概要
神前式とは、神社や神殿などで行われる日本の結婚式のことである。1900(明治33)年5月10日の後の大正天皇と後の貞明皇后の結婚式がきっかけである。
「白無垢」や「色打掛」などの和装を着、神社やホテル等の内部に設置されている神殿などで行われるのが特徴。
式の流れ
※一般的な流れを記述する。
順番 | 名前 | 備考 |
---|---|---|
1 | 手水の儀 | 参加者全員の身をお水で清める。 |
2 | 参進の儀 | 出席者が入場する。 |
3 | 斎主挨拶 | 式の進行をつとめる神職による挨拶。 |
4 | 修祓の儀 | 斎主が祓詞を述べ、身の穢れを祓い清める。 |
5 | 献饌の儀 | 斎主が神様に召し上がっていただくものを捧げる。 |
6 | 祝詞奏上 | 斎主が祝詞を読み上げる。 |
7 | 三献の儀 | 三三九度を参照。 |
8 | 誓詞奉読 | 夫婦が誓いの言葉を読み上げる。 |
9 | 指輪交換 | 最近広まったもの。 |
10 | 玉串奉奠 | 玉串を神前にお供えする。 |
11 | 神楽奉納 | 巫女がふたりの門出の祝福と両家の繁栄の祈願に舞を披露。 |
12 | 親族盃の儀 | 列席者全員もしくは代表者が、盃でお神酒を飲む |
13 | 徹饌の儀 | 斎主が神様に捧げたものを下げる。 |
14 | 斎主祝辞 | 斎主から二人と両家への祝辞が述べられる。 |
15 | 退場 |