概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
クラスは「パラディン」。
出自不明の流浪の騎士。
『暗黒竜と光の剣』
アリティア西の村に滞在しており、マルスが同村を訪れると仲間になる。
ただしこの場合対立する東の村は門を閉ざし、サムソンは仲間にすることができない(アランとサムソン自体は不仲ではない)。
リメイク前から騎馬自体が飽和しているためサムソンが選ばれやすかったが、『新・暗黒竜と光の剣』ではステータスが変わらずにレベルだけが上がっている上、リメイク前と比べて能力上限が大きく上がっているにもかかわらず補正が全くないため、非常に勝手が悪い。
『紋章の謎』
カイン達よりベテランであることから、現役を退いたジェイガンに代わりアリティア騎士団の団長となる。
しかしこの頃から病に侵され、レベルアップ時にほとんど成長できず、英雄戦争終了後に没する。
対抗馬となるサムソンとは結末が天地の差であるが、終盤に登場するあちらに対してこちらは冒頭から登場するため印象に残った人は多いだろう。
「新・紋章の謎」でのマイユニットとの会話では、彼の過去について触れられる。彼の現状も相まってかなりシリアスな内容となっているので心して見よう。
『ファイアーエムブレム0』
第15弾で漸く登場。紋章の謎ベースとなっており、出撃コスト3で攻撃力70というコストの割りに高い攻撃性能を持っており、前衛にいる場合は攻撃力が更に+10される。しかし、自分のオーブが2つ以下の時に自分のターンが開始した場合、アランが主人公でなければ自動的に「無限エリア行き(ゲームから除外する)」という重病を患いながら戦う彼を上手く表現したカードとなっている。イラストにも背後に何かが見えていたりする…。自分のオーブが二つ以下でも1ターンだけの使い捨てユニットとして使うこともできるが、せめて戦争が終わるまでは生き残って欲しいものである…。
新単位「1アラン」
元は『紋章の謎』第2部のイラナイツ(能力や成長率がアレなため仲間入りしても2軍入りなユニット)を使ったプレイ動画中に発せられたコメントで、アランの成長率の合計を1とし、アランと比べてどれだけ成長しやすいかを表現する数値として提案されたもの。
例
アランの成長率…HP10力10技10速10幸0武10魔防3 成長率合計63=1アラン
ロディの成長率…HP70力40技50速50幸40武60守20魔防3 成長率合計333=5.3アラン(正確には5.28...アラン)
ちなみに有志の計算によると全キャラの平均は4.5アラン、第一部アランの成長率は4.3アランとのこと。
端的に平均して「アランの何倍成長するのか」を表現できる便利な単位として好評となった。
ちなみにこの言葉、2023年発売予定の某オタク用語辞典にも掲載されることになり一部で再び話題になっていたが、前述のイラナイツ同様蔑称としての意味合いも大きいものであるため、イラナイツのコミュニティ以外の場所での使用は控えた方が良い(そもそもこの辞典自体発売前から賛否の声が大きいものであるが…)。
関連イラスト
関連タグ
サムス・アラン…名前の由来であるキャラクター。半分はサムソンの由来となった。