概要
SRPG作品ファイアーエムブレムシリーズの第11作目。2008年8月7日発売に発売されたDS用ゲーム。
シリーズ第1作目「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」のリメイク・リニューアル作品(および、シリーズ第3作目「ファイアーエムブレム 紋章の謎」の第一部・暗黒戦争編のリメイク作品でもある。「紋章の謎」自体が暗黒竜と光の剣のリメイクを含むということも有り、本作は二度目のリメイク作品ということになる)。
次作「新・紋章の謎 ~光と影の英雄~」は本作の直接的な続編でもある。
ストーリー
その昔、アカネイア大陸は暗黒竜メディウス率いるドルーア帝国に侵略され人々は恐怖と絶望の中にあった。
しかし…奇跡がおこった。
アリティアのアンリという若者が、神剣ファルシオンと手に暗黒竜メディウスと打ち倒したのだ。
アカネイア王国は再建され、世界は平和な時代を迎えた。
しかしその100年後… メディウスは復活した。
世界支配の野望をもつ魔王ガーネフと手を組み、アカネイアを攻撃。
アカネイアは名将カミュの前に敗退、王女ニーナをのぞく王家は全滅した。
英雄アンリの血を引くアリティアのコーネリアス王はメディウスを倒すため神剣ファルシオンをもって出撃。
父王の留守を守りながら文武の修行にはげむ日々を送っていた…
(公式HPより引用)
リメイクによる変更点
本作はFC版のリメイク作でありストーリーの流れや主要なキャラクターなどは変わっていないが、グラフィックは全て一新され、新しいマップやキャラクターなど様々な要素が追加されている。
また武器などの計算システムが『蒼炎』までのものに歩み寄った形となった。
新たな兵種・セーブシステムや外伝出現条件などが変更・追加され、初心者に対する配慮として導入されたシステムが目立っている。
難易度選択
難易度に応じて「ノーマル」と「ハード」を選択できる。ハードモードは更に5段階の中から難易度を選択可能。
ノーマルモードを選ぶとチュートリアルとして序章(起承転結の4話)が挿入される。
兵種変更
従来のシリーズにおいて固定だった自軍ユニットの兵種が、一定のグループ内で変更できるシステム。
上位職のなかったクラスの一部もそれが追加され昇格可能となった。
ただし同じ兵種になれる人数は本来の兵種の人数+1まで。
今作で昇格不可能のクラスや兵種変更ができない。
詳しくは→兵種変更
マップセーブ
本作は章ごとのセーブと中断セーブに加え、マップ上にあるマップセーブポイントが追加された。
1ヶ所のセーブポイントに付き一度限りであるが、再開してもセーブは消去されない。
外伝
生存しているユニット数が一定数以下の場合に出現する、新しい仲間(本作初登場のキャラクター)が登場する新シナリオによる新たなマップ。
一定数のキャラクターのロストという出現条件が曲者。初心者への救済策として用意されたのだろうが、よっぽど下手なプレイでも突入条件を満たすのが非常に困難であり、お目当てのキャラを加入させたい場合は必要のない仲間を見繕ってわざとロストさせる必要がある。これらの点でかなりの批判を浴びてしまい、後作では従来通りの条件に戻った。
新キャラクター
新たに追加されたノーマルにおける序章、および外伝マップでのプレイ次第では、以下の新キャラクターを仲間することが出来る。
が、外伝の項でも触れたとおり「仲間に加えるためには例外なく加入済みの仲間の犠牲が必要となる」というトチ狂った仕様のおかげで見事に影が薄くなってしまった。
ちなみに、見ての通り彼らは様々な神話の登場人物から名前が取られている。
登場キャラクター
公式のキャラクターイメージイラストは士郎正宗氏が、ゲーム内のキャラクターデザインは井塚大介氏が手がける。
味方ユニット
本作はSFC版「紋章の謎」に収録されていた暗黒竜と光の剣のキャラクターだけではなく、初代であるFC版「暗黒竜と光の剣」に登場するキャラクターと新規キャラクター(外伝・ノーマルのみ登場するキャラクター)が仲間になる。
主な敵軍ユニット
その他キャラクター
関連リンク
ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣-BACKGROUND-
関連タグ
FE100users入り FE500users入り FE1000users入り