CV:洲崎綾(ファイアーエムブレムヒーローズ)
概要
「これからはわたしもマルス様の力になります。お傍に置いてくださいね。いいでしょ!」
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
マケドニア王国第二王女。ミシェイルとミネルバの妹。
『紋章の謎』第一部「暗黒戦争」編では「シスター」→「司祭」。第二部「英雄戦争」編では「司祭」。
『暗黒竜と光の剣』
ドルーア帝国と同盟を結ぶ際の人質、及び同時に姉ミネルバの反逆を抑える要素としてドルーア帝国に監禁されていたところをマルスに救出され、同盟軍に参列した。
天真爛漫で優しい性格であり、ミシェイルの考えも理解した上で彼の身を案じており、マルスのことも好いている。
ミシェイルとミネルバがかつてのように仲良くなれることを望んでおり、ミネルバに敗れた瀕死のミシェイルを姉のミネルバはおろか、マルスを含めアリティア軍の誰にも気付かれる事なく助け出し、匿い介抱していた。
暗黒戦争後は一度カダインに留学。
『紋章の謎』
ミネルバに話しかけられるとガーネフの魔術が解け意識を取り戻す。
英雄戦争後は姉と共に修道院で孤児の世話をした。
キャラクター性能
ファミコン版では他の僧侶キャラの例に漏れず成長率は壊滅的であり、レベルを上げても速さ、幸運、武器レベル以外の成長率が0%なのでレベルを上げる意味はほぼない。成長率が見直された『紋章の謎』でも武器レベルがよく伸びる以外は全てにおいてレナの下位互換なのでやっぱり育てる意味はない…2部ではレナ共々殆どイベントキャラ扱いなので操作できるのはラストエリアのみ。
『新・暗黒竜』では成長率が大幅に見直されSFC版と比べると幸運の伸びが爆発的に伸び、速さの成長率のみ僅かに落ちたがその他は軒並み上昇。ようやく戦力として活躍できる様にはなったが、リストラ組が復活した事でライバルも増えたので、僧侶としては最も加入が遅い彼女を使うのはやはり趣味の域である。
他の媒体での活躍
『ファイアーエムブレム0』
シスター系のクラスがほとんどで、スキルは「ライブ」や「リブロー」などがある。
しかし15弾目のブースターパックでまさかの魔導書装備のドラゴンナイトにクラスチェンジしている。
マケドニアの王族は飛竜の乗り手でなければいけない…
ミネルバ姉様がそう言っていたわ!
『ヒーローズ』
ミネルバの妹 マリア
「わたしはマケドニア王女マリアよ。
がんばってみんなの力になるから、
おそばにおいてね。」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/歩行 |
武器 | パニック+ |
補助 | リブロー+ |
奥義 | 祈り |
C | 魔防の鼓舞3 |
初期より召喚できるキャラクターで、属性は杖の歩兵。
習得スキルは、攻撃した敵の能力強化を+から-にする武器スキル「パニック」、自分のHPが2以上でHPが0になる攻撃を受けた時にHP1で踏みとどまる奥義スキル「祈り」、1マス先の味方のHPを8回復する補助スキル「リブロー」、ターン開始時に隣接する味方の魔防を上げる「魔防の鼓舞」。
ステータスは速さと魔防が高く、HPと守備が低い。「祈り」があるとはいえ、物理アタッカーの攻撃範囲には入れないようにしたい。攻撃も低いので、「アサルト」でダメージを狙うよりも「パニック」による弱体化を狙うほうが扱いやすい。ヒーラーとしての機能を重視するなら「祈り」を外して回復量を上げる「治癒」を付けると「リブロー」の2距離回復も相まって便利なヒーラーとして活躍させられる。
心優しい性格は相変わらずで、ホーム画面ではプレイヤーにたまには休むよう言ったり、辛ければ看病するとも言ってくれる。
兄と姉についても口にし、また一緒に暮らしたいと言ったり、レベルアップ時には彼らのようになれたかもと喜ぶ。また、アルフォンスとシャロンを仲良し兄妹だと羨む様子を見せたりする。
ぽっかぽか笑顔 マリア
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/飛行 |
武器 | 無邪気な白兎の斧(専用) |
補助 | 速さ守備の応援+ |
A | 攻撃守備の渾身4 |
B | 怒涛・飛竜行空3 |
2022年3月からマリア初の超英雄。
去年実装した姉であるミネルバに続けての登場。もしかすると来年は兄も…?というよりもうストーリーの内容からして出す気満々である。
姉がソシアルナイトだったのに対して、マリアは姉の竜を借りたのかドラゴンナイト。マリアのお願いを聞いたということになるのだろうか?
