※魔法少女リリカルなのはVividの登場人物はミカヤ・シェベルを参照
CV:桑谷夏子(暁/ヒーローズ/エンゲージ)
クラス:光魔道士(ライトマージ)→光の賢者(ライトセイジ)→巫女(シャーマン)
概説
祖国デイン王国で、義賊集団「暁の団」の要「銀の髪の乙女」として、ベグニオン帝国の支配に抵抗する。第1部ではすべての章の部隊リーダー、第3部、第4部では一部の章の部隊リーダーを務める。
元は占い師をしながら闇に紛れるようにして生きてきた。人の心を読む、間近に迫る危機や災害の予見、傷を自らに移して癒す「癒しの手」など、不思議な能力を多く持つ。これらの能力やカリスマ性からデインの民からは絶大な人望を集めており、ペレアス王子以上に人気となっている。
人間関係
緑風サザの義理の姉で常に彼と行動を共にしている。サザの事は彼が幼い頃から面倒を見ており、とても大切に思っている。
不思議な小鳥、ユンヌになつかれている。暁の団を、その能力を持って導いてきた。
サザとは、最初から支援がAとなっており、支援Aのままクリアするとペアエンドがある。
正体
見た目は普通のベオクだが、実はラグズの血を引きその特性が一部発現した「印付き」。印は右手にあり、普段は手袋で隠している。
少女と言っているが、実際は10代半ばぐらいに見える見た目通りの年ではない。はっきりした年齢は重大なネタバレになることもあって、公式では「秘密」とされている(設定は存在するらしいが)。しかしその終盤にわかる出自から、少なくとも21歳のアイクより年上の23歳以上であることは確実である。
実はベグニオン帝国の皇族の出身で、現在の皇帝にして神使であるサナキの歳の離れた実の姉。表向きは先代神使である祖母ミハサと共に元老院に暗殺された筈だったが、実際は祖母と共に生き延びていた。ミカヤこそが本当の神使であり、ミカヤに聞こえる予見の声は負の女神ユンヌの声で、ミカヤの持つ力は人の心を読み女神の声を聞くと呼ばれた神使としての能力そのものであった。
ただしミカヤは祖母からはベオグとラグズに疎まれる印の事と、生きる術だけしか教わらなかった為、自分の出自に関しては全く知らなかった。
ベグニオン皇帝家は三雄のひとりオルティナが生んだ黒鷺エルランの子どもの子孫にあたる。実は「神使」は皇帝家の中で鷺の民の力が現れた「印付き」が務めており、神使の能力は鷺の民の能力と全く同じである。この事は皇帝家とベグニオン元老院しか知らないベグニオン最大の秘密であり、ベグニオン元老院は神使の正体を露見させる恐れのある鷺の民を疎んでいた。
一方で女神を復活させる事ができる呪歌はエルランしか歌うことができず、ラグズの能力を子どもに奪われたエルランのその使命は血と共に代々の「神使」に受け継がれている。
ユニット性能
クラスは光魔道士(ライトマージ)→光の賢者(ライトセージ)→巫女(シャーマン)。全てイベントでの強制クラスチェンジとなる。
装備武器は光魔法(光の魔道書)、光の賢者から杖も加わる。専用武器は光魔法のセイニー。属性は闇。
初期スキルとして、固有スキルの癒しの手(状態異常を回復し、相手のダメージを自分に移せる)をもっており、序盤から杖を使わずに回復ができる。
魔力・魔防は、成長率・パラメータ上限ともに高く、回復系ユニットとしては優秀なのだが、HP・速さ・守備は低く、前線に出すのは危険である。
専用武器セイニーは騎士・鎧兵に特効があり、それらに攻撃をするというのが主な役割になるだろう。
元々光魔法は攻撃が低く、ミカヤは速さもない(稀に伸びる場合もあるが)ので、終盤は攻撃はせずに回復役に徹しても良い。
余談
パッケージ等の事前情報部分ではこれ以上なく主人公として扱われているキャラクターなのだが、サザと並んで「主人公(笑)」の烙印を押されることが多い。
サザとは違い、終始ストーリー上のキーパーソンとなっているキャラクターではあるのだが、彼女が「主人公」になるのは実質暁の女神の第1部の間のみであり、第2部ではエリンシアが、第3部では前作の主人公であるアイクが主な主人公である。
しかも第4部に入るまではアイク達とミカヤ達は事実上の対立関係にあるのだが、普通にミカヤ達を育てた場合アイク達に勝つのは容易ではない。
少なくとも、最上級職のメンバーが一人はいないとまず勝負にもならない。
