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トラバント

とらばんと

複数の意味を持つ。本文参照。Trabant。
  1. 東ドイツ製の自動車
  2. 任天堂のゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの登場人物。
  3. 棺姫のチャイカのヒロイン、チャイカ・トラバント


自動車名

とらびー!
とらびぃ


愛称として「トラビ」とも呼ばれる。
ボディシェルは当初FRPで作られて居たが冷戦末期には品質の低下を受け「ボール紙で出来ている」と揶揄されたことも(前述のとおりFRPだったのだが材料不足からパルプが混入されたのは事実らしい)。
現在は旧東ドイツ、ひいては旧共産圏の象徴のひとつになっている。

なお、ベルリンの壁崩壊当時に話題性ゆえに日本にも複数台が輸入されているが公道を走行可能なナンバー取得に至った車両は無いとされる。
排気温度の低いエンジンの排ガス対策が困難であったとの記述が多く残っているが、
2ストエンジン用の触媒をヒーターで加熱することで対応した例もあり、決定的な問題ではなかった。
最大の懸念は燃料ポンプ省略のためエンジン直上に搭載される燃料タンクが衝突や腐食時の安全を欠く為だったという。

ファイアーエムブレムの登場人物

【FE全軍進撃】聖戦トラバント



聖戦の系譜』『トラキア776』に登場。一人称は若い頃から「わし」、稀に「俺」や「私」。
物語を通して南トラキアに位置する「トラキア王国」の国王であり、十二聖戦士の1人「竜騎士ダイン」の子孫にして聖遺物「天槍グングニル」の継承者。アリオーンの実父で、アルテナの義父。
クラスはドラゴンマスターでスキルは見切り・待ち伏せ・追撃。

目的の為なら手段を選ばない男であり、リアリスト。トラキア王国を想う気持ちは誰よりも強く、愛する母国を守るため外敵には非情に徹する。それゆえに国民からは高い支持を得ており、自らは非情に徹しきれないアリオーンも父親の想いは理解している。

肥沃なトラキア半島北部を渇望し、トラバントの代だけで何度も北征に挑んだが、北トラキア四王国の1つでダインの妹ノヴァを祖とし、聖遺物「地槍ゲイボルグ」を受け継ぐ「レンスター王国」に阻まれてきた。
トラキア半島南部は高山地帯であり、鉱物資源には恵まれるものの農地は乏しく、食料生産能力に欠ける。親世代においては、100年に渡り敵対する北トラキアとの交易を断たれており、竜騎士団派遣による傭兵稼業以外に国が生き延びる手段を持たない。トラバントは金のために戦う「ハイエナ」と蔑まれながらもその屈辱に耐え、機会を伺っていた。

グラン暦760(トラキア776では761)年、長年の宿敵であるレンスターの後継者キュアン王子が、シグルド公子たちに加勢すべく精鋭騎士団「ランスリッター」を率い、妻エスリンを伴ってバーハラに進軍中との情報が、トラバントにもたらされる。(なお、この情報は暗黒教団によるリークだったことが、トラキア776で語られている)
トラバントは待ちに待った好機とばかりに竜騎士団を率い、イード砂漠にて背後から奇襲。砂漠に足を取られて満足に戦えないランスリッターを壊滅させると、死亡したエスリンの側で泣きじゃくる3歳の長女アルテナを発見。トラバントは彼女を人質として利用し、ついに宿敵キュアンを殺害、レンスター王家に伝わるゲイボルグをも手に入れた。
この一連の出来事は後に“イードの虐殺”と呼ばれる。

トラバントはゲイボルグとともにその継承者アルテナをトラキアへと連れ帰り、自らの実子として育てていくことになる。
この件については「ゲイボルグの槍を自分のために使いたかった」とアリオーンに打ち明けていたとされるが、『トラキア776』でのアルテナとの会話や部下の台詞から、既に彼女に対して実の娘同然に愛情を注いでいることが窺える。

ランスリッターを壊滅させたトラバントはその余勢を駆り、北トラキア各地を次々と制圧。レンスター国王カルフも討ち取り、いざ悲願のトラキア半島統一…というところで、ブルーム公子率いるフリージ軍が“待っていた”とばかりに北トラキアに侵攻。利用されたことに気づいたトラバントは制圧した各地の支配権を断腸の思いで譲渡し、グランベル帝国の同盟者となることでトラキア王国の命脈を繋いだ。

屈辱に耐え続け、グラン暦777年。
シグルド公子の遺児セリス率いるイザーク解放軍がコノート城に、レンスターの王子リーフ率いる北トラキア解放軍がマンスター城に攻め寄せると、漁夫の利を得るべく愛娘アルテナにマンスター攻略を指示。しかし「手向かうものは市民とて皆殺しにせよ」と指示したことが仇となり、アルテナとの間にすれ違いが生じる。結果としてマンスター制圧に失敗し、解放軍によるミーズへの逆侵攻を許してしまう。
長年待ち望んだ好機を台無しにし、自部隊を壊滅させて一人戻ったアルテナを、トラバントは激しく叱責。ミーズ奪還を命ずると、自らは子供を人質に取る形での味方の離反阻止や、グランベルや暗黒教団への助力要請など、決戦に向けて慌ただしく奔走。その姿はアリオーンには「おびえられている」様に映った。

トラバントの恐れは最悪の形となって表れた。アルテナは実弟リーフに真実を知らされてトラキア城に戻り、よくも騙してくれたとトラバントに刃を向け、あろうことかアリオーンに斬り伏せられてしまったのである。これがアリオーンの演技であることを知ってか知らでか、トラバントは「もう疲れた。あとはお前の好きにせよ。民をこれ以上苦しめるな」と言い遺し、アリオーンにトラキアの未来とグングニルを託すと、解放軍に突撃。宿敵キュアンの遺児リーフの刃をその身に受け、愛するトラキアの大地に斃れた。

余談ではあるが、ある製作者インタビュー記事(キルタイムコミュニケーション「ファイアーエムブレム聖戦の系譜を遊びつくす本」)によるとトラバントは「本当は繊細な人」「無理をして悪人をしている人物」とされており、決して冷血漢ではない。それによれば、“イードの虐殺”に於いても可能ならばエスリンを殺したくはなかったし、アルテナのような子供は尚更殺せるような性格ではなかったという。
最期の出陣を決意する直前に語った
アルテナを殺したのか? なにもそこまでせずともよかろうに…
という優しく弱々しい言葉に、本来の性分がちらりと垣間見えている。

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