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「あたしはイルシオン王国第二王女、オルテンシア。皆さん、こんにちはー。」


プロフィール編集

性別
誕生日6の月3の日
身長149cm
薬指の指輪サイズ6号
個人スキル煌めく理力(回復杖の射程+1)
初期兵種テイマー(専用)
好きなものお洒落、可愛いもの、高級品、花、家族、仲間のみんな、可愛いと言ってくれる人
苦手なもの辛いもの、運動、虫、料理、日焼け、家族と離れること、自分より可愛い子
趣味買い物、美容法を試すこと
特技魔術書の暗記、座学
軍の中で一番ウインクが上手
称号愛らしい雪華
CV木野日菜

概要編集


無邪気でわがままなイルシオン王女。
家族や身内に対し愛情深い。


イルシオン王国の第二王女。ハイアシンスの娘で、アイビーの腹違いの妹。臣下にロサードゴルドマリーがいる。


ピンク目ピンク髪。髪は染めているので二色になっている。右目の下にあるハートの化粧が特徴。

一人称は「あたし」、二人称は「あなた」。口調は基本的にてよだわ

無邪気で自信家。少々わがままで、家族に対する愛情が人一倍強い。


紋章士と闇シンクロする初めての敵ユニットであり、7章ではルキナと、それ以降ではベレトと共に登場。

7章では父ハイアシンスの命の元、ブロディア王国のグランスール大橋にて神竜軍と交戦する。その後は撤退し自国に戻り、帰ってこない姉アイビーのことを憂いながら、10章ではデスタン大教会にて再び交戦。


14章では単身ソルム王城に乗り込み、スフォリア女王を人質にとって紋章士の指輪を要求した。そこに現れたセピアに洗脳され、強制的に戦わされる。戦闘後、正気に戻ったオルテンシアは姉の説得もあって改心し、ようやく仲間として加入することになる。

16章では別行動になっていた臣下二人とも再会。


人物像編集

王宮の権力争いに巻き込まれていた幼少期は、王の側室である母親と共に、正妻(アイビーの母親)とその取り巻きから陰湿な嫌がらせを受けていた。

そんな中でも明るく振る舞い、美しく着飾った母親は正妻に気に入られる。友人として取り入ったことで側室の中で唯一、王城に残ることができた。アイビーの他にも兄姉がいたようだが、全員城を去ったことで結果的にオルテンシアが第二王女となる。


しかし七歳の頃、母親は亡くなってしまう。後ろ盾を失ったオルテンシアだったが、母親譲りの愛嬌と忍耐強さで味方を増やし、王城に自ら居場所を作った。

そのように強かだった母親を尊敬しており、彼女のように魅力ある女性になることを目標としている。


父や姉をとても慕っており、特に父の死因を作った人物には仲間となってからも憎悪を抱いていた。しかし交流するにつれて、相手に歩み寄る態度も見せている。


王女としての責任感は強く、周りを不安にさせないように笑顔を絶やさない。真に国を想っていた父親の意向を継ぎ、残された国民のためにもイルシオンを復興させようと苦心している。


素直な性格で、自分の非を認めればすぐに謝罪し、他人に助けてもらえば感謝の言葉を口にする。少し騙されやすいところも。

幼少期の経験から、自分の外見にとても強いこだわりを持つ。

子供っぽく負けず嫌いで、自分以外の魅力的な人に対して対抗心を燃やしている。セリーヌとは「ぷにぷに選手権」なるもので勝負した(その名の通り、相手の頬をぷにぷにと触る)。どの支援会話でも、結果的には相手の魅力を素直に認めている。


聡明で、勉学が得意。元々通っていたイルシオンの学園では、飛び級する程であったという。

ロサードやゴルドマリーとは学園で出会い、仲良くなった。戦が始まって休学し、城に戻ることになったオルテンシアに無理やり同行した二人は、その後事実上の臣下となる。オルテンシアは友達と一緒にいられることを喜んでいるものの、二人を戦に巻き込んでしまったことに罪悪感を抱いている。


