プロフィール
概要
イーリス聖王国の聖王の位にある女性であり、主人公のクロムやリズの姉にあたる人物。
本編開始時で推定24歳。15年程前に聖王であった父が急逝したため、10歳になる前に聖王に就いた。王家の証である聖痕は額にある。きっちり纏めているが弟や妹のように猫っ毛の血もしっかり引き継いでいるらしい。
即位後は主に、先王が起こした対ペレジア戦で疲弊した国の立て直しに費やしてきた。
14の時に民衆から石を投げられ大けがをしたなどの事件があったが、国民からの不信にめげることなく、非戦や平和への想いを説き続けた結果、地に落ちた国民からの信頼を回復させるまでに至った。
非常に心優しい性格で、ペレジア王国との戦争をなるべく避けようとしていた。
ファウダーによって暗殺されそうになったところを謎の少年剣士マルスの奮闘により生き延びるが、序盤での出来事により戦争が不可避となりイーリス王都を一度離れようとする。
しかし王都が襲われていることを知り引き返すが、王都は陥落、エメリナはペレジア王国に連れ去られる。
処刑寸前にクロム達が止めに入ろうとするが救出作戦は失敗。
最終的にはイーリスの民やクロム達のみならず、ペレジアの民をも案じながら自ら崖から飛び降り死亡した。
しかしながら彼女が遺した言葉は、結果的にペレジア兵の戦意を削ぎ、ギャンレルの敗北を早める結果となった。
ヒーローズ
慈愛の女王 エメリナ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/歩行 |
武器 | フィアー+ |
補助 | リバース+ |
奥義 | 祈り |
B | 救援の行路3 |
C | 魔防の開放3 |
2020年6月から登場。
ミッション報酬として配布され、6月末の伝承英雄召喚からは★3-4排出で追加される。
ステータスはHP速さ魔防がやや高め。
サポート寄りの効果であまり特筆するような効果を持っていないので愛のある人は育ててみるのもあり。
心優しき聖王女 エメリナ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/歩行 |
武器 | 戦神の聖杖(専用) |
補助 | マジックシールド+ |
奥義 | 抑制の聖光 |
B | 神罰・因果応報 |
C | 攻撃魔防の信義4 |
2024年4月からの超英雄でエメリナ初。子供姿で声優も変わらず。
通常版とステータスを比べると攻撃と魔防は大幅に上がるがHPと速さは落ちてしまった。
専用武器は幻惑の杖とキラー武器効果に加えて自分のHPが60%以下か現在のターン中で「戦闘していた」か「補助スキルを使用済み」の時のみ味方は自分の周囲2マス以内に移動可能。
もう一つは周囲3マス以内にいる味方は戦闘中、全ステータス+4かつ戦闘後にHP7回復。周囲3マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃魔防+6かつ絶対追撃と魔防の20%分ダメージに加算。
新たな補助スキル「マジックシールド」は応援スキル扱いになり、使用すると対象の味方に攻撃の50%分回復かつ攻撃魔防+6とデバフ無効付与。2ターン目以降から使用すると再行動可能になるが代償としてグラビティを付与する。再行動発動後した2ターンの間は前半の効果しか発動出来なくなる。
どちらとも癖はあるが攻撃もサポートも両立している。
ネタバレ
…が、2012年5月31日配信の配信外伝マップでまさかの生存が確認される。
しかし、記憶喪失の上に、子供のような片言でしか話すことが出来なくなってしまった彼女の姿はクロムやプレイヤー達を苦しめた。
とはいえ己の立場やクロムたちとの関係性は正確に認識できており、積極的に協力しようとしたり守られるのを拒む発言をしている。
クラシックモードでは死に際に記憶が戻って謝罪の言葉を述べている。
外伝「幸福な少女」を彼女を生存させてクリアすると仲間になる。参入クラスは「賢者」LV10。
第6章で登場した時は上級職とは思えないほど弱いパラメータだったが、相応に強化されている。
「軍の中で一番打たれ強い」らしい。描写を見るとなんとなく納得できる話だが、ユニットとしては魔法職故対物理攻撃に結構脆く、しかも登場面では敵のレベルが上級職Lv.20のオンパレードであるため迂闊に動こうものなら1ヒットキルされる事だろう。「レスキュー」は準備しておきたい。
無事に最後の戦いまで生き延びると記憶が戻らなかったエメリナは聖王を正式に引退する事となり、クロムは聖王代理から正式に聖王となる。そしてエメリナ自身はフェリア国に渡り普通の女性として事実上の隠居生活を送る。
他の配信キャラクター同様マイユニット(ルフレ)のみが支援対象で男性なら結婚も可能。クロムの義兄になりたい人はぜひ。
また、みんなの部屋などのイベント会話はマイユニット以外にも与えられている。
ネタバレついでの余談
記憶が無いということは彼女がこの世界ではなく異界から来たことも否定できないということであり…
ひょっとしたらどこぞの国の兄妹のように、弟や妹を失った世界から流れ着いたことも考えうるのである。