クラス:皇帝
概要
テリウス大陸最大の国家ベグニオン帝国第37代目の皇帝にして、女神の御声を授かる神使の少女。
本名は【サナキ・キルシュ・オルティナ】。
年齢は公式設定では『蒼炎』で10歳、『暁』で13歳である。
幼いながらも皇帝としての威厳を持ち、帝国内の貴族闘争、覇権争いにも断固として立ち向かう。
王者としての貫禄と知性も備え、その尊大な口調はまさに皇帝を思わせる。しかし初対面のアイクたちからは全く信じてもらえず、危うくブチ切れかかった(捜索を依頼した部下がアイクたちに特徴を伝えていなかったのが悪く、彼女に非はない)。
2016年に発刊された設定資料集によると、当初は成人したキャラクターが予定されていてラフも起こされていた(下記イラスト参照)のだが、設定が変わったためか、年齢をかなり下げての登場となった。
来歴
蒼炎の軌跡
テリウス大陸最大の帝国ベグニオン帝国を蝕む、貴族などの悪しき慣習について頭を悩ませていた。
そこで、当時デイン軍を退けてベグニオンにやってきていたアイクたちグレイル傭兵団に、クリミアの支援と引換にこの慣習の打破のために働くことを依頼する。アイク達は依頼を受け、セリノスの森へ足を踏み入れる。
シグルーンらと同様に自軍ユニットにはならない。
暁の女神
皇帝の失脚を目論む元老院によって幽閉されてしまうが、シグルーンたちによって救出される。
その後、元老院を討つためアイクたちラグズ連合との同盟を組み、自ら戦う決意をする。
自ら戦場に立つ=自軍ユニットになるのは第4部序章から。属性は光。
兵種は皇帝(カエサル)。使用武器は光、炎、風、雷の各魔法。特に炎魔法を得意とする。専用武器シムベリンがある。
魔力・技が優秀で、強い魔法攻撃を繰り出すことが出来る。様々な魔法が使えることで、相手の弱点をうまくついていける。だが、速さは低めで2回攻撃が出にくい。
また、HP・防御が弱いために、防御面では不安が残る。
しかし終章の固定メンバーのひとりのため、彼女を使わない縛りでない限りは育成しておいたほうが好ましいだろう。
終盤、実は既に亡くなった姉がいたこと、サナキは血統上は正当だが、神使として必要なある資格を満たさなかったために、やむなく立てられた傀儡であったことが判明する。
ただし神使が皇帝を兼務していたのは元老院にとって都合のいい慣例であり、実際のところベグニオンの法律では神使=皇帝である必要はない。そのためサナキは神使ではなくとも、ベグニオンの法に認められた正当なベグニオン帝国の元首「皇帝」である。また真相が判明した後もシグルーン、タニスを始めとした皇帝直属の騎士も「神使という位に関係はない、サナキ様だからお仕えしている」(要約)と語っている。
ところが……エンディングにおいて、その死んだはずの姉がこの旅でよく知った人物ではないかと思い問い詰めたところ、(色々過去のビジョンを見ていたためか)本人も認めるに至った。
ヒーローズ
ベグニオンの神使 サナキ
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | シムベリン(専用) |
補助 | 一喝 |
A | 相性激化3 |
C | 攻撃の鼓舞3 |
2017年3月に実装された通常版。テリウス勢では主人公のアイクやミカヤに先んじて最初に登場した。
武器のシムベリンは自分から攻撃したとき周囲1マスの味方の攻撃を+4にする。シムベリンを武器練成で強化するとサポートの範囲がさらに広くなる。
攻撃は高いが原作同様守備が非常に低い。相性が悪い槍騎士に狙われたら一撃で落ちることが頻繁に起きるため立ち回りに気を配りたい。
2018年1月のアップデートで錬成武器対象に。効果が周囲二マスの味方は戦闘中、攻撃+3の紋章系の効果に変化し、バフの数値は下がるが使い辛さは改善された。特殊錬成効果は飛行の味方が二マス以内にいる時は戦闘中、自身の攻撃魔防+5となる。飛行ユニットを入れることが必須になるが魔法の耐久値と火力が伸びる個性を得た。おそらく部下が元ネタであろう。
2020年5月から神装英雄に選ばれた。エンブラ帝国をモチーフにしている
花嫁姿の神使 サナキ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | ニフルの氷花(専用) |
補助 | 引き寄せ |
A | 攻撃魔防の絆3 |
B | 守備魔防の連携3 |
2018年5月からの超英雄でサナキ初。ペガサスに騎乗しての登場となった。なお通常版が暁版の姿であるのに対し、こちらの花嫁版は蒼炎版の姿になっている。つまり10歳である。
通常版とステータスを比べると苦手な速さは僅かに改善。得意の攻撃も上がった。
専用武器『ニフルの氷花』は周囲2マス以内の味方の数に応じて戦闘中の攻撃速さが上昇し、さらに1人でも味方に隣接しているとAスキル『攻撃魔防の絆』で攻撃と魔防が+5される。また移動系補助スキルを使用するorされると双方の守備と魔防が上昇する『守備魔防の連携』をBスキルに持つ。
攻撃が高い割に、HPと守備を削っているためか速さは悪くなく、飛行ブレード運用にも適性がある。
2021年8月のアップデートで錬成武器対象に。周囲三マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃魔防+5。さらに人数分、攻撃が上がる効果に変更。特殊錬成効果は敵のHPが半分以上だと戦闘中、攻撃魔防+5かつ周囲二マスの味方の攻撃バフの最大値を攻撃に加える。これで速さが消えた事で追撃は難しくなってしまったが攻撃と魔防は味方がいると強化される個性を得た。
暁に誓う双忍 サナキ(比翼英雄)
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | 光炎の姉妹の忍法帳(専用) |
奥義 | 氷蒼 |
A | 鬼神明鏡の炎撃 |
B | 攻撃魔防の混乱3 |
C | 守備魔防の謀策3 |
2023年11月からの超英雄で5年ぶりに登場。今回は姉のミカヤとの比翼英雄で組んだ。
通常版とステータスを比べるとHP攻撃魔防は上がったが速さと守備は下がってしまった。
専用武器は再移動(残り)発動可能とキラー武器効果、攻守関係なしに二回攻撃。
もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、敵の攻撃魔防-6かつ与えるダメージが敵とその周囲2マス以内にいる敵のうちデバフ数値が最も高い合計値分、ダメージに加算しつつダメージ軽減は最も高い合計値分×4%無効になる。今までのサナキと違い、超妨害型の編成で隙を見せてから始末する編成になっている。デバフが多いほど軽減無効にする%が増え、炎撃で確実に固定ダメージも与える。
比翼スキルも過去の忍者比翼英雄同様に戦闘を行っていれば再行動可能になる。
先制攻撃や騎馬特攻には弱く、伝承シーダか子供マルスだと先制攻撃されてしまうと一撃。また状態異常を無効にするフロージも強みが減る。
関連タグ
ミカヤ アイク セフェラン シグルーン タニス ゼルギウス トパック ネサラ