CV:大本眞基子(声がつく全ての作品で共通)
クラス:ロード→ブレイドロード
概要
「友の悲しみは、私の悲しみ。友の怒りは、私の怒り。」
「我が友に代わって、私があなたを討つ!」
烈火の剣
エリウッド、ヘクトルと並ぶ主人公の一人であり、物語の序章となるリン編の主役。
ファイアーエムブレムシリーズでは『外伝』のセリカ以来11年ぶりの女性主人公で、初の女性ロード。
母方の祖母と同名で、通称リン。原作でのユニット名表記も一貫してリンであり、原則的に公式で「リンディス」と紹介されることはないが、他作品のリンと区別するためもあってユーザー間では頻繁に使われる。
遊牧民ロルカ族の族長ハサルとキアラン公女マデリンの娘で、二人が駆け落ちしたためにサカの民として15歳まで草原で育ってきた。ある出来事がきっかけで自身がリキア同盟キアラン領領主ハウゼンの孫娘であることを知り、騒乱に巻き込まれた末にその後を継ぐことになる。
公女の地位に興味がなかったためか、ソロエンドではハウゼンの死後、故郷のサカに戻ることになる。
緑髪のポニーテールにスリットから見える太ももやセクシーな生足、そして豊乳が彼女の最大の特徴であると言える。SDドット絵においてもしっかり再現されたそのビジュアルは、間違いなく彼女のキャラクター人気を確固たるものにしている。
気丈な性格だが、優しさも併せ持っている。
ファイアーエムブレムヒーローズの人気投票企画『英雄総選挙』では女性部門の1位を獲得。総投票数でも全体1位となった(ただし作品別を合算するとアイクの票数がリンよりも上になる)。
封印の剣
20年後が舞台である前作『封印の剣』には未登場であり、彼女の存在も明言されていないため消息不明。小説版ではスーの母親と設定されているため、ラスとのペアエンドとなっている。サカの民を逃がすためにサカに残り、その後の報告で怪我は負ったものの、致命傷ではないため生存していることが判明。
ユニット性能
能力値
初期値 | 成長率 | クラスチェンジ | |
---|---|---|---|
クラス | ロード | - | ブレイドロード |
Lv | 1 | - | - |
HP | 16 | 70% | +3 |
力 | 4 | 40% | +2 |
技 | 7 | 60% | +2 |
速さ | 9 | 60% | 0 |
幸運 | 5 | 55% | 0 |
守備 | 2 | 20% | +3 |
魔防 | 0 | 30% | +5 |
体格 | 5 | - | +1 |
当初の装備武器は剣。昇格すると弓が使えるようになる代わりに、剣歩兵系の特効を受けるようになる。ソードキラーには要注意。
技・速さ・幸運が上がりやすく、HP・力・魔防はそれなりで、守備が伸びにくい、本作の女性キャラによくある成長傾向。育てば回避の高さで耐久をカバーできるようになるが、レベルが低いうちは運用に注意する必要がある。
クラスチェンジボーナスは本作でも高い部類になり、耐久面に大きくフォローが入るほか、先述のとおり弓を装備できるようになり、大幅に使いやすくなる。
専用武器
マーニ・カティ | ソール・カティ | |
---|---|---|
威力 | 8 | 12 |
命中 | 80 | 95 |
必殺 | 20 | 25 |
重さ | 3 | 14 |
耐久 | 45 | 30 |
効果 | 騎馬系・重歩兵系特効 | 竜系特効、魔防+5 |
マーニ・カティは、恒例の騎馬系・重歩兵系特効武器。軽い上に威力がそこそこあり、必殺率も高いため、特効抜きにしてもかなり強力。メインシナリオでも入手イベントが用意されてるあたり、割と優遇されている。
ソール・カティは、終章で手に入る竜系特効武器。威力・命中・必殺が高く、魔防にも補正がかかるが、長所を台無しにする重さのせいでいまいち使える印象がない。また、特効係数が2に設定されており、普通に使うならまだしも、ラスボスに使う分にはまるで攻撃力が足りない点も、使えなさを助長する結果となっている。
支援関係
相手 | 属性 | 支援C | 支援B | 支援A |
---|---|---|---|---|
エリウッド | 理 | 36ターン | 41ターン | 41ターン |
ヘクトル | 雷 | 28ターン | 28ターン | 28ターン |
フロリーナ | 光 | 2ターン | 21ターン | 21ターン |
ラス | 闇 | 18ターン | 21ターン | 21ターン |
ケント | 理 | 21ターン | 28ターン | 28ターン |
ウィル | 風 | 22ターン | 28ターン | 28ターン |
ワレス | 雷 | 34ターン | 41ターン | 41ターン |
自身の属性は風。
足並みが合い、同属性支援となり、進行速度も早いウィルが最良だろう。やや伸びにくい攻撃力を補え、命中・必殺・必殺回避も大きく伸ばせるため、リン本人の能力値とも相性がいい。次点はフロリーナだが、足並みが合わない上に能力値の傾向も似通っており、実際に組むかは一考の余地ありといったところ。
ペアエンドの相手は上記7人からウィルとワレスを除いたゲーム中最多の5人。
エリウッドかヘクトルと結婚した場合はリキアに残って夫人となり、どちらとも結婚しなかった場合はキアランの統治をオスティアに委ねてサカに帰る。いずれにせよキアラン領の名は統合で消失したと考えられる。領の住民にとって普通は混乱ものだが、ケントとのエピローグには「民に祝福され、幸せな旅立ちであった」とあるのでキアランの民はとても優しい人たちだったことが窺える。
ペアエンドを鑑みると前作のロイやスー、リリーナが彼女の息子・娘となっている可能性がある。
