概要
英語名であるJuneはローマ神話のユピテル(英語でジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られた。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれる。
日本におけるジューンブライド
日本におけるジューンブライドの発祥は1960年ごろに遡る。そもそもが高温多湿な環境であり、式場内の空調設備も今ほど整っていなかったため、湿気の漂うこの時期にはなかなか結婚式を挙げるカップルは集まらなかった。そのため、ホテルオークラ(東京)元副社長の橋本保雄氏がジューンブライドの伝承を宣伝に利用しようと提案した結果、それが日本においても一般的な言葉として浸透したのが始まりだという。
フィクションにおけるジューンブライド
「ひだまりスケッチ」では、ゆのが名前絡みで結婚の女神扱いされた。
「らき☆すた」では、従姉の小早川ゆいが結婚した件で、泉こなたは「ヘラって嫉妬深いイメージある」と発言して台無しにしている。
余談
結婚式での新郎新婦、特に新婦の写真を撮る際は、晴れの日よりも少し曇っている方が良いと言われている。新婦の場合、ウェディングドレスは大抵の場合白基調なので、晴れだと光を反射して光ボケしてしまうのである。曇りなら余分な光が遮られ、顔に強い陰影が出にくくなり、柔らかい感じになるので、梅雨に突入する6月の天気は丁度いいといわれている・
しかし、前述の通り、6月は高温多湿であるため、現在では湿気が少なくて涼しい11月が挙式シーズンとして好まれやすいという統計が出ている。
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アリス・ギア・アイギス:6周年を記念し、6つながりでジューンブライドを思わせるドレスを実装しただけでは飽き足らず、何と結婚式体験のできる会場まで用意してしまった。