概要
飛竜にまたがって闘う騎士の兵種。シリーズ作品ほぼすべてに登場する。(「外伝」およびリメイクの『Echoes』以外)
ペガサスナイトとともに飛行兵種の代表格であり、こちらは物理面に特化した性能になっている。敵国の主力部隊となっていることが多いため敵将として登場することも多く、その際は他の兵種の敵将と異なって移動することがあるため注意が必要。
序盤は弱点を突かなければ撃破の難しい強敵であり、敵ドラゴンナイトが数多く登場するマップは難関としてプレイヤーの前に立ちふさがる。
使用武器は『暗黒竜』と『聖戦』が剣と槍、『紋章』から『蒼炎』(『聖戦』を除く)までが槍、『暁』以降が斧である。リメイク作『新・暗黒竜』および『新・紋章』では槍と斧を用いる。
『暗黒竜』および『紋章』においては「ペガサスナイト」の上級職。「飛竜のムチ」を使用することでクラスチェンジできる。
『聖戦』以降はペガサスナイトと別系統の下級職。「ドラゴンマスター」などを上級職としている。ただし、『トラキア776』のみ「ドラゴンライダー」からクラスチェンジする上級職。
分岐上級職では『聖魔』で槍専門の「ワイバーンナイト」、『覚醒』で獣馬系の斧専門の「グリフォンナイト」、『if』で魔法併用で魔防が高くなる「レヴナントナイト」がある。
ペガサス系と同じく飛行ユニットであるため弓と風魔法(一部作品除く)に弱いが、守備の高さゆえ弓では思ったほどダメージを与えられないこともある。多くの作品で魔法防御が低いため魔法攻撃、特に特効を突ける風魔法が有効。『暁』では弓と風魔法で特効を突かれない代わりに雷魔法が特効として設定されている。ほかドラゴンキラーをはじめとした竜特攻をもつ武器を弱点とする。
シリーズを通して敵国の主力として描かれることが多く、そのため自軍に加わるドラゴンナイトも国を裏切るユニットがかなりの割合を占める。
また「赤い髪や赤い鎧の女ドラゴンナイト」もシリーズお決まり要素のひとつ。
ユニット一覧
(新・)暗黒竜/(新・)紋章
マケドニア王国に竜騎士団がある。
この作品ではペガサスナイトからドラゴンナイトにCCする。
紋章では降りると槍が使えなくなる代わりに剣を使うようになる。
マケドニア第1王女で、白騎士団を率いる。赤髪に赤い鎧という出で立ちから「赤い竜騎士」と称される(騎竜は緑色)。リメイク版で追加された武器「オートクレール」の使い手。
マケドニア王で、竜騎士団を率いる。野心家で父を殺して王位につき、自分の意思でドルーア側にくみしていた。紋章ではマリア救出のため裏方で暗躍する。
聖戦/トラキア
クラスがペガサスと別物になり、ドラゴンナイトが下級職になって上級職のドラゴンマスターが追加された。本作は竜騎士の国トラキアの神器が槍ということもあって竜騎士は槍が主力。
この2作品にはドラゴンライダーというクラスがあり、聖戦では敵専用クラスで武器レベルCの剣と槍しか使えない更なる下級職といった扱いであったが、トラキアではドラゴンナイトが上級職になったのに伴って下級職になった。
トラキアでは降りると槍が使えなくなる代わりに剣を使うようになる。
レンスターで生まれ、トラキアで育った王女。リーフの姉、セリスの従姉。ゲイボルグの使い手。
トラキア王。グングニルの使い手。貧しい国のため領土拡大を目指し、卑怯な手もいとわない。
トラキアの竜騎士。イード砂漠にてランスリッターを急襲する。
トラキア王子。アルテナの兄的存在。父亡き後グングニルを引き継ぎ、トラキア軍を率いる。
トラキアの竜騎士。ブルーム亡き後マンスター城の制圧任務に就く。
トラキアの竜騎士。アリオーンの密命でリノアンを救出すべく軍を脱走した。
トラキアの竜騎士でディーンの妹。兄と共にターラでリノアンを護衛している。
封印/烈火
ベルンが竜騎士の国であるため、味方の加入は遅い。
