本項ではファイアーエムブレムのマルスについて記述する。
ローマ神話のマルス、その他キャラクターのマルスについては「マルス」を参照してほしい。
クラス:ロード
「僕は負けるわけにはいかないんだ!」
概要
ファイアーエムブレムシリーズの『暗黒竜と光の剣』および続編『紋章の謎』、そのリメイク作『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』の主人公。
アカネイア大陸の中央より西寄りに位置するアリティア王国の王子。生年はアカネイア暦588年。アリティア建国の父である英雄アンリの弟の曾孫にあたり、家宝の神剣ファルシオンを受け継ぐ。
大陸全土を揺るがした「暗黒戦争」「英雄戦争」という二度の戦乱に巻き込まれるが、多くの仲間たちに恵まれ苦難を乗り越えていく。
戦乱の功績や後世の統治から「スターロード」「光の王子」「英雄王」などとも呼ばれる。
一人称は「ぼく」と「わたし」、二人称は「きみ」と「あなた」。優しく温和だが強い意志を持ち、誰よりも仲間想いな性格。
「個の英雄」と呼ばれた初代国王アンリに対しマルスは「群の英雄」と呼ばれるように、人を惹きつけ彼らを率いる資質に優れる。彼の人柄を慕い、仲間となる敵キャラクターも多い。
上記の文武両道かつリーダーシップに優れる事から、いわゆる生徒会長のような存在で、ファイアーエムブレムの世界観を決定付けた記念すべき初代主人公であり、その特徴は後の主人公たちに長く受け継がれている。
ファイアーエムブレムヒーローズの人気投票企画『英雄総選挙』では暗黒竜バージョンのマルスが男性部門6位にランクイン。紋章の謎は海外未発売であるため他のキャラは伸び悩んでしまったが初代主人公という知名度の高さで上位に名を連ねた。ちなみに紋章バージョンのマルスは17位であり合算すると4位の子孫を上回る結果であった。第二回では暗黒竜バージョンが3位にランクアップ。紋章バージョンと合算すると2位を上回る。上記4作が合算になった第三回では、中間発表2位になるも次点に逆転されて3位。第四回も新作発売により三度目の3位と入賞を逃す。しかし第五回でようやく2位を獲得して特別衣装バージョンが実装された。
クラス・ユニット性能
4作ともクラスはロードで、昇格(クラスチェンジ)はできない。
装備武器は剣で、専用武器は初期装備のレイピア(SFC版紋章の謎のみ踊り子・フィーナも使用可)と神剣ファルシオン、初代のみメリクルレイピア。
専用アイテムの「ファイアーエムブレム」を手に入れると、宝箱を開けることも出来るようになる。(理由についてはここでは割愛)
なお、SFC版以降は輸送隊も兼ねており、彼もしくは彼に隣接したユニットは輸送隊とアイテムをやりとりできる。
全てのマップで部隊リーダーの役割を果たし、彼専用のコマンド「制圧」によってマップクリアとなるが、彼が戦死してしまった時点でゲームオーバーとなる。
ユニットの性能としては、特筆すべきところはない。
作品にもよるが、マルスは特別強いユニットとはいえないキャラクターである。
全登場作品を通して見ると特に幸運が伸びやすいのだが、戦闘に直接関係する力や守備などの成長率はさほど良くはない。
また、クラスチェンジができないので成長の機会が少ないこともあり、ゲーム中に目立った活躍をするユニットにはならないことが多い。しかし…
主人公のくせに、と初心者は思う。
だけど、それは間違いだ。
彼は決して強く無い。
だからこそ、彼を助ける仲間がいるのだ。
彼を助ける仲間をマルスの方が助けなければならない場面もある
(ファイアーエムブレム用語辞典wiki マルスより引用)
『暗黒竜』のみ、メリクルレイピアを装備していると稀に成長率が上がる(レベルアップでステータスが上がるときの+1が、稀に+2になる)という措置があるが、あまり期待はできない。
『新・暗黒竜』および『新・紋章の謎』ではクラスチェンジ不可の兵種はLv上限が30になっており、ロードも勿論その恩恵を受けている。そのため、リメイクでのマルスの最終的な成長はレイピアを手に、仲間に襲い掛かる敵のソシアルナイトやアーマーナイトを相手に戦う事で、マルス自身も仲間達を助ける事が出来るようになる程になる。マルスの成長率がHP・力・技・速さ・守備もそこそこ伸びるようになった『新・紋章の謎』はなおさら。
Lv16からは上級職と同等の扱いにされる(闘技場で出てくる敵が上級職に変わるため)。
主な人間関係
血縁
名前 | 続柄 | 身分 |
---|---|---|
コーネリアス | 父 | 第4代アリティア国王 |
リーザ | 母 | アリティア王妃 |
エリス | 姉 | アリティア王女 |
マリウス※ | 祖父 | 第3代アリティア国王 |
マルセレス | 曽祖父 | 第2代アリティア国王 |
アンリ | 曽祖伯父(曽祖父の兄) | 初代アリティア国王 |