以前は邪竜信仰だったが、仲間として加入してからはそれが間違いであったと考えていて、神竜に対しても好意的。リュールのことは「神竜サマ」と呼ぶ。


ユニット性能編集

中盤の14章で加入。

初期素質は杖(天性)、魔法。

個人スキル『煌めく理力』は回復杖の射程を+1するという凄まじい性能で、射程1のライブやリライブも射程2に変化させ、極めて安全に味方を回復できる。


初期兵種は専用職の「テイマー」。姉と同じく魔法と杖を使うが、こちらは杖重視。

また、専用上級職「スレイプニル」の兵種スキル『大樹』は技%で杖使用回数を消費しないため、入手数に制限のあるワープやレスキューなどの強力な補助杖を惜しまず使っていける。


ステータスはHPと守備が壊滅的で、魔力も控えめだが、速さ・幸運・魔防は極めて高い。HPを天使の衣で補えば魔法にはめっぽう堅くなる一方、物理攻撃には決して晒さないような運用が求められる。


個人スキルと【飛行】の回復兵種スレイプニルが合わさり、戦場を自在に飛び回りながら味方の回復や移動補助が可能。一人で軍の体力管理を安定させられる他、速さがよく伸びるため追撃が取りやすく、回復一辺倒とはならない攻撃力も持ち合わせる。


紋章士は、ベレトミカヤが相性良好。

ベレトは「女神の舞」や「指導」といったサポート性能に優れた強力な紋章士であり、同じくサポート主体のオルテンシアとは自然に噛み合う。同時加入するためすぐに使用可能なのもメリット。

ミカヤは回復性能に特化した紋章士であり、「増幅」などで杖の性能を大幅に拡充できる。


支援相手はリュール、クラン、セリーヌ、クロエスタルーク、アイビー、ロサード、ゴルドマリー、アンナリンデンフォガートヴェイルの12人。

支援効果は回避型。


邪竜の章編集

オルテンシア(邪竜の章)

「私は腕輪を集めて…優しかったお父様を…もう一度…」


異世界のイルシオン王女。父王を喪ったショックで心が壊れている。


クラスはEXテイマー、個人スキルは「密かな支援」。

5章では「熱き猛将の腕輪」を装備している。


異世界のエレオス大陸でもイルシオン王国の王女だが、「父王が邪竜の贄となった」「姉のアイビーによる執拗な虐待」などの要因が重なり、虚無と諦めに満ちて心が壊れた人物となった。


姉に虐待されて育ったことで彼女をひどく恐れるようになり、そのせいで自身の事を「誰よりも卑しく醜い」と自虐的に見てしまうようになった。その影響は先の戦争でも顕れていたらしく、彼女の隊は皆目立たず着飾らずで活動していたが、結局皆死んでしまったという。

右目の下のハート模様が無くなっていて、一人称も「私」に変化している。


本編のオルテンシアも異世界のアイビーからのあまりにも酷い罵倒に驚いており、「この世界のオルテンシアが聞いたら辛いと思うから、聞いたのがあたしで良かった」と返している。

また、本編のオルテンシアからは「とびきりの美少女」と評価を受けており、「だから少しは笑いなさい」と辛そうな顔をしている異世界のオルテンシアを気遣っていた。



王族達は初登場の時点で自分達が精巧な異形兵であることを自覚していないが、彼女とある人物は自身がすでに死んでいること(=異形兵であること)を自覚している(最終決戦時に「自分は祖国で死んだ筈」と、自身の最期を自覚している旨の発言をしている)。

実際に異界のオルテンシアが「もう死にたくない」と怯えていることからも、彼女は何度も死んで、その度に異形兵として復活させられていることが窺える。


6章では腕輪の数が7個な関係上1人だけ腕輪を装備できていない。

更に他の王族がS武器をドロップするのに対しオルテンシアがドロップするのはリザーブである。扱いまで不遇にしなくても…。


なおカーソルを当てた際に取るポーズは、本編14章の洗脳状態の時のものと同じ。


ヒーローズ編集

愛らしい雪華 オルテンシア(魔器英雄)編集

「皆さーん、こんにちはー!

