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概要
初登場は『覚醒』。
その後『エンゲージ』で再登場した。
ファイアーエムブレム 覚醒
「ドラゴンナイト」の上位職として登場する兵種であり幻獣であるグリフォンに跨がり戦う騎士。
「ドラゴンナイト」と同様に飛行系であるが、グリフォンはドラゴンでは無いため、竜系の弱点は無くなるが、代わりに騎馬系の弱点を持つ事になる。
本編中ではグリフォンについてどのようなものかほぼ語られない為、具体的にグリフォンがどのような存在であるかは不明である。
セルジュの支援会話によるとドラゴンとはそれ程相性は良くないらしいが、やはり詳しい事は分からない。
「ペガサスナイト」の上位職である「ファルコンナイト」や「ダークペガサス」、そして「ドラゴンナイト」の上位職の「ドラゴンマスター」はそれぞれ騎乗している生物は変化しない(「ダークペガサス」は色が黒くなっているので変化しているのかも知れないが)のに対し、大きく騎乗しているものが変わるため、元のドラゴンがどこに行ったのかなどは不明(とはいえ、今作の場合「ペガサスナイト」や「ドラゴンナイト」でもチェンジプルフを使うとそれまで乗っていた愛馬(愛竜)がどうなるかは不明だが)。
ただ特にセルジュの場合は事ある毎に愛竜ミネルヴァの名を出すため、「グリフォンナイト」になると違和感を覚える事が多いかも知れない。
ユニットとしては「ドラゴンナイト」と同様に守備力に優れるが、「ドラゴンナイト」よりはバランス重視であり、速さや技に優れる。しかしながら装備出来るのが斧だけであり、魔法には相変わらずあまり強くないので風魔法には気をつけたい。
習得スキルはレベル5でダブル時に移動+2の「運び手」とレベル15で「槍殺し」である。
特に後者は騎馬系の弱点である「ビーストキラー」に対して強くなるので便利。前者もダブルを基本戦術とするならかなり使える。
「疾風迅雷」が習得出来る女性キャラクターで尚且つ「グリフォンナイト」にもなれるキャラクターはあまり多くはないがこの二つを合わせると一気にかなりの距離を移動することも可能。
ファイアーエムブレム エンゲージ
『覚醒』限定の珍兵種であったグリフォンナイトが、本作で11年ぶりに再登場することとなった。
本作ではペガサスナイト(ソードペガサス/ランスペガサス/アクスペガサス)の上位兵種として登場し、分岐クラスチェンジ先としてドラゴンナイトが存在する。
使用可能な武器種は剣/槍/斧いずれか1つに加え杖となっており、他作品におけるファルコンナイトの位置付け。
前作で飛行兵種が暴れ回った影響か全体的に移動力は控えめになっているが、足場の悪いマップでの移動しやすさは健在。
ソードマスターと同等という本作トップタイの滅茶苦茶な神速もとい速さを誇る。杖で味方を助けることができ、しかもその杖用の魔力で魔法武器を使えばアーマー系に2回攻撃して大きなダメージを与えられる。
本作の目玉システムの一つである紋章士との相性もよい。各紋章士とエンゲージするとさまざまなエンゲージ武器を扱えるようになるが、力・魔力・技・速さのいずれも平均以上の高さを持つグリフォンナイトなら、どのような武器であっても腐らせにくい。戦える相手が非常に多く、本作の強兵種の一つに数えられている。
兵種スキルは自分の周囲の茂みや水たまりを味方が移動コスト1で移動できる「移動補助」。
珍職業に見えるが「ペガサスでないので男性もなる事ができる」と言う非常に重大な影響があり、男女格差が減った形になる。また、グリフォンは首が短いため3Dでも槍などを振り回しやすくなっている。
初期兵種がグリフォンナイトのユニットはいないが、ランスペガサスのクロエは初期素質の関係でグリフォンナイトを目指すことになりやすい。兵種が固定となる有料DLC「邪竜の章」では中盤以降にグリフォンナイトに就いている。