エメリナ | 子孫 | イーリス聖王国女王 |
クロム | 同上 | イーリス王子 |
リズ | 同上 | イーリス王女 |
ルキナ | 同上 | 同上。クロムの娘 |
ウード(オーディン) | 同上 | リズの息子 |
オフェリア | 同上 | オーディンの娘。暗夜王国在住 |
(その他、子孫であるクロムの結婚相手によっては「マーク」、「シンシア」、「ブレディ」、「デジェル」、「アズール」が子孫になる事がある。
また、アズールが子孫となる場合、その娘である「ソレイユ」も子孫という事になる。)
※インテリジェントシステムズの旧公式サイトに記載
- 逃げ延びてきた彼をかくまったタリス王国の王女・シーダとは相思相愛の仲。英雄戦争終結後、正式に結ばれる。
- アリティア宮廷騎士団隊長のジェイガンは教育係。英雄戦争では戦線を退き、軍師モロドフに代わって相談役になる。
- アリティア貴族出身でありカダインへ留学中の魔道士マリクとは幼馴染の親友。
- マケドニア白騎士団のカチュアから片思いされているが、全く気づいていないようである。
- 神竜族の王女チキからは「(マルスの)おにいちゃん」と呼ばれ慕われている。
- 騎士団に志願してきたマイユニット(クリス)を近衛騎士として抜擢。後に生涯の友となる。
担当声優について
原作ゲームは無声だが、作品のドラマCD化や映像媒体化で様々な演者がマルスを演じている。現在ではOVAで担当した緑川光の専属となっており、下記の作品以外のすべての音声付き作品でマルスを担当している。
『幻影異聞録♯FE』ではミラージュとして登場した『暗黒竜』のキャラクターのキャスト陣が過去のメディアから総取っ替えされていくなか、マルスとナバールに関しては任天堂の女性スタッフの意見によって変えることが出来なかったという逸話がある。
緑川氏以外でマルスを演じた声優
太田真一郎(電撃コミック版ドラマCD)
石田彰(ラジオドラマ)※氏は同作品でマルスの父・コーネリアスも担当
折笠愛(OVA版・少年期)
小林ゆう(ファイアーエムブレムヒーローズ・少年期)
暗黒竜と光の剣・紋章の謎第一部「暗黒戦争」編・新・暗黒竜と光の剣
暗黒竜と光の剣 | 新・暗黒竜と光の剣 |
---|---|
復活した地竜王メディウス率いるドルーア帝国に祖国アリティアを滅ぼされ、父王を同盟国グラの裏切りにより失う。姉が囮となって生き残った14歳のマルスは、数人の騎士たちと共に友好国であった辺境のタリス王国へと逃れる。
16歳の誕生日を控えた2年後、タリス王宮を占拠した海賊を追い払ったことを契機として、ドルーアからアカネイア大陸を解放するために挙兵して旅立つことになる。
やがてオレルアン王国王弟ハーディンを始めとする大陸各地の仲間を増やし、宗主国アカネイアの王女・ニーナから覇者の盾「ファイアーエムブレム」を託されたことで対メディウスの同盟軍を率いる。
アカネイアや祖国の解放、両親の仇討ちを経て、竜殺しの神剣ファルシオンを奪還。メディウスを討ち、「暗黒戦争」を終結させる。
戦いの後はアリティアに戻り、シーダと婚約。復興とともに新国王となる準備を進める。
紋章の謎第二部「英雄戦争」編・新・紋章の謎
紋章の謎 | 新・紋章の謎 |
---|---|
「暗黒戦争」から1年余り。宗主国アカネイアの新皇帝ハーディンから、グルニアの反乱を鎮圧せよという命令を受ける。新たな仲間とともに向かった先で、司令官の強引なやり方が腹に据えかね反発した結果、反逆者という名目のもとアリティアをアカネイア連合軍に奇襲され奪われてしまった。
だが、ハーディンの圧政に不満を持つ人々がやがてマルスのもとに集い始め、対アカネイアおよび反皇帝派の旗頭となる。
闇のオーブに支配されていたハーディンを倒し、ファイアーエムブレムの真の姿である「封印の盾」を復活させる。更にハーディンを影で操っていたガーネフと、彼が復活を目論むメディウスを再び討滅し、「英雄戦争」を終結させた。
戦後マルスは周囲から望まれ、21歳を迎えるアカネイア暦609年、アカネイア王国の代わりに7王国を統一する「新アカネイア連合王国」を建国。第5代アリティア国王に即位するとともに連合王国の盟主となり、荒廃した大陸の国々の復興に力を尽くしたという。
ヒーローズ
ヒーローズでは複数のバージョンのマルスが登場している。本編のイメージに近い味方の強化に加え、何故か敵から攻撃された時に先制攻撃する「待ち伏せ」効果を持つものが多い。
アリティアの王子 マルス
「ぼくはアリティアの王子マルス。
ぼくも、平和を望む君たちと共にいたい。
これからよろしくね。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | ファルシオン(竜特効)(専用) |
補助 | 回り込み |
B | 離脱の行路3 |
C | 速さの紋章3 |