ベルンの竜騎士でギネヴィア親衛隊隊長。ギネヴィアの命令で国に弓を引く。
ベルンの竜騎士でミレディの弟。姉に説得されてベルンと決別する。
ベルン三竜将の一人。オスティアとエトルリアへの侵攻を指揮する。自尊心が強い。
ベルンの竜騎士。ナーシェンの命で西方三島にてリキア軍を陥れんとする。
ベルンの竜騎士。ツァイスの上官でミレディの恋人だが、彼らと道を違え槍を交えることに。
元ベルンの竜騎士。かつてヴァイダと共にベルンから逃亡した。正義感が強く無意味な殺戮は嫌う。
元ベルンの竜騎士でヒースの元上官。好戦的だが筋の通った性格で軍上層部の腐敗を嫌っている。
聖魔
竜騎士はグラドが抱えているが、エフラムルートでは早い時期にグラド入りするため加入は遅くない。
グラドの竜騎士でグレンの弟。説得されてグラドと決別する。
帝国三騎「日長石」。グレンの兄。ヴァルターに謀殺される。
帝国六将「月長石」。元は野心家の軍人だが、「魔性の槍」に触れて豹変してしまった。
蒼炎/暁
デインやベグニオンの兵力として登場。
ベグニオンに聖竜騎士団があるが元老院管轄で、皇帝直属の神使親衛隊(天馬騎士団)と内部対立している。
デインの竜騎士。シハラムの娘で、生真面目な性格。
元デインの竜騎士。ジルの上官だった。基本的にやる気がない。
デインの竜騎士。ジルの父でハールの恩師。かつてベグニオンからデインへ亡命した。
デインの竜騎士。ボルトアクスを操る猛将。
覚醒
味方として加入するのはヴァルム出身の1名(とその息子)のみだが、副素質でドラゴンナイトを持つ者が数名いる。
ヴィオール公爵家の家臣。もとはシスターだったが、ミネルヴァと出会って竜騎士となった。ヴァルムで偵察を行っていた。
セルジュの息子。母の騎竜を受け継いでいる仮面騎士。一匹狼。
if
暗夜王国の飛行兵ポジションであり、白夜王国の天馬武者とは対の関係である。
そのため暗夜王国関係者が多数だが、白夜ルートでも加入者がいる。
暗夜第1王女。かなり温厚で特にカムイを溺愛している。
カミラの臣下。暗殺者として育てられたが、見かねたカミラに雇われて臣下となっている。
シュヴァリエの反乱兵。豪快な性格。リョウマを頼っている。
ハロルドの息子。正義感が強く、父と魔逆の強運持ち。
風花雪月
ドラゴンナイトは上級職となっており、ドラゴンマスターが最上級職に存在している。
東の大国パルミラの主力になっているが、帝国や同盟にもいる。
敵対時にドラゴンナイトになる生徒ユニットはおらず、味方時のアッシュやペトラ、クロードやヒルダがドラゴンナイトを志望するのみ。
(ただしドラゴンナイトの亜種であるクロード専用クラス「ドラゴンロード」は別で、敵対または友軍になるときについている)
セイロス聖教会幹部でレアの側近。厳格で生真面目な仕事人。
パルミラ出身のセイロス聖教会の従者。敵対する紅花ルートではドラゴンナイト系で登場する。
帝国の将軍。エーデルガルトに認められて登用された新参者で「赤き戦乙女」と称される。
パルミラの将軍。クロードの意向によりリーガン家を訪れている。
先述の通りドラゴンナイトそのものではなくその亜種クラスで参戦。戦乱に翻弄されるレスター諸侯同盟を率いる苦労人。
エンゲージ
ドラゴンナイトが上級職のため、それ自体が他作品におけるドラゴンマスターに近い位置づけになっている。亜種の専用兵種もある。
イルシオン王国の竜騎士でオルテンシアに仕える。おおらかな性格。
イルシオン王国王女。家庭環境に振り回されてきた苦労人。魔法を使う亜種兵種で登場する。
「四狗」の頭領として邪竜ソンブルに仕える魔竜。亜種兵種のメリュジーヌである。
異世界で神竜に仕えていた魔竜。現在は四翼の頭領を務める。気さくな性格。同じくメリュジーヌ。
その他
- レーギャルン(ヒーローズ)
ムスペル第1王女。品性高潔な性格で、生真面目すぎる故に暴走しがちな妹にとってはよき理解者。