概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
マケドニア軍に捕えられ、『暗黒竜と光の剣』ではオレルアン辺境の村付近でアリティア軍に合流。
『紋章の謎』では(『暗黒竜と光の剣』の登場マップが削除されたため)城内の牢獄でリカードと共に監禁されていた所をオレルアン城に突入したマルス軍に救出される。
第二部ではカダイン最高司祭に就任、大賢者ガトーの命で「星のかけら」を探していたところをアカネイア軍に捕らえられ、グルニアにあるオルベルン城で監禁されていたがマルス軍によって救出された。
カダインでは、嫉妬に狂ったエルレーンを強く説教し改心させた。
英雄戦争後はカダインの復興に全力を尽くした。
ボアとの違いは髭がないこと。
FC版の頃から会話シーンが多いので性格が判断しやすく、おおむね「穏やかで争いを好まない優しい性格」の老人。
一方で大事な使命を受けていながら「魔道を争いに使う事を好まない」という考えゆえあっさりと敵に捕まっていたり、弟子であるエルレーンの精神的未熟さを指摘しておきながら指導はしていなかったなど、(エルレーンの件に関しては自分の言葉足らずを本人詫びている)少々ズレた感覚をしているのでは?と、思われる事も…
キャラクター性能
ファイアーエムブレムという作品の不文律とされる「高齢キャラクターは成長率が悪い」の例に珍しく当てはまらない高齢キャラクターであり、初期ステータスの高さに加えそこそこの成長率を持つためやろうと思えば最後まで活躍させる事も可能。
特にFC版暗黒竜では加入時点でナバールやジュリアンよりも快速の「速さ:14」に加え、ソシアルナイト系を超える「守備:8」を誇るので非常に頼りになる。ただし技の初期値が1なので必殺の一撃はほぼ期待できない。
「紋章の謎」では高すぎた守備がだいぶ落とされてしまった。
とは言え紋章第一部では、5章という早い時期に初めから高い素早さと武器レベルを持った司祭として加入する為、削り役兼最高クラスのサポート役として活躍する。第一部においては、下級職から司祭へのクラスチェンジに必要なしさいのゆびわの手に入る数が少ない上に、入手機会は早くても15章以降の終盤となるので尚更である。
第二部では初期ステータスがかなりマイルドにされたうえ、ライバルとなる魔法ユニットが豊富にいるため流石に一線で使い続けるのは厳しい。
「新・暗黒竜」では高齢なのに高めだった成長率がだいぶ落とされてしまい、他の高齢キャラよりはマシ程度にまで低下。
レナなどシスター系のキャラの成長率がかなり底上げされているので立場はだいぶ厳しくなってしまった…しかし魔力・魔防の伸びがよいので魔法職専門で行くならまだまだ活躍の余地はある。