初期より召喚できるキャラクターで、初期には召喚時に専用のムービーが再生されたが、現在は回想でのみ閲覧できる。
ステータスは魔防が低い以外は歩行剣士の中でもバランスが良い。
ファルシオンを当然所持しているので竜に対してのタメは張れる。しかしそのバランス型のステータスが難点であまり攻撃面はやや弱い。ルキナ、クロム、アルムのような攻撃の強いファルシオン使いと逆にマルスはあまり高くないのが弱い。
B、Cスキルも重要性はないに等しいため、別のスキルに継承して補うしかない。
そんなマルスだったが2018年2月のアップデートで錬成武器対象に。
HP回復が2ターンに1回と早くなった。特殊錬成効果は周囲2マスの仲間は戦闘中、全ステータス+2。
上昇量は微々たるものだが兵種にステータスが上がる個性を得た。
分かりやすくいってしまえば全員に支援『S』と同じ(実際は少しそれよりも少し強い)効果を与えるというところであり、実に彼らしい効果である。
2020年11月にシーダに続く形で神装英雄に選ばれた。アスク王国をモチーフにした衣装をまとう。
ステータスが通常マルスの上位互換と化していた子供マルスに、神竜の花の効果を合わせることで速さ、守備、魔防が同じ値となる。攻撃は2低いものの、HPは3高く、武器錬成も可能なため少々耐久寄りといえる。
アリティアの花婿 マルス
「僕はアリティアの王子マルス。
この格好は、花嫁のお祭りで花婿の扮装を…
ええと、説明が難しいね。」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | 愛のケーキサーバ+ |
補助 | 速さ守備の応援 |
B | 救援の行路3 |
C | 攻撃の大紋章2 |
2018年5月・6月のジューンブライドイベントで登場した花婿版。戦渦の連戦の報酬で入手できる。
武器の「愛のケーキサーバ」はターン開始時に周囲に味方がいると、自分と味方の攻撃が強化される(攻撃の相互鼓舞)。攻撃の大紋章と合わせると味方を大幅に強化できる。ステータスは斧騎兵の中でも特に速さが高い。
前年のイベントでシーダの花嫁版が登場しているため結婚式衣装での共演が実現した。マップで動かすときの台詞も彼女に対応しているものが多い。
伝承の英雄王 マルス(伝承英雄)
「ぼくはマルス。君たちは
何のために、誰のために戦う?
君の信じる正義を教えて欲しい。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 神剣ファルシオン(竜特効)(専用) |
奥義 | 炎の紋章(専用)→光炎の紋章(専用) |
A | 攻撃速さの絆3 |
B | 封印の盾(専用)→封印の盾・承(専用) |
C | 歩行の柔撃3 |
2度にわたりアカネイアを救った英雄王として、2018年8月に火の伝承英雄として登場。通常版と同じ兵種だが、封印の盾を持っている。通常版とステータスを比べると中途半端だった攻撃と速さが上がってバランス向きから攻撃向きのステータスになっている。
武器の神剣ファルシオンは例によっての竜特効に加え、ステータス事にかかっている強化効果が戦闘中にさらに加算されるという効果があり、早い話がバフの効果を2倍にするという強力な効果が備わっている。
このため指揮スキルなどのバフを受けて運用することを前提とされているが、専用奥義の「炎の紋章」が速さの30%をダメージに加算して攻撃しつつ、戦闘後に自分を含む味方全体の全ステータス+4という効果であるためバフの調達も自己完結できてしまう。
Bの「封印の盾」は竜相手だと確定追撃+相手が追撃不可の要するに竜殺しであるが自分から攻撃した場合は反撃すらさせないと言う竜退治のプロフェッショナルである。
非常に強力な英雄であるが欠点もあり、まずバフを受けることが前提の英雄なので「HPが1以上低い相手の強化効果を反転させる」効果をもつ「恐慌の奇策」に非常に弱く、射程1の強化効果を強制的に無効化する「強化無効・近距離」や全てのバフを無効化する効果をもつ「聖書ナーガ」や錬成をした「フェンサリル」なども天敵となる。
聖書ナーガは有利が付く緑属性なのであまり恐れることはないが、錬成フェンサリルだけは防ぎようがないので注意が必要である。
またライバルとしては同じ伝承英雄のロイがいる。スキル自体は被っているが、竜相手はマルスが上回る。
近年でも竜が増えている状況なのでまだまだ現役。今でも愛用している人は多いだろう。
2021年11月のアップデートからスキルの上方修正が実装。
奥義が総選挙マルスと同じ「光炎の紋章」へ。分かりやすい上位互換の奥義を得た。
そして専用Bスキルが「封印の盾・承」へ。速さが5以上高い時は竜以外にも追撃不可かつ反撃不可効果を得るようになった。これで竜以外への対策ができるようになった。
スキル追加と同時に錬成武器対象に。自分のHPが50%以上か有利な状態異常を付与されている時は戦闘中、全ステータス+4が追加。