そしてそんな力関係は第4部でアイク達とミカヤ達が和解・共闘した後も変わることはなく、最終的には主人公がアイク、ヒロインがミカヤとでもいうべきポジションになってしまい、主人公らしい活躍は完全にアイクに持って行かれてしまう。
前述の性能面から最終的に回復役に収まりやすいことも主人公(笑)とされ易い所以である。
この点ではサザとも近いと言える。
アイクの際立った強さや人気の影響で影が薄くなっているが、ミカヤ自身のシリーズ内での人気は高いほうでファイアーエムブレム0ではサイン入りのカードで販売され、ヒーローズの英雄総選挙では第1回は蒼炎暁の女性キャラでは最上位の9位、第2回は女性8位、第3回は見事女性1位となり総選挙特別バージョンが実装された。
スマブラSPでは義弟のサザとユンヌ役のピッチで召喚可能。ACEランクのアタッカースピリットであるが、個性が「魔法攻撃強化」なのでアイクには合わない。使うならこっち。
ヒーローズ
銀の髪の乙女 ミカヤ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | セイニー(騎馬/重装特効)(専用) |
補助 | 癒しの手(専用) |
A | 遠距離防御3 |
B | キャンセル3 |
C | 攻撃の大紋章2 |
2018年1月から登場。
原作同様、騎馬と重装のダブル特効となるセイニーを持っている。攻撃と魔防がかなり高く、遠距離防御も所持しているため、遠距離攻撃にはかなり強い。『キャンセル3』も所持しているため、敵の奥義カウントを遅らせる事も出来る。
またセイニーの追加効果に敵が騎馬・重装でかつ弓・暗器・魔法・杖だと最初に受けた攻撃を30%軽減することができる。
癒しの手は相互援助と違いこちらのHPを分け与え、味方の弱化を強化に変える、献身と一喝の両方を兼ね備えた効果を持ち、また味方の攻撃を上げる『攻撃の大紋章2』でサポートも出来るユニットである。
しかし、デューテ同様に守備と体力はとても低いため、近接武器の攻撃には注意が必要。
ミニキャラにも肩にユンヌが乗っており、時折羽をパタパタ動かしている。またイラストごとにミカヤだけでなくユンヌも多彩な表情を見せている。
しかし、性能と相性としてはアイクに勝てているのだがここからが違う問題となる。ここでも主人公(笑)に近い烙印を押される扱いに。それは実装の時期である。
3月には暁枠として先にサナキが実装。5月にはアイク(蒼炎)が実装。その9月にはエリンシアが実装。主人公ポジションじゃないサナキが先に暁枠で実装されるなど色々モヤモヤする点はあった。そして2018年1月でやっと実装されたのだが配信からほぼ一年が経過している。
アイクとエリンシアに関してはあくまで前作の蒼炎の軌跡から出ているため、年代的には仕方ない点ではあるが暁枠でサナキに先を越されてしまう事に。そのせいか「実装が遅い」や「早く実装して欲しかった」と不満の声も出ていた。もっともサナキは参戦はしないとはいえ蒼炎の時点で登場はしており(中盤だけだがメインシナリオにも密接に関わっている)、その存在こそサザの台詞で示唆されているけれど本格的な登場は暁になってからのミカヤでは、優先度がちがっていたのかもしれない。
2020年11月のアップデートで錬成武器対象に。重装か騎馬の条件が消えてどの兵種でもダメージ軽減が発動するようになった。
特殊錬成効果は自分のHPが半分以上は攻撃魔防+5かつ絶対追撃する。これで苦手の速さを補う事が出来るようになり、遠距離攻撃の武器は発動条件が緩くなった。
2021年4月から神装英雄に選ばれた。死の国ヘルの衣装を身に纏った。
夏色の乙女 ミカヤ
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | 暁天の神楽鈴(騎馬/重装特効)(専用) |
補助 | 踊る |
A | 攻撃魔防の絆3 |
B | 業火静水の舞い2 |
C | 魔防の謀策3 |
2018年8月から登場。夏祭りの超英雄として、ifの白夜王国の浴衣に身を包んでいる。
