概要
SRPG「ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡」および「暁の女神」の登場人物。
ラグズ、獣牙族/虎の男性。獣牙族の国・ガリア王国の戦士でレテの部下。
大柄で強面な外見だがその巨体に反してとても穏やかで心優しい性格。ラグズとしては珍しく戦いを好まないが、怒ると理性を失うこともあった。普通獣牙族内では鳴き声で意思疎通をするが、無用な戦いを避けるためテリウス共通語(現代語)を練習している。だが少々訛っており、彼の台詞はカタカナ混じりで表示される。優しい性格ゆえか敵を殺めることにも内心躊躇している節があるが、クリミアでは子供たちには慕われ、民の信頼を得ている。
属性は水。両作品を通し、獣牙族/虎らしく、獣牙族/猫のレテらと比較すると技や速さは低いが力や守備は高い戦士タイプ。また、化身ゲージの溜まりにくく、やや使いづらさも目立つユニットである。が、成長すれば壁にもなるので育てる価値はある。両作品ともにスキル・「ぶちかまし」を持つ。
蒼炎の軌跡
10章開始時に参入。ガリアより、国王カイネギスの使者としてレテと共にアイク達を迎えに来た。
暁の女神
2部2章開始時に参入。レテと共にクリミア王国に滞在し、友好国の手助けとしてエリンシアやルキノらに協力する。
今作では通常支援はないが、レテと絆支援がある。(蒼炎の軌跡から支援Aのデータを引き継いでいる場合、そのキャラとも絆支援がつく)
ヒーローズ
優しき背 モゥディ
「モゥディはガリアの戦士ダ。
モゥディの言葉、ちゃんと通じてイるか?
ベオクの言葉は難しイ…」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 獣/歩行 |
武器 | 虎戦士の爪牙(専用) |
補助 | ぶちかまし |
B | 攻撃守備の連携3 |
C | 獣の経験3 |
2019年4月から登場。
ステータスは攻撃と守備は高いが速さと魔防は低めな重戦車型。
専用武器の「虎戦士の爪牙」は、元々所持している「ぶちかまし」「引き戻し」「引き寄せ」などの移動系の補助スキルを使用する、もしくされた時に移動した後の自身と相手の周囲2マスの敵に全ステータス-4。更に「攻撃守備の連携」によって同時に攻撃守備にバフがかかるので移動先で暴れることも可能。
だが、争いを好まない性格のためか奥義を自力習得せず、パッシブAも空いている上に覚えるスキルも軒並みサポートである。
なので主に化身状態のカイネギス等の受け性能に優れたユニットを武器スキルや連携スキルを利用して「ぶちかまし」で前線へと送ったりするのが主な役目となるだろう。
ただし、ぶちかましの移動距離の関係上、送り込む相手との支援は意味を成さなくなりやすいので支援を組む相手には注意。
初登場のピックアップが終わった後は習得奥義が少ないことが関係してか☆4からも排出されるようになっており、まだ頭数が少ない獣タイプの仲でも入手しやすいユニットではあるが、他の揃えやすい獣タイプのユニットはほぼ青属性ばかりと偏っているのが難点か。
2022年7月のアップデートで錬成武器対象に。全ステータスが-5に跳ね上がり、敵のHPが75%以上の時は戦闘中、攻撃守備+5が追加。獣/歩行ユニットの錬成効果も共通。
特殊錬成効果は移動系の補助スキルを使用する、もしくされた時の条件は同じで自身と相手の周囲2マスの敵に奥義カウント変動量+1。もう一つは周囲三マス以内に味方がいるとさらに戦闘中、攻撃守備+5。これで奥義を遅らせる事も可能になり、さらに攻撃と守備が高まる新たな個性を得た。
追加と同時に開催されたイベント「想いを集めて 果たすべき責務」では、異世界であるアスク王国に来て心躍るものの、そこでも争いが起こっていたためにモゥディは思い悩んでしまう。しかし、そんなモゥディの「優しさ」を褒めた上でアスク王国を「守るための力が必要だ」とカイネギスに諭され、立ち直ったモゥディは「皆を守る」ために戦うことを決心した。
また、森の動物たちと戯れている所でフィヨルムと出会い、森の動物と触れ合う事に憧れる彼女に「動物たちとの付き合い方」をレクチャーする様子も見られた。
優しき篝火 モゥディ
「力比べのお祭りカ…!
モゥディも参加すルぞ。
誰も傷つかない勝負なラ大歓迎ダ!」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 獣/歩行 |
武器 | 炎虎の爪牙(専用) |
補助 | ぶちかまし |
B | 守備魔防の城塞2 |
C | 攻撃守備の大開放3 |
2022年9月から登場したモゥディ初の超英雄。戦禍の連戦の報酬として配布される。
炎の部族のお祭り(相撲)ということで横綱のような化粧まわしを装着している。誰が言ったか「相撲ディ」。モゥディも誰も傷つかない力比べのお祭りということで喜んで参加しており、シリーズ初の「ぶちかまし」使用者でもあるので配役としてもピッタリ。
通常版とステータスを比べると攻撃が上がって苦手だった速さと魔防は少し改善した。そして得意の守備は補正込みで50と全英雄トップだったが現在はアルフレッドに抜かされて2位になっている。
専用武器は守備3と自分のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃守備+6と敵の攻撃守備が自分の守備の20%分、減少かつ追撃不可。
近年の獣/歩行の化身効果も共通で通常版以上の守備特化の重戦車に変わった。
しかしデバフ効果や奥義カウント操作が消えたので立ち回り方は別物。速さが遅いのはそのままで見切り追撃効果や獣特攻には弱い。
余談であるが、入手できる戦禍の連戦の告知画面が上半身しか映ってない上に装着しているお面の髪がヴェールに見えてしまい、「花嫁バージョンかと思った」と召喚師に勘違いされる珍事が発生した。