特殊錬成効果は自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+4かつデバフを受けていると各ステータスで自分が受けているデバフの数値を2倍に上昇する「連帯」効果。これで状態異常の有利不利問わず、ステータスに強化が入る新たな個性を得た。
比翼の王族姉弟 マルス(比翼英雄)
「ごきげんよう。
私はエリス……いつも弟のマルスが
お世話になっております。」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 弓/重装 |
武器 | タングリスニ(専用) |
奥義 | 炎の紋章(専用) |
A | 攻撃速さの密集3 |
B | 急襲隊形3 |
C | 速さの相互鼓舞 |
2019年12月からのクリスマス超英雄で、姉のエリスとの比翼英雄で登場。
通常版と伝承版のステータスを比べると重装ながら速さはかなり上がった。守備魔防は通常版と伝承版を組み合わせた数値になっている。
専用武器の「タングリスニ」は速さ+3と、自分がバフ効果か移動+1の効果を受けているときは戦闘中、全ステータス+3かつ自分の攻撃による奥義カウント変動量+1。伝承マルス専用奥義だった「炎の紋章」を持ってきており、武器の効果も相まって発動しやすい。
新スキル「急襲隊形」は自分から攻撃した時は追撃不可効果無効と、自分のHPが80%以下で攻め立て効果を発動。守備隊形の効果などを防ぎながら敵を倒していく仕様に。
比翼スキルは自身を中心とした横3列以内味方の歩行と重装を全ステータス+3、かつ【強化増幅】を付与。
味方が近くにいると強化されるタイプのスキルを複数所持している。
弱点はマルスの中でも多い方で、重装特効やレイヴン効果に弱い。また近接攻撃には反撃出来ない点もある。比翼スキルも有効なユニットが限られるため、編成も考えておこう。
2022年12月のアップデートで錬成武器対象に。自分のHPが50%以上の時または【有利な状態】が付与されている時に効果が発動し、その強化も全ステータス+4へ増加。
特殊錬成効果は周囲3マス以内に味方がいると戦闘中、さらに全ステータス+4。また、遠距離武器で攻撃された時かつ速さが敵より1以上高いと待ち伏せ&攻め立て効果。速さが高ければ遠距離武器に対して守りの対応が追加され、「護り手」スキルの適性も上がった。
英雄の国の後継者 マルス
「ぼくはマルス。
アリティアの王子だよ。
仲良くしてくれると、うれしいな。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/飛行 |
武器 | レイピア(重装/騎馬特効)(専用)→光明レイピア(重装/騎馬特効)(専用) |
奥義 | 英雄の血脈(専用) |
B | 守備の封印3 |
C | 速さ守備の信義3 |
2020年4月に登場した、幼少期の姿の超英雄。星4でも排出される。
通常版とステータスを比べると全てにおいて上回っている。これに対してはある人物が「未来で持つことになる力の可能性を引き出した」とコメントしている。
ステータスは魔防が少し低い点を除いて全体的に高水準のバランス型。特効を持つ騎馬・重装以外には突出した攻撃性能こそ無いが、高水準かつ当たり障りのない能力で器用に立ち回るタイプとなっている。
専用奥義は他バージョンの「炎の紋章」と同じ。
専用武器はフィーナが持っていたレイピアと全く同じ効果になっている。
2023年11月のアップデートでもう一つの専用武器「光明レイピア」が登場。2つの特攻と速さ+3に変化はないが、待ち伏せのHP条件が80%以下に緩和。そして敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、全ステータス+4かつ敵の速さ守備のバフ無効が追加。
特殊錬成効果は自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると、戦闘中さらに全ステータス+4かつ自分か周囲2マス以内の味方のうちバフ合計値が最も高い数値分、各ステータスが増加して速さの15%をダメージに加算。これで先制攻撃しやすくなり、ステータスの大幅強化と敵の速さ守備のバフ無効とダメージ加算で与えるダメージが増える新たな個性を得た。
因みに声優は仮面マルスを演じていた小林ゆう氏であり、偽物の声が本物になったと好意的な驚きの声が多々見られた。
光の王子 マルス
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 始祖ファルシオン(専用) |
奥義 | 光炎の紋章(専用) |
A | 遠反・速さの渾身 |
B | 回避・怒り3 |
C | 迅雷風烈・偶数3 |
2021年実施の英雄総選挙で男性部門2位だったことで登場した総選挙バージョン。今回はアリティアの初代国王アンリの衣装で登場した。