盆踊りのイメージなのか補助が「踊る」になっている。ステータスに関しては全体的に低く設定されているが、速さが低い分攻撃は通常版よりも高くなっており、闘技場や飛空城などで人気の高いスルトにも強く出ることができる。武器は専用で通常版と同様に騎馬重装特効がついており、効果は不動の姿勢。
暁の女王 ミカヤ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 暁の光(重装/騎馬特効)(専用) |
補助 | 癒しの手(専用) |
A | 攻撃魔防の絆4 |
B | ユンヌの囁き(専用) |
C | 先導の伝令・地3 |
英雄総選挙で女性部門第一位を獲得したことで2019年8月から登場。原作の専用最上級職である巫女(シャーマン)の衣装で「暁」本編後、デインの王位を継いだ時系列でなんと飛行となった。兵種はユンヌと同じ。
通常版と浴衣版のステータスを比べると攻撃と魔防が上がっている。
専用武器「暁の光」はやっぱり重装/騎馬特効がついているが、敵の受けているデバフの値だけ各ステータスが上昇という、「サイゾウの爆炎針」の特殊錬成と同じスキルになっている。
専用Bスキル「ユンヌの囁き」はターン開始時に敵同士が隣接していて尚かつ魔防が自分より3以上低いと敵の攻撃と速さ-6と自身でデバフを撒ける事が出来る。攻撃魔防の絆4で味方と隣接していれば攻撃魔防+7かつ攻撃魔防の弱化を無効にするなど魔防の対策はバッチリ。
機動力は上昇したが今までのミカヤとは違い、反撃出来ない近接武器はもちろんだが、飛行特攻の弱点が増えている。スキルも複雑で使いにくくなっている。
2021年9月のアップデートで錬成武器対象に。敵のHPが75%以上か不利な状態異常が付与されていると戦闘中、全ステータス+4が追加。特殊錬成効果は自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃魔防+6かつ絶対追撃。これで低い速さを補え、状況に応じてステータスが強化される新たな個性を得た。
2024年11月から二度目の神装英雄。光属性に合ったヴァナの衣装を身に纏った。
銀の姉と緑の弟 ミカヤ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 幸せの誓約(重装/騎馬特効)(専用) |
補助 | 癒しの手(専用) |
A | 攻撃魔防の渾身4 |
B | 生命の護符3 |
C | 攻撃魔防の信義3 |
2020年5月に登場した花嫁姿で約二年ぶりの超英雄。サザとのペアの比翼英雄として登場。ブラミモンドに続いて二人目の無属性魔法となった。
総選挙版と比べると攻撃は上がったが苦手の速さが大幅低下で実装されてるミカヤの中で鈍足。
幸せの誓約は攻撃3と今までと同じ重装/騎馬特効で移動+1やバフ効果。敵弱化ダメージを受けていると自分の攻撃魔防+6かつ自分で攻撃していると敵の追撃を封じる。今までのミカヤより魔法への耐久値がかなり高く渾身4も生命の護符でカバーし、耐久面も維持。
比翼スキルは自分と縦3列の味方に「敵弱化ダメージ+」の状態を付与し、縦3列の敵の守備と魔防を-7させる。弱化ダメージは「ダメージ+敵が受けているデバフの合計値」を示している。
ただ超鈍足かつ物理には紙耐久はそのまま。追撃はほぼ確定で弓などの飛行特効や物理には一発で倒される。レイヴン効果の弱点も増えたので注意。
2024年3月のアップデートで錬成武器対象に。
敵が不利な状態異常を受けている時でも効果が発動するようになった。新たに敵とその周囲2マス以内にいる敵のうちデバフ合計値が最も高い数値分、攻撃増加が追加。そして追撃不可の条件がその二つの条件(自分が有利な状態を付与、敵が不利な状態異常)のどれかを満たしている時に変更して緩和かつ絶対追撃が追加。
特殊錬成効果はターン開始時に各ステータスで最も高い敵とその周囲2マス以内にいる敵それぞれに-7の封印効果と各ステータスで最も高い敵は追加に混乱付与。
もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃魔防+5かつダメージ軽減を半分無効。
これで条件が緩和したことで絶対追撃でカバー出来るようになり、敵に広範囲のデバフと軽減対策が可能になる新たな個性を得た。
銀の輝きの女王 ミカヤ(伝承英雄)
