ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡・暁の女神に登場する種族。
現実世界でいう、普通の人間である。
概要
【知恵の民】と呼ばれ、【力の民】ラグズと区別するために呼ばれる呼び名である。道具、武器、魔法を巧みに用いて繁栄してきた種族であり、ラグズに比べて身体能力は低いが、人口は多い。
ベオクの国ベグニオン帝国が大陸一の国土と国力を持っており、クリミア王国とデイン王国とを合わせると大陸のほぼ三分の二をベオクの国が占めている。(ただし、少数のラグズはどの国にも居る。)
基本的にラグズに対しては差別的な態度を取るものが多い。また、ラグズとベオクとの間にはまれに混血の子供が生まれることがあるが、それは女神アスタルテの禁忌に触れるとされている。その場合、生まれた子はラグズの特徴を一切有さないただのベオクの子供である。だが、稀に普通のベオクよりも長寿(寿命は交わったラグズによって異なる)で、身体に印がある「印付き」「親無し」が生まれることがある。
物語の舞台であるテリウス大陸の歴史は、ベオクとラグズの闘いの歴史であるともいわれ、長い間二つの種族は戦争を繰り返していた。基本的には双方は対立しているが、中には友好的なものも数少ないがいる。
現在はベオクが優勢に立っておりラグズの奴隷がいたりするが、かつてはラグズが優勢な時代もあった。
ユニットとしては
普通に武器を使って戦うもので、いままでの普通の人間ユニットのとおりである。
使う武器や魔法、騎乗している動物によってそれぞれ兵種が決まっており、兵種クラス(段階)は蒼炎の軌跡では下位兵種と上位兵種の二段階、暁の女神では下位兵種と上位兵種と最上位兵種の三段階に分かれている。
Pixivタグとしては
ラグズが描かれている作品には「ラグズ」がよくつけられている。
両作品共にベオクの登場人物が7割近くであり、そもそもベオクが普通の人間を指すことから、「ベオク」タグは殆ど使われていない。