実を言うと通常版以外は全て期間限定ばかりで別Verのレギュラー入りは初。初期から4年半ぶりの実装である。
伝承版とステータスを比べると攻撃速さ魔防が上がった。
専用武器「始祖ファルシオン」はお馴染みの竜特と、キラー武器効果が付いている。
自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+5かつ自分以外の味方のバフ合計値が高い上位3人のバフ合計値によって以下の効果が発動。
・10以上は見切り・追撃効果3
・25以上は自分が攻撃をするとHPを5回復する(「聖鈴の剣」と同じ効果)
・60以上は待ち伏せ効果
手間はかかるものの専用奥義のおかげで発動しやすくなっており、どれも強力な効果。
そして初登場したAスキル「遠反・速さの渾身」は遠距離反撃と速さの渾身3の複合スキル。ハイリスクハイリターンの遠距離反撃効果である。
専用奥義はかなり特殊。伝承シグルドなどと同様に奥義発動前に効果が発動するタイプ。
ターン開始時に周囲二マス以内に味方がいると自分に全ステータス+6かつ、味方の攻撃+6。
奥義が発動すると速さの35%をダメージに加算しつつ、戦闘後は自分と全味方の全ステータス+6にする。伝承版で持っていた「炎の紋章」の上位互換。
しかし自身では味方も含めてバフを付与することが出来ず、デバフや恐慌系などのパニックを受けるとスキルが活かせない。インバースやマクベスなどデバフやパニックを付与してくるユニットには要注意。その場合は即座に対応するか味方に任せよう。あるいは「見切り・パニック」の効果を味方に付与するアスタルテなどと一緒に運用すると便利。
「想いを集めて」の「希望の護り手たち」ではフィヨルムに自分の英雄観並びに英雄の在り方、何より英雄を必要としない平和な世界を望んでいると語り、彼女はアルフォンス達に彼の意思を伝えた。
2023年9月のアップデートで錬成武器対象に。条件に変化はないが合計値による各効果が強化、追加となった。
・10以上がキャンセル無効が追加。
・25以上はHP7回復に増加。
特殊錬成効果は自分のHPが25%以上の時、戦闘中、全ステータス+5かつ各ステータスが自分か周囲二マス以内の味方のうちバフが最も高い数値分増加して、最初に受けるダメージと二回攻撃のダメージを40%軽減。これでキャンセルの影響を受けず、ステータスの更なる強化とダメージ軽減が追加する新たな個性を得た。
しかし特殊錬成後を含めた効果の発動条件などの緩和はなく、以前と味方にバフを付与&デバフ等の対策は味方に頼る必要な点は変わらずである。
始まりの紋章士 マルス(紋章士英雄)
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 英雄王の剣(専用) |
奥義 | スターラッシュ(専用) |
A | 攻撃速さの秘奥4 |
B | 神速4 |
C | 歩行の見切り追撃4 |
2024年1月から新区分「紋章士英雄」として登場。エンゲージ1周年記念として神階ルミエルと同時に実装された。
総選挙版とステータスを比べると攻撃速さが上がっている。
専用武器はキラー武器効果とお馴染み竜特攻に加えて、自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5と速さの20%分さらに全ステータスが上がり、最初の攻撃と2回攻撃のダメージを40%軽減。そして敵のダメージ軽減を半分無効と攻め立て効果。総選挙版とは別ベクトルで攻撃面が高い。
専用奥義「スターラッシュ」は速さの40%分を奥義ダメージに加算してキャンセル無効。
もう一つは奥義発動可能状態か戦闘で奥義発動済みの場合、後述の「神速追撃」が発動した時に99%以下の場合、100%扱いになる。
そして自分か敵のどちらかが奥義発動可能状態か戦闘で奥義発動済みの場合、受けるダメージを40%軽減する。
その神速追撃に関する新Bスキル「神速4」は戦闘中、敵の速さ守備-4と範囲奥義と受けるダメージを30%軽減。
追撃の速さ条件を-25した状態で追撃の速さ条件を満たしていると「神速追撃」が発動。通常の追撃の後さらに追撃可能となり、自分が2回攻撃じゃないかつ追撃ができない時は通常攻撃の80%分ダメージに加算するが、それ以外は40%扱いになる。他の英雄が使えば火力は抑えられてしまうが、マルス自身は専用奥義のおかげで必ず100%になるので問題ない。
耐久面が中途半端なのは変わらずで反撃できない遠距離攻撃や軽減無効にも弱いことは注意。
エンゲージした相手の奥義を強化する「紋章士効果」は、キラー武器効果を付与する。ただし、2回攻撃時の奥義ダメージは-8されるデメリットが追加される。
他のシリーズ作品
ファイアーエムブレム覚醒
本編中では「古の英雄王」として名前のみ登場。