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | 明日の光(専用)(重装/騎馬特効) |
補助 | 癒しの乙女(専用) |
A | 獅子奮迅4 |
B | 未来を知る力(専用) |
C | 遠距離相互警戒 |
2021年8月に伝承英雄としてようやく登場。衣装は原作のエピローグでデイン国王に即位したサイファの衣装を逆輸入した。
花嫁版と同じ無属性で伝承英雄初の無属性魔法ユニット。ただし飛行ではなく歩行である点で異なる。
通常版とステータスを比べると全て上回っている。
専用武器「明日の光」は攻撃3と今までと同じ重装/騎馬特効に加え、自分から攻撃した時か周囲2マス以内に味方がいる時には攻撃魔防を+6かつ絶対追撃。またHPが半分以下で自分から攻撃した時には攻め立て効果もつく。
専用補助スキル「癒しの乙女」は今まで持っていた癒やしの手の効果に加えてデバフをバフに変えつつ、不利な状態異常を回復する「癒やしの手、一喝+」の複合スキル。
専用Bスキルの「未来を知る力」は戦闘中、敵の攻撃魔防を-5するほか、自分から攻撃した時か敵が遠距離武器だった場合のみ最初のダメージを30%軽減する。
Cスキルの遠距離相互警戒も初登場で、周囲2マス以内に味方がいると遠距離警戒3の効果を相互大紋章のように自身とその味方に付与する。
ただ紙レベルの守備と中途半端な速さは据え置き。
追撃されやすく相手も攻め立て効果か二回攻撃武器で攻撃されると軽減を発動しても即退場は確定。HPと守備の低いミカヤには獅子奮迅4はあまり噛み合っていない。瞬撃や大覚醒でリスクを少し減らして攻撃スタイルを変え、少しでも場に残らせるのもあり。相手側も軽減効果を持っている事やレイヴン効果の弱点も増えたので相手する場合はよく考えよう。
潮騒の乙女 ミカヤ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | 明日の光(専用)(重装/騎馬特効) |
補助 | 癒しの乙女(専用) |
奥義 | 月虹 |
A | 攻撃魔防の機先4 |
B | 未来を知る力(専用) |
2022年6月から二年ぶりとなるミカヤの超英雄。今まで歩行と飛行ユニットだったが今回は初の騎馬ユニット。
伝承版とステータスを比べると機動力を代償にHP以外のステータスは下がってしまった。
専用武器はキラー武器効果とお馴染み重装/騎馬特効。自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃魔防+6かつ自分の魔防-敵の魔防の数値によって異なる効果が発動。
・5以上14以下は自分から攻撃する時のみ絶対追撃
・15以上はこちらも自分から攻撃する時のみ二回攻撃
機先と伝承版の専用Bスキルで武器効果を発動させやすくする構成で機動力の上がった伝承ミカヤと言うべきだろう。噛み合っていなかった獅子奮迅はないので専用補助スキルも状況に応じて使いやすくなっている。
騎馬特攻との弱点といつもの紙耐久の守備。近距離武器は一撃で倒されかねない。
暁に想う巫女 ミカヤ(響心英雄)
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 暁星の輝き(重装/騎馬特効)(専用) |
補助 | 癒しの乙女(専用) |
A | 生命の業火静水3 |
B | ユンヌの見守り(専用) |
C | 攻撃魔防の十字牽制 |
X | 響・遠影(響心) |
2024年6月から響心英雄で二年ぶりに登場。
今までのミカヤとステータスを比べるとHP攻撃守備魔防は一番高いが苦手な速さは超鈍足となり、全飛行ユニットで水着トール、水着レーヴァテインとワースト一位タイ。
専用武器はお馴染み騎馬・重装特攻とキラー武器効果に加えて周囲2マス以内にいる味方はミカヤの周囲2マス以内へ移動可能になる。
もう一つは敵軍ターン開始時のみ自分と周囲2マス以内にいる味方はHP10回復。そして敵軍ターン開始時スキル発動後、自分と周囲2マス以内にいる味方がデバフを受けているとそのデバフを無効化してからバフへ変換して不利な状態異常を2つ解除。
