概要
CV:緑川光
アルベールは、Cygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』に登場するキャラクター。
後に『グランブルーファンタジー』『Shadowverse』にも出演した。
グランブルーファンタジーにおけるアルベールについてはアルベール(グラブル)を参照。
神撃のバハムート
神撃のバハムートに登場する王国「レヴィオン王国」を守護する《雷迅卿の騎士団》の創設者かつ、団長を務める男性。容姿端麗な美男子である。
髪の色は基本的に金髪だが、カードの進化段階によっては黒髪だったり青髪だったりする。また、フードを被ってるバージョンもある。
性格は一見クール。しかし心の内には熱い想いを抱いている。それは騎士団員であるユリウスが騎士団を裏切ってなお、彼を信じ共に戦うという意志からも見て取れる。
ちなみにユリウスとは後に和解しており、現在はお互いに協力関係にある。
かつてレヴィオン王国に惨事をもたらした《天人の卵》を破壊することを使命と考えており、雷迅卿の騎士団も元々はそのために設立されたものである。
イベント『雷迅卿と復讐の破壊獣』において、天人の卵と同化したユリウスから逃れるため騎士(主人公)とヴァンピィが天空城から飛び降りた結果、気を失っていた騎士の元に現れたのが初出。ヴァンピィから事情を聞き、自らユリウスについての真相を確かめるべく、主人公の「騎士」達と同行する。
また、「ビリビリおじさん」というグラブルでもお馴染みの愛称は、この時ヴァンピィに初めて言われたものである。
以降も様々なイベントに登場している。
Shadowverse
対戦型カードゲーム『Shadowverse』では、第3弾カードパック『バハムート降臨』にてレヴィオンセイバー・アルベールのカード名で初登場。
その後、13弾『リバース・オブ・グローリー』にてレヴィオンの英雄・アルベール、第20弾『暗黒のウェルサ』では雷滅卿・アルベールとして登場している。
第29弾『ミスタルシアの英雄』では、レヴィオンセイバー・アルベールに関する能力を持つスペル雷迅卿の稲妻が登場した。
レヴィオンセイバー・アルベール
新能力「エンハンス」を使った強力な能力を持つ、ロイヤルのレジェンドカードとして登場。
『バハムート降臨』のPVにも出演している。
ここに《雷迅卿の騎士団》の誕生を宣言する!我らに正義と栄光あれ!
カード名 | レヴィオンセイバー・アルベール |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ロイヤル |
タイプ | 指揮官 |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:5 |
能力 | 疾走 |
ファンファーレ エンハンス 9; 「このフォロワーは、1ターンに2回攻撃できる」を持つ。ターン終了まで、このフォロワーへのダメージは0になる。 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | 緑川光 |
収録セット | バハムート降臨 疾風迅雷 時空転生 |
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
普通に出すと5コスト3/5の疾走と簡素なステータスのフォロワーである。実はこのまま使っても当時は十分強力だったのだが、やはり目玉はエンハンス9の能力だろう。
残りPPが9以上の時に出すと、エンハンスによって2回連続攻撃と自身へのダメージを無効にする能力を得る。これにより相手フォロワーを無傷で処理できるのはもちろん、2つ目の能力を無視してリーダーに攻撃した場合6点、進化した場合10点のダメージを相手リーダーに叩き込むということができる。
デッキからランダムな指揮官カードを手札に加えるメイドリーダーというカードを、デッキ内の指揮官をアルベールのみにすることで確定で引けるようにする構築も、かつては主流で強力だった。
現在はローテーション落ちしているためアンリミテッドのみで使用が可能。
疾走能力を生かして「アグロロイヤル」と呼ばれる速攻型のロイヤルデッキで使用されることが多かった。
レヴィオンの英雄・アルベール
新たなカードタイプ「レヴィオン」を引っ提げて再登場。
『リバース・オブ・グローリー』のPVのナレーションも担当している。
悲劇と共に、偽りの英雄は生まれた。
仲間と共に、団結する強さを知った。
決意と共に、絆を紡ぐための手を伸ばした。
「繋がりこそが力に変わる。行くぞ!迅雷が如く!」