主人公・クロム及びその家族であるイーリス王家は英雄王マルスの約2000年後の末裔であり、炎の台座(ファイアーエムブレム)およびファルシオンも受け継がれている。
上記とは別に、「マルスを名乗る謎の剣士(仮面マルス・マルス仮面を参照)」が登場。世界に一つしかないはずであった「裏剣」ファルシオンを携えクロムたちの窮地に現れる。
その正体はクロムの娘であるルキナで、裏剣ファルシオンもクロムが所持している「神剣」と同一のものであるが、封印解除が不完全。HP回復効果は復活しているが、威力は封剣と神剣の中間程度。
追加コンテンツ・いつの間に通信
- 異界のマルス(英雄王マルス)
有料DLCにて登場するマルス。
- いつの間に配信
「いつの間に通信」による配信キャラクターでも、『新・暗黒竜と光の剣』(『暗黒竜と光の剣』表記)のデザインの「マルス王子」と、『新・紋章の謎』(『紋章の謎』表記)のデザインの「マルス王」が登場。
マルスのチームに戦って勝つか、軍資金を支払いスカウトすると仲間にできる。
以上により、作中で最大3人のマルスが同時にメンバーとして存在する事も可能である。
この3人のマルスはそれぞれ持ちスキルが異なっているが、共通して全員がクロム・ルキナの専用装備である3種のファルシオンを全て装備出来る。
またマイユニット(ルフレ)や他のゲストキャラクター同様、『チェンジプルフ』によって固有・性別クラス以外すべてのクラスに転職可能。
なお、マルスをはじめとした魔符から誕生したユニットは、すれちがい通信における相手マイユニと同じ扱いのため、味方入りした後の台詞は無言マイユニと同じになっている(「…」や「!」など)。
ファイアーエムブレムif
「覚醒」同様に本筋のシナリオには一切関わらないが2タイプのマルスがゲスト登場している。
ひとつはifと同日に発売された「ファイアーエムブレム0」第一弾のスターターデッキ「暗黒戦争篇」に封入されているシリアルコードを入力すると登場する、DLC「サイファ マルス」にて味方ユニットに加えられる「マルス」。CVはあてられておらず、キャラアイコンの代わりにサイファのユニット「アリティアの王子 マルス」のカードイラスト(B01-003。第一弾ブースターパックのパッケージでもある、ifのキャラクターデザインをしたコザキユースケのイラスト)が用いられているのが特徴。
クラスは覚醒の「異界のマルス」と同じく「スターロード」。味方男性ユニットに限ってだがDLC「覚醒との邂逅」の初回クリア報酬と同じくDLC「絆の暗夜祭」で入手できる「英雄王の紋章」でこのクラスにクラスチェンジすることができる。
また、amiiboを読み込ませることでも「マルス」がマイキャッスルに登場。クラスは同じくスターロード。こちらのマルスのキャラアイコンはこの作品に合わせて書下ろされており、声も緑川光の新録である。
登場したマルスとは会話をして交流を深められる他、アクセサリーの「マルスのティアラ」と「神竜の髪飾り」を入手できる。
話を重ねると腕試しを持ちかけられ、彼と彼が率いる幻影兵と戦う『英雄戦 英雄王マルス』をクリアすると味方ユニットに加えられる。
登場する幻影兵はパラディン、天馬武者、アーマーナイト、弓使いと2人のソシアルナイトである。おそらくこれらはそれぞれジェイガン、シーダ、ドーガ、ゴードン、カイン、アベルを模したものだと思われる。戦闘BGMは暗黒竜と紋章の謎のアレンジになっている。タイトル名は「英雄王の軌跡」。
ゲストキャラは『覚醒』と同様にマイユニット扱いのため、基本的に味方入りした後の台詞が存在しないが、amiibo版には店関連の台詞が存在する。
味方入りした後に再びamiiboを読み込んで会話すると店番を任せることができ、武器屋の店番となった時には神剣ファルシオンと全く同じ見た目の「マルスの模擬剣」を売ってくれる。性能は竜特効がなくなり攻撃力等が落ちてはいるものの、錬成できるため最終的には本物以上の攻撃力を発揮することができる。ただし、大量のクリスタルと模擬剣(2850G)128本が必要になるので根気はいるが。
また「覚醒」に引き続き、彼の末裔が登場している。
ファイアーエムブレムEchoes
戦技「amiibo召喚」にてマルスを模した「英雄の幻影」が登場する。
ファルシオンを装備しているため、何気にラスボスへトドメをさせる。
幻影異聞録♯FE
ミラージュの一体として終盤に登場する。出番はほんの少しだが、最終決戦に深く関わる存在。
ファイアーエムブレム無双
暗黒竜と光の剣の代表として参戦。
クラスはロード→スターロード。
専用武器は「神剣ファルシオン」。
突きを主体とした優雅な剣術を使い、手数の多い連撃は一撃の重さよりも敵の動きを封じることに長け、相手に反撃を許さないような戦い方が可能。強1は剣に光の力を宿すことで、前方の敵に瞬時に突進し空中に打ち上げる。この強1を含めて、プレイアブルキャラの中で空中攻撃に移行する攻撃が最も多い。