通常版とステータスを比べるとドラゴンと斧のおかげで攻撃速さ守備が超強化。しかし得意の魔防は下がってしまう。
専用武器「無邪気な白兎の斧」は守備3と飛行特効無効に加え、戦闘開始時に自身のHPが25%以上なら戦闘中、全ステータス+5かつ自分の守備の20%分、与えるダメージを増加と受けるダメージ軽減に戦闘後は自分と周囲2マスの味方のHPを7回復するユニークな性能。
ギネヴィア同様回復効果と渾身を同時に持ち、渾身4のダメージを打ち消したうえで自身は2だけだが回復でき、少ないHPを削ることなく渾身の効果を維持できる。
Bスキルの「怒涛・飛竜行空」も初登場で自分から攻撃した時に自分の追撃不可を無効にし、戦闘開始時、自分の速さが敵の速さを10以上を上回る場合、戦闘中、自分の守備と敵の守備の差の70%(最大7、最小0)分、与えるダメージ加算と受けるダメージを減少。
ミレディの持つ「飛竜行空」との違いは、「自分の追撃不可を無効にすること(怒涛の効果)」「攻撃、守備を増加させるのではなく、ダメージを一定量増減させること」「守備の差で用いる割合があちらが50%に対し、こちらは70%と大きい」という点が挙げられる。
しかも狙撃や双刃は「〇%無効」のため無効効果を受け付けない強みもある。
ダメージ軽減できるものの、HPの低さは変わらずで追撃を封じる事は出来ない。受けに転じるとBスキルが発動しないせいで一気に弱くなる。回復も不治の幻煙で封じられるのも痛い。
弓の飛行特効は心配ないが一方的に殴られる問題も生まれ、ドラゴンナイトの宿命か魔法相手にも弱くなっている。バレンタインクロムやエイトリが主な天敵である。
生贄の王女 マリア
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/歩行 |
武器 | 暗黒竜の生贄の杖(専用) |
補助 | プッシュ+ |
奥義 | 恐慌の聖光 |
A | 攻撃速さの連帯 |
B | 神罰・因果応報 |
C | 治癒・偶数3 |
2023年5月から登場。メディウスの生贄としてガーネフに洗脳された姿。初の別Verのレギュラー入りを果たす。
通常版とステータスを比べると攻撃速さ魔防は上がるが苦手の守備は余計下がってしまった。
専用武器はキラー武器効果と幻惑の杖を内蔵。もう一つは自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+5かつキャンセル効果無効。
もう一つは周囲二マス以内の味方は戦闘中、全ステータス+4。攻撃とサポートも両立した効果だが恐ろしいのはここから。
そして後半の効果と同条件で味方が致死攻撃を受ける時、祈り効果発動かつ戦闘後にHP99回復する。伝承ファの専用奥義「永遠を生きるもの」と同等の効果を味方に付与出来てしまうというとんでも効果だが、1マップに1回のみ発動可能という仕様になっている。
新たな聖光系奥義は敵の魔防25%分奥義ダメージに加算しつつ、奥義が発動した戦闘後に戦った敵とその周囲二マス以内の敵に攻撃速さ-6かつパニック付与。まさに妨害も可能なかなり万能型杖ユニット。神罰・因果応報もすぐにレギュラー入りとなった。
弱点は守備の低さは変わらずでやられやすいのと、上記通り武器の祈り効果は自身には発動しないので注意。流石に暴れすぎたのか祈り効果を消す不治の幻煙4を持つギンヌンガガプの登場で安心は出来なくなっている。
関連タグ
ミシェイル……実兄
ミネルバ……実姉
アイオテ……祖先
パオラ、カチュア、エスト……姉・ミネルバ直属の配下のペガサスナイト三姉妹
ニニアン……同シリーズの中の人繋がり