だけでなく本拠地を守る砦兵長もペガサスナイトというかなりの難所。油断しているとあっさりとゲームオーバーになってしまう。
試練を乗り越え、プレイヤー自身のプレイスタイルやウードの能力値に合った特性を錬成してやれば他の専用武器に引けを取らない名刀に変貌するので入手したら是非とも頑張ってみてほしい。
ヒーローズ
ヒーローズではウード専用武器として登場。奥義が発動しやすいキラー効果と攻撃を受けると奥義カウント変動量が増える効果を持つ。聖戦のエルトシャン、アレスの専用武器である本家ミストルティンと比べても遜色ない性能となっている。
またオフェリアの専用武器として「魔書ミステルトィン」も登場。こちらは奥義が発動しやすいキラー効果に加え、味方に魔導ユニットがいると奥義コストが減る効果を持つ。
関連タグ
近藤勇(偽物の名刀を武勇によって本物とした人の例)