ちなみに、奥義を除く全ての攻撃の性能はセリカと同じ。
本作では自身の子孫であるクロムやルキナと再共演を果たし、デュアル奥義時には専用の掛け合いがあり絆会話も存在する。
DLC第2弾ではシーダの花嫁衣装の追加に合わせて花婿の衣装が追加された。
ファイアーエムブレムエンゲージ
「英雄王の指輪」に宿る「始まりの紋章士」として登場。顕現する際の呪文は「星炎(かがや)け、始まりの紋章士(エムブレム)」。
ストーリー上最初に味方になる紋章士であり、パッケージイラストにも姿が描かれている。
マルスの指輪は、ソラネルで千年間眠っていた主人公リュールが身につけていた。1章にてリュールに顕現され、その後もストーリーの要所で登場するが、10章後ある人物に奪われ離脱する(入れ替わるように紋章士ルキナが加入)。
その後はその人物がマルスの指輪を装備して立ちはだかり、自軍に帰ってくるのは22章終了後となる(本作のストーリーは全26章である)。他の紋章士が徐々に取り戻される中マルスは最後に戻ってくるため、必然的に活躍の場は少なくなってしまうだろう。
性能としては力・技・速さのステータスを補強し、回避と追撃を重視したシンプルながらも扱いやすいものとなっている。
シンクロスキル「見切り」は自分から攻撃した時に回避が上昇する。「たたみかけ」は相手をブレイクした時にダメージ50%の追撃が発生、「不屈」は自軍フェイズ開始時にある程度HPが減っていた場合に回復する。
エンゲージ武器「レイピア」は回避を強化し、騎馬と重装に特効を持つ。「メリクルソード」は獲得する経験値2倍、「ファルシオン」は竜に特効。
エンゲージスキル「神速」はダメージ50%の追撃を発生させる。
エンゲージ技「スターラッシュ」はダメージ30%の攻撃を7回連続で行う。「竜族」スタイルだと攻撃回数がさらに+2されるため、リュールとの相性は抜群。「連携」では攻撃回数+1、「魔道」では魔力でダメージ計算する。
継承スキルとしては上記の「見切り」「たたみかけ」「不屈」の他に、「回避+」「剣術・柔(剣装備時、必殺が減るかわりに回避が上昇)」が継承可能。
外伝「英雄王」では、試練と称してマルスと戦う事になる。マップはアリティア城をモチーフとしており、マルス自身の戦闘スタイルは「連携」。
また、追加コンテンツではチキも紋章士として参戦。チキが加入するマップではマルスとの戦闘会話があり、戦闘終了後にも特別な会話イベントが用意されている。
ちなみに本作には青髪のペガサスナイトやキルソード剣士などマルスの仲間を彷彿とさせる人物がおり、それぞれとの絆会話ではその事について触れられている。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦。
今までコミカルなキャラが中心だった大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおいて、正統派の剣士の参戦は大きな話題を呼び今日の剣士枠の礎を築き、当時は海外では発売されていなかった『ファイアーエムブレム』の世界的発展に多大な影響を及ぼした。
隙の小さい素早い剣攻撃や、「マーベラスコンビネーション」「カウンター」を始めとする華麗かつ素早いアクションが持ち味。
剣の先端をかすめるように当てるとパワーファイターも真っ青な破壊力を発揮する一方、剣の根本だと当ててもなかなか相手を倒せない/防がれれば反撃を貰いやすいというシビアな特徴を持つ。このため、飛び道具を持たないファイターでありながら置きや待ちの戦法(いわゆるゾーニング)を得意とする珍しい性能になっている。
詳しい解説はマルス(ファイター)を参照。
Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン
amiiboを読み込ませることで登場し、同時に仲間として使用可能になる。キャラクターデザインは作品に合わせてややアメコミ風になっている。
なによりも最大の目玉が、緑川光による13年ぶりの声の新録であろう。
また、本作の海外版でユーリ・ローエンタールがマルスのキャストを務めたことで、ゲームでは初めて英語で喋るようになった。
神剣ファルシオンとレイピアを専用ウェポンとして装備している。
神剣ファルシオンは剣の一振り、レイピアは突きを5連撃するアクションになっている。
どちらも攻撃の消費コストに対して高い威力を持つが、剣という武器の性質上か射程が最低のEクラスに設定されており、かなり使い辛い。
固有アビリティは「神竜の加護」。自軍のターンに受けるほぼ全ての待ち伏せ攻撃のダメージが0、おまけにスタン無効になるという強力な性能を持つ。
このアビリティと上述の武器の仕様により、敵陣に一気に攻め込む際に囮として突撃させ、索敵と敵の討伐を同時に行うのが有用とされる。