 あたしはイルシオン王国第二王女、

 オルテンシアよ。よろしく頼むわね!」

【お仕事】ファイアーエムブレム ヒーローズ オルテンシア

属性
兵種杖/飛行
武器魔器・愛らしい雪杖(魔器)
補助レスキュー+
奥義輝映の聖光
A攻撃速さの機先4
B神罰・因果応報
C煌めく理力(専用)

2024年2月から魔器英雄として初登場。エンゲージ勢ではアルフレッドスタルークに続いて三人目の魔器英雄で、魔器初の杖。


ステータスは攻撃速さはかなり高いが守備は低い。


「魔器・愛らしい雪杖」はキラー武器効果と自分のHPが25%以上あると戦闘中、全ステータス+5かつ絶対追撃と奥義カウント変動量+1に固定ダメージ7加算。もう一つは周囲3マス以内の味方は戦闘後、HP7回復。攻撃と回復を両立した杖らしい効果。

魔器なので錬成が可能で、錬成時には杖共通の神罰または幻惑効果に攻撃、守備、速さ、魔防の強化の組み合わせも選べる。


新たな聖光系奥義は魔防の45%分奥義ダメージに加算して、戦闘後に戦闘相手とその周囲2マスの敵に反撃不可を付与。


専用Cスキル「煌めく理力」はターン開始時に自分のHPが25%以上の時は自分と周囲3マス以内の味方に攻撃速さ+6かつ再移動(1)とデバフ無効付与。もう一つは同条件で最も近い敵とその周囲3マス以内の敵に速さ魔防-6かつパニックと不和付与。

そして周囲3マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃速さ+5かつキャンセル効果。味方の強化と敵への妨害をして戦況を変えていく万能型。


しかし飛行特攻や守備の低さで防御面は期待できず、一発の攻撃でやられやすい。


実装時に開催された「想いを集めて 〜雪解けの叡智〜」では、同時に召喚されたアイビー、カゲツ、ロサードと共に初任務に臨んでいる。ロサードと偵察に向かったところ、異界のリン達と合流して敵を全滅させた。

この世界では亡き父ハイアシンスに会える可能性があることを察し、再会できたら嬉しいとしつつも、親しくするつもりはないと言う。それは、あくまで別人のハイアシンスと仲良くしたら、死んでしまった自分の本当の父親が可哀想だから。これに対しアイビーは「違う存在だとしても傍にいたい」と言い、オルテンシアも「今はそう思えないけど考えておく」として父を待つことになった。


オルテンシア編では、包容力を身につけるために妹になってくれそうな英雄を探す。アネットファに狙いを定めるも失敗。そこへやって来たエリーゼサクラに自らを姉と呼んでもらうことに成功するが、二人のかっこいい姿を見て、彼女らを先輩と呼ぶことに決めた。

その後、難航する妹探しの噂を聞いたセリーヌが現れ、自分を妹にしないかとの提案を受ける。セリーヌは若干年上であるため却下するも、言葉巧みな彼女に流されて、結局オルテンシアがセリーヌの妹になってしまった。


コミカライズ編集

第7話で初登場。

原作同様父親の命令で、グランスール大橋にてリュール達と対峙し、彼らの指輪を奪うためルキナと闇シンクロして襲いかかる。


イルシオン軍に苦戦する神竜軍を前に、ルキナのエンゲージ技「オールフォーワン」でリュールの意識を刈り取りマルスの指輪を手に取った。しかしマルスとの絆によって目を覚ましたリュールに指輪を取り返されてしまう。

再びエンゲージ技を使おうとするが、今までの戦いで周りの兵達を傷つけていたことに気づく。そこに援軍のアルフレッド達が到着し、止むを得ず撤退。去り際に「姉がもうブロディア城に向かっている」と自分達は囮であることを明かした。


そしてデスタン大教会にて、父の噓を鵜吞みにして戦闘に参加。

そのままベレトと共にリュールに襲い掛かるが、ユナカが彼女の相手を引き受ける。


余談編集

  • 名前の由来は「アジサイ(Hortensia)」から。
  • 上級職「スレイプニル」は北欧神話に登場する、主神オーディンが騎乗する八本脚の軍馬。
  • オルテンシアが専用職で駆る天馬は角が2本(のように見せた装飾の可能性もある)。
  • CV担当の木野氏はシリーズ初参加。
  • 天馬に乗るロード系兵種は『蒼炎の軌跡』『暁の女神』のエリンシア以来となり、飛行魔のロード系は姉共々シリーズ初となる。

関連タグ編集

ファイアーエムブレムエンゲージ イルシオン王国 オルテンシア隊

王女  ペガサスナイト ダークペガサス


エリーゼ杖使いの妹王女つながり。王位継承者とは腹違い(王の妾の子)ということも共通。こちらは騎馬職。

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