カード名 | レヴィオンの英雄・アルベール |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ロイヤル |
タイプ | レヴィオン |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:5 |
能力 | 疾走 |
攻撃時 自分の場に他のレヴィオン・カードがあるなら、+1/+0する。 | |
ファンファーレ エンハンス 9; それぞれ名前の異なるレヴィオン・フォロワー(レヴィオンの英雄・アルベールを除く)をランダムに1枚ずつ、自分のデッキから場が上限枚数になるまで出す。 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | 緑川光 |
収録セット | リバース・オブ・グローリー |
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
5コスト3/5のステータス、疾走は据え置きで、エンハンス9による能力がフォロワーを呼び出す展開系の能力へと変化した。また、元のバージョンは持ってない攻撃時能力も追加された。
レヴィオンに寄せたロイヤルデッキにおいてはやはり中心のカードとなっていた。
フレーバーテキストは悪逆の公爵・ユリウスと対になっている。レヴィオンシスターズ3人の進化後のフレーバーテキストにも登場しており、各姉妹の長所と短所を述べている。
雷滅卿・アルベール
2021年3月21日に情報公開された、第20弾カードパック『暗黒のウェルサ』の目玉ともいえるようなカードとして、アルベールが再録……と思われたのだが、そのアルベールは何と闇堕ちバージョンだったのである。また、カード公開にあたって紹介映像も制作された。
俺に罪などあるものか。在るのは憎しみ。憎悪の黒雷。
なぜだ……なぜお前たちは、俺に背負わせる。
脆弱さは鎖となる。強者を縛る者、疾く失せろ。
黒き雷よ。遍く弱者を貫き、我が身を解き放て!
カード名 | 雷滅卿・アルベール |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ロイヤル |
タイプ | 指揮官・レヴィオン |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:5 |
能力 | 疾走 |
ファンファーレ 自分の場に他のフォロワーがいるなら、+2/+0する。 | |
ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体を破壊する。 | |
エンハンス 9; 自分の他のフォロワー1体ではなく、他のフォロワーすべて。「1ターンに2回攻撃できる」を持つ。 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
CV | 緑川光 |
収録セット | 暗黒のウェルサ |
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
5コスト3/5の疾走フォロワーという基礎スペックはこれまでのアルベールと同様。
しかし今回はアルベールは、『暗黒のウェルサ』のテーマの一つである「闇へと堕ちた姿」として登場しており、それによってこれまでに無い能力を持つ。
ファンファーレ能力で、他のフォロワーがいる場合に+2/+0のバフを行う。これによって5/5/5の疾走フォロワーとして扱えるようになるが、代償として自分の他のフォロワーを1体破壊しなくてはならない。
そして恒例のエンハンス9の能力は、自分の他のフォロワー1体破壊が「他のフォロワーすべて」へと変化する。また、それとは別にお馴染みの2回攻撃能力も持つ。
全体破壊は相手にも及ぶため、疾走するバハムートのように使うことができる。
何より、第19弾環境のロイヤルに不足していた大型の疾走フォロワーとなれるため、今後ロイヤルのフィニッシャーとしての活躍に期待できるだろう。
第20弾リリース後は大方の予想通りロイヤルクラスのフィニッシャーとして使用されているほか、兵士・指揮官サーチの種類を絞って雷滅卿・アルベールや暴威の武人・ジェノを手札に加えやすくしたうえで、刀神・オクトーでコストを下げて「OTK(ワンショットキル)」を狙うタイプのロイヤルデッキも開発された。こちらの動きに特化したデッキは「OTKロイヤル」と呼んで区別されることも多い。
なおこちらのアルベールは、レヴィオンセイバー・アルベールが持つ指揮官タイプと、レヴィオンの英雄・アルベールが持つレヴィオンタイプを併せ持った「指揮官・レヴィオン」タイプとなっている。