1ステージに一度だけ使える技であるスペシャルスチームパワーは「スターロード」。発動すると炎の紋章を背景に、周囲の味方の体力を100回復する。発動中のBGMはファイアーエムブレムのテーマのアレンジで、タイトル名は「負けるわけにはいかないんだ!」。
ごく稀に炎の紋章の代わりにリフが登場する演出になり、その際にはBGMも「負けるわけにはいかないんだ! -KIZUGUSURI-」に変わる。必殺技のBGMが2種類あるのは全キャラを通してマルスだけである。
キャラクター図鑑では「その立ち姿は美しく優しげ」「まるで絵本から抜け出してきた麗しの王子様のような姿」等と、優れた容姿と優しい性格が強調されている。
ドラガリアロスト
『ファイアーエムブレムヒーローズ』とのコラボイベント「FIRE EMBLEM つながる世界」のシナリオに登場。また、その開催に合わせ、期間限定召喚(ガチャ)で手に入る☆5キャラとして実装された。
デザインは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』および『ファイアーエムブレムif』に準じている。
『暗黒竜』からは後にチキも登場している。
二つ名 | アリティアの王子(プリンス・オブ・アリティア) |
---|---|
属性 | 火 |
武器 | 剣 |
タイプ | 攻撃タイプ |
CV | 緑川光 |
スキル1 | 英雄王の剣 | 前方の敵に火属性のダメージを与える。さらに自身のHPを15秒間継続回復する。 |
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スキル2 | 炎の紋章 | 直線上の敵に火属性のダメージを与える。敵にヒットさせると【スキルシフト】が発生し効果が変化する。初期状態:10秒間、自身の攻撃力を10%アップする。シフト1:10秒間、パーティ全員の攻撃力を10%アップする。シフト2:パーティ全員の攻撃力を10%、攻撃速度を20%(30%)アップする。 |
EXアビリティ | 竜化ブースト+○% | パーティ全員の竜化ゲージ上昇率が8%(最大15%)アップする。 |
アビリティ1 | 背水の迅速I〜II | HP30%以下になったとき、ドラゴンのスキルを除くパーティ全員のスキルを50%(100%)チャージする。この効果は1クエスト中1回まで発動する。 |
アビリティ2 | 気絶耐性+○% | 「気絶」状態になる確率が50%(100%)ダウンする。 |
アビリティ3 | 疾風怒濤・会心+○% | ヒット数15以上で、攻撃がクリティカルになる確率が10%(13%)アップする。 |
※()内はマナサークル開放によって得られる値
所有スキルは両者ともに攻撃スキルだが、それぞれHP回復効果・味方全体へのバフ効果を併せ持っているため、アタッカーでありながらしぶとく生き残りつつ味方を支援するという器用な性能となっている。
特に「炎の紋章」のバフ効果は使用するたびに効果が変わり強力になっていくため、自己再生で長く戦わせられる「英雄王の剣」の効果と噛み合っているといえる。
また、他にも上級者向けクエストで有効な「気絶耐性」を持つほか、「HP30%以下になったとき、味方全体のスキルを即時使用可能にする」という他に類を見ないアビリティを有しているという特徴もある。
後者は発動タイミングを選べず「英雄王の剣」とはやや相性が悪いものの、うまく決まれば味方の総攻撃や回復スキルで一気にピンチを打開できる可能性を秘めている。
総じて☆5キャラ全体で見ても非常に優秀な部類に入る。
あちらの主人公(ユーディル)とは、火属性の剣使いであるだけでなく、敵の「帝国」と戦っている王子である点や、優しくまっすぐで仲間思いの心、困っている人々を放っておけないお人好しな性格、どんな人物でも味方に受け入れる器の大きさなど、境遇や性格で類似点が非常に多く、登場人物からもそれを指摘されている。
また、あちらのキャラクターにはCygamesのスターシステムとして「神撃のバハムート」「グランブルーファンタジー」などにも登場している雷迅卿アルベールがいる。
CV.緑川光の剣士であるという共通点があり、マルスとアルベールを並べて戦わせられることを歓喜したファンもいるとか。
余談
初代暗黒竜のみ衣装や絵柄が全く異なるが、これは暗黒竜の時点ではゲーム自体が古代ギリシャをデザインモチーフにしていたため。
次作の外伝で中世ヨーロッパ風の世界観に改められ、以降は本シリーズのお約束となっている。
OVAでのみ「マルス・ローウェル (Marth Lowell)」とフルネームを名乗っている。また弓を使うシーンや騎乗して戦うシーンがある(原作ではヒーローズのアバターを除けば無かった描写)。
関連イラスト
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