サムソン(ファイアーエムブレム)
さむそん
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
クラスは「勇者」。
ユニットとしては、初期パラメータの「すばやさ」が極めて高いという特徴がある。
「暗黒竜」では15で、ガトーの20に次ぐ解放軍2位タイ(実質1位。ちなみに同率2位はボア)。
「紋章」では1部17、2部19で、共に解放軍最速を誇る。
リメイク版ではミネルバ共々剣よりも斧の扱いの方が得意という設定が追加された。
『暗黒竜と光の剣』
アリティア東の村に住んでいて、マルスが同村を訪れると仲間になる。
ただしこの場合対立する西の村は門を閉ざし、アランは仲間にすることができない(サムソンとアラン自体は不仲ではない)。
訪問時点で騎馬自体が飽和気味なため、どちらかというとサムソンの方が選ばれやすい。
『紋章の謎』
グラ王国のシーマ王女に傭兵として雇われていた。シーマから好意を抱かれており、彼自身もシーマに恋の感情を抱いている節が見受けられ、エンディングの異名も「シーマの勇者」となっている。
シーマへの好意は最初無自覚な面が強かったものの、疲労しきったグラ軍には彼を雇う資金がもう無いにもかかわらず「なぜか見捨てられない」とシーマに協力しており(つまり一切報酬を受け取っていないで戦っていた)、アリティア軍が攻めてきた際も、マルスの行動を見届けながらシーマと運命を共にするつもりでいた。マルスがシーマに降伏を願い出て彼女が助かったことを確認した後は、一度は立ち去ろうとするが、シーマに強く呼び止められて彼もそれを受け入れ、アリティア軍に参加する。新・紋章の謎では仲間にした後にグラ兵を殺してしまうとシーマ共々再び敵になってしまい、二度と仲間にできなくなるため注意。
英雄戦争後、シーマと共にパレスに落ち着く。
新・紋章の謎でのマイユニットとの会話では、シーマへのプレゼントを品定めするも、マイユニットと共に悩む様子が描かれている。余談であるが、会話中にサムソンから「餅は、餅屋か。」と諺が出るが、紋章の世界に餅があるのかは不明。歴代作品の中には存在する世界もある。