指揮官とレヴィオンのタイプを同時に持つのは雷滅卿・アルベールが初。これによって指揮官サポートはもちろんのこと、レヴィオン系のサポートも受けれるため、例えば上述したレヴィオンの英雄・アルベールのエンハンス9でこちらのアルベールを呼び出すことも可能。
登場時点でのローテーション環境においてレヴィオンタイプはほぼ飾りだったが、後のアディショナルカードにて「破壊された自分のフォロワーのタイプの種類」を参照する終撃の鉄腕・ガルヴァンが登場したため、そちらのサポートとして扱えるようになった。
「黙れ!既に、未来は捨てた!」
こちらの雷滅卿・アルベールをベースにしたと思われる闇堕ちアルベールは、後にグランブルーファンタジーにも登場することになった。イベントで闇属性アルベールが登場していた事が、おそらくはフラグだったと思われる。
雷迅卿の稲妻
神撃のバハムートの周年イベントがテーマとなっている第29弾カードパック『ミスタルシアの英雄』では、雷迅卿の稲妻として登場した。
カード名 | 雷迅卿の稲妻 |
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種類 | スペル |
クラス | ロイヤル |
レアリティ | シルバーレア |
コスト | 2 |
能力 | ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。レヴィオンセイバー・アルベール1枚を手札に加える。そのコストを4にする。 |
エンハンス 9; ランダムな相手のフォロワー1体ではなく、相手のフォロワーすべて。自分のPPを9回復。 | |
CV | 緑川光 |
収録セット | ミスタルシアの英雄 |
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
『ミスタルシアの英雄』で多数登場している、過去カードをトークンとして扱うカードの一つ。
かつてのアルベールのレジェンドであるレヴィオンセイバー・アルベールを手札へ加えコストを4にする能力を持つ。
また、アルベールとしてはお馴染みのエンハンスでプレイすると、雷滅卿・アルベールを彷彿とさせる全体除去となる上に、プレイした9PP分を回復するため、そのままレヴィオンセイバー・アルベールをエンハンスでプレイする事ができる。
その他
2017年6月16日に開催されたイベント「1st Anniversary 人気カード投票」にて、レヴィオンセイバー・アルベールのバージョンが10枚のロイヤルのカードの中にピックアップされた。その10枚の中で見事1位を獲得し、リーダースキンとしての実装が決定。その後、第7弾カードパック『時空転生』で入手できるリーダースキン付きカードとして実装された。
リーダースキン付きカードのイラストは、神撃のバハムートの「レヴィオンロード・アルベール」を用いている。
2017年7月31日実装の構築済みデッキの一つ「疾風迅雷」にて、レヴィオンセイバー・アルベールのイラスト違いバージョンが収録された。
イラストは神撃のバハムートの「ブレーバー・アルベール」。
前述のリーダースキン化も合わせて、ファンにはたまらないことだろう。
ドラガリアロスト
雷を操る事から『雷迅卿』の異名を持ち、『雷迅卿騎士団』の団長を務める。
祖国を半壊させた深淵の種を探している。
冷静沈着だが、内に熱い想いを秘めており、騎士団の部下からは慕われている。
レアリティ | ★5 |
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属性 | 光 |
タイプ | 攻撃 |
装備 | 剣 |
CV | 緑川光 |
関連イラスト
初期は神バハのイベントからヴァンピィやユリウスとの絡みイラストも多く投稿されていた。
関連タグ
神撃のバハムート 人属性(神撃のバハムート) レヴィオン王国 ユリウス(神撃のバハムート)
グランブルーファンタジー アルベール(グラブル) レヴィオン王国(グラブル)
ビヨンド ザ スカイ:シャドウバース(アニメ)とのグラブルコラボ。まさかの同時存在と言える登場を果たした。
マルス:中の人の剣士繋がりで、お互い外部出演ではあるがドラガリアロストにて共闘が可能だった。
ウルフラム・ゼルガ:シャドウバースFにおける担当キャストが同じキャラ。アルベールのカードもアニメ本編中に出ている。セブンシャドウズ編で再登場し、その際のバトルでは自身のデッキにアルベールを入れている事実も判明した。こちらに関しては、いわゆるファンサービスと思われる。