さらに自分のHPが25%以上の時は戦闘中敵の攻撃魔防-6かつ自分の魔防20%分さらに敵の攻撃魔防が減少して敵の攻撃魔防のバフ無効にしつつ与えるダメージが自分を中心とした縦横3列にいる味方の数×5分、加算する(最大15)。状態異常を消して回復サポートしながら攻撃する際は容赦なく蹂躙していく。
総選挙版の専用Bスキル「ユンヌの囁き」のグレードアップ版が登場。
発動条件に変化はないが各ステータスで最も高い敵とその周囲2マス内にいる敵それぞれのステータスを-7へ大幅変更。同時に各ステータスで最も高い敵のみ弱点露呈と不和付与。
もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中敵の攻撃魔防-5かつ敵とその周囲2マス以内にいる敵のうちデバフ数値が最も高い数値分、敵の攻撃魔防がさらに減少しつつ奥義以外のダメージ軽減を半分無効。
総選挙版より条件が緩和して全ステータスと範囲内の敵にも対象となり、状態異常や軽減対策も行えるようになった。
響心スキル「響・遠影」は再移動(残り、最低1)に加えて戦闘中、固定ダメージ3。遠影4を抑えた効果。
弱点は鈍足となったせいで追撃されやすくなり、絶対追撃にも弱い。総選挙版同様、飛行特攻も同じでデバフを駆使しても攻撃を許すと場合によるが即退場は免れない。
エンゲージ
他の歴代主人公たちとともに、「暁の巫女の指輪」に宿る紋章士として登場している。通称「暁の紋章士」。
ストーリーでは6章にてユナカとともに参戦。指輪を持っている賊を撃破することでユナカとシンクロ状態になり、彼女が紋章士ミカヤのチュートリアル役となる。エンゲージ武器の「シャイン」の効果で暗闇を照らすことができるので、索敵マップの6章では大いに役立つ。
10章で指輪を奪われてからは、敵のモーヴが装備している。特に19章では、後述の「増幅」で範囲の広がったワープの杖で複数の騎兵を飛ばしてくるので事故に注意。
シンクロスキル「杖使い」で、ミカヤ装備者なら誰でも杖を装備できるようになるため、単純に回復役を増やせるだけでなく、杖振りでのレベリングが誰でも可能になる。継承はできないため1マップ1人ずつだけなのが残念。
他のシンクロスキルは、回復の杖使用時に自分も半分回復する「癒しの響き」に、サイレス状態無効の「サイレスガード」(いずれも継承可能)。他に「魔防+○○」「信仰(回復杖の威力と妨害杖の命中上昇)」が継承できる。
エンゲージ技は「大いなる癒しの手」。使用者のHPが1になる代わりに、他のすべての味方を全回復させるという効果。非常に強力ではあるものの使用後は瀕死になってしまうので、すぐに他の杖役で回復したいところ。あるいは、HP減少を活かして「待ち伏せ」や「血讐」などのスキルと組み合わせることもできる。
そして何よりの強みは、エンゲージスキル「増幅」である。これは杖の射程と効果範囲を上昇させるというもの。このスキルのおかげで、通常は1マスにしか効果がない杖の効果が周囲1マスまで十字状に拡散し、広範囲に影響を及ぼすことができるようになる。そのため、「ワープの杖やレスキューの杖で最大4~5人を同時に転移」「フリーズの杖で敵集団をまとめて足止め」「アイスロックの杖で一度に広めの通路を塞ぐ」など、独自の妨害・補助が可能になる。今作の敵将の多くが状態異常耐性を持たないことも相まって、非常に強力な効果となっている。
コミカライズ版
コミカライズ版でも、本編と同じくユナカとともに第6話で登場。
「大いなる癒しの手」も健在だが、発動したユナカは全身に傷を負い、その場で意識を失った。
意識が戻った後も、治療中のジャンに動かないよう強く止められる描写があり、かなり危険な状態であったようだ。
ゲームではHPが1になってもセリフが多少苦しそうになる程度で普通に動けたため、この「代償に使用者が瀕死となる」ことの精緻な描写は、「大いなる癒しの手」で気軽に経験値稼ぎや待ち伏せ戦法をしていた原作プレイヤーたちに大きな衝撃を与えた。
余談だが、原作のミカヤも「癒しの手」の使用で意識を失ったことがある。
関連イラスト
上級職「光の賢者<ライトセージ>」 | 最上級職「巫女<シャーマン>」 |
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関連タグ
カップリング関連タグ
テティス:同シリーズの中の人繋がり