概要
ベグニオン帝国のグラーヌ砂漠にある“印付き”たちの隠れ里に暮らす剣の達人。
クラスは『蒼炎の軌跡』ではソードマスター、『暁の女神』では剣聖(ソードエスカトス)。属性は天。
隠しキャラ的な要素があり、加入するマップの特定の位置に特定のキャラを待機させると仲間になる。その位置は『蒼炎』ではヒントがあるのだが、『暁』ではヒントが無い。
彼はおそらく「三雄」の1人・獅子ソーンの子孫であり、ラグズとベオクの混血“印付き”で、見た目より長い時を生きている。その生まれからラグズとベオクの両方を嫌悪しており、とりわけ「親無し」と蔑み混血の存在そのものを否定するラグズを憎んでいた。迫害を逃れるため、ベグニオン帝国中西部に広がるグラーヌ砂漠の奥にて、印付きの人々が隠れ住む里(国)を作っている。
名剣「ヴァーグ・カティ」の使い手であり、両作品ともにヴァーグ・カティを持って参戦。アイクの剣技を見て、修行半ばで師(父・グレイル)を失ったことをすぐに見抜いたほどの剣の達人。
蒼炎の軌跡
15章の砂漠マップにて、特定のマスにレテかモゥディを待機させると仲間にできる(それ以外のユニットでも出会うことはできるが、ヴァーグ・カティを譲って立ち去ってしまう)。
戯れからクリミア軍に力を貸すことになるのだが、師をなくしたアイクに剣術を施そうとしたり、同じ境遇にあるセネリオを里に誘うなどしていた。また上述の理由からラグズを嫌っていたのだが、モゥディとは打ち解け、友情を育んでいた。
能力は申し分ないが、幸運が低いので事故死(敵の必殺をくらいやすい)が多い。
暁の女神
やはり4部3章の砂漠マップにて、特定のマスにミカヤかレテを待機させると仲間にできる(『蒼炎』から支援Aにしたデータを引き継いでいる場合モゥディでも可能)。ヒントがないため、隠しキャラ的な扱いである。
“同胞”であるミカヤに協力するために同行。その後負の女神ユンヌに印付きについて問いただすも、今までの迫害の根拠が全くのでたらめだと知り、その事実を皮肉り嘲笑った。
今作では通常支援はなく彼は絆支援もないが、『蒼炎』から支援Aのデータを引き継いでいる場合、そのキャラとも絆支援がつく。
能力は『蒼炎』と同じく高いが、幸運は相変わらず低めである。
ネタ要素
とまあここまではシリアスな普通のキャラなのだが、彼は何かとネタにされやすい要素を持つ。
- 幸運が異様に低いため、敵の必殺をくらって死にやすい。
- 剣士系の奥義スキル【流星】を発動させ、貴重なヴァーク・カティを一気に消費してしまう。(5回攻撃の一発ごとに武器耐久が消費される仕様の為。『暁』では改善された)
- 「砂漠に埋まってる人」「発掘された人」と言われることが多い。何しろモゥディは彼の気配を「砂の下」に感じ取っているのである。
- 倒されたとき、死なずにちゃっかり撤退する。
- 某軍師の動画では「バル犬」のあだ名で親しまれている。
ソンケルバーン
FE最燃トーナメントの際にソーンバルケの名前を間違えて投票したのが発祥。これ以来正しい名前で呼んでもらえなくなった。2chスレでは「ソンケルバーン」、またそこからのソンケル先生やソンケル師匠などの呼び名が一般化している。ちなみに北米版での彼の名前は至って普通の男性名"Stefan"である。