今でこそ、この認識が当たり前になっているが、烈火の剣の発売前の情報公開時にはその容姿から「フィルの母親ではないか?」と予想する人が多かった。若き頃のバアトルも早い段階で情報公開されていたこともあり、発売直後にいくら二人をくっつけても支援コマンドが現れないことを不思議に思った人もいただろう。
余談
あまりにもスタイルが抜群すぎて海外版では年齢が18歳に引き上げられており、エリウッドやヘクトルよりも年上となっている。そして、専用武器「ソール・カティ」の通常攻撃のモーションでは胸が揺れるのだが、国内版ではスタッフの設定ミスにより揺れない…。
元々、エリウッドの専用武器となっているデュランダルには当初リンの専用モーションも設定されていた。その後、リンはデュランダルを使わない方向に変更されたのだが、ソール・カティ用に組み直したモーションの設定がデュランダルに固定されたままとなってしまった。
このロマンが失われてしまったおかげで元々重かったソール・カティは「使いづらいだけ」という評価になってしまい、サカの神将器「ミュルグレ」の方を持ってきて欲しかったという声が出てきてしまうほどに…。
この設定ミスはWiiUのVCでもそのまま残っている、ぐぬぬ…。
ヒーローズ
現在は常設2種、超英雄5種、伝承英雄1種の合計8種類のリンが登場している。
うち4体のイラストレーターは封印の剣のスピンオフ漫画「覇者の剣」の作画担当である山田孝太郎氏が手掛けている。風に揺れる思いと風の公女は「烈火の剣」のイラストなどを担当したワダサチコ氏が手掛けている。神装英雄ではcuboon氏が手掛けている。
草原の公女 リン
「私は草原の民リンディス。
いちおうキアラン候公女…なんだけど、
ああ、あまり気にしないで。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | ソール・カティ(専用) |
奥義 | 疾風迅雷 |
A | 攻撃の覚醒3 |
C | 速さの紋章3 |
初期から登場。
ステータスは速さ高いところ以外の数値は中の下。
専用武器『ソール・カティ』は、HPが50%以下の時に追撃可能であれば攻撃直後に追撃する攻め立て効果があり、速さの高いリンとの相性は抜群。この攻め立て効果はパッシブBや聖印の『差し違え』で反撃可能な相手に確定追撃にした場合も効果が重複する。この『攻め立て+差し違え』のコンボは他のキャラクターでも実行できるが、リンの場合は攻め立て効果が武器自体に付いているため、パッシブB枠か聖印枠のどちらかを空けることができるという利点がある。原作では重過ぎて使いづらい武器であったが、ここで汚名返上となった。
さらにパッシブAスキルの『攻撃の覚醒』も、HPが半分以下になれば攻撃が強化されるので武器の性能と噛み合っている。
奥義スキルは『流星』か『疾風迅雷』。与ダメージ2.5倍か再行動可能とどちらも強力な奥義だが、カウント数がどちらも多いのが難点。ただし追撃を出しやすい性能ではあるのでカウント数を稼ぐ手段にはそれほど困らない。
弱点としてはやはり原作同様、守備がやや脆い。攻撃が高いユニットや勇者の槍持ちユニットだとすぐ撃破されるので立ち回りが難しいユニットである。さらに攻撃もそれほど高くはないのでスキル頼りになってしまう。初期の剣ユニットにありがちな弱点が目立つユニットである。
2017年11月のアップデートで武器錬成機能が追加されると共に錬成武器対象に。
HP75%以下と条件が緩和。特殊錬成効果は同条件で自分から攻撃した時、敵が反撃可能なら絶対追撃と差し違え3が内情。追撃の問題は改善してパッシブB枠と聖印枠に自由が生まれた。とはいえ、初期ユニットかつ初期錬成効果というダブルでお試しのような扱いにされてしまったため、まだ立場が厳しいのが実情である。彼女を上手く扱うには召喚士の愛が試される。
ただ2019年4月のアップデートからVer1.8.0(第一部)以前に実装した☆5限定の英雄は「復刻の超英雄召喚」や「スキルピックアップ召喚」を除き入手率は格段に落ちた。もし狙う場合はピックアップ召喚で狙うといい。
2020年2月から神装英雄が実装。そのトップバッターがリン。ニフル王国をモチーフとした衣装を身に纏っている。全ステータス+2となる以外の性能は普段と変わらないが新ボイスとミニキャラも一新されている。ただし、フェーパスに加入する必要があるので注意。
草原の花嫁 リン
「私はリン。ちょっとした理由があって
今はこんな格好だけど…
…あ、あんまりじろじろ見ないで。」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/歩行 |
武器 | キャンドル+ |
補助 | リバース+ |
奥義 | 疾風の祝福 |
B | 幻惑の杖3 |
2017年6月から登場した初超英雄。
ジューンブライドということで花嫁衣装を着ている。ちなみに、花嫁衣装は胸がきついらしい…。
ステータス画面での台詞では、理想の結婚相手について「私を倒せるぐらいでないと」と語っている。
通常版とステータスを比べるとHP以外下回っている。
武器スキル『キャンドル』は攻撃した敵に、次の行動まで反撃不可の状態を付与する事が出来る。自身の攻撃力は低いためダメージには期待できないが、反撃不可の状態異常によって他の味方が戦闘する時に有利な状況を作り出すことができる。また、パッシブスキルの『幻惑の杖』は自身の攻撃時に相手の反撃を受けないという効果を持ち、上記のデバフを安全に相手に付与することが可能。
さらに補助スキルの『リバース』はHPが半分以下なら回復量が増幅するので、回復役としても非常に優秀。
杖ユニットの中ではトップクラスに速いので追撃される心配はあまりない。ただしこちらも体力と守備が脆く、物理武器ユニット攻撃や弓と暗器持ちユニットには注意が必要。
2017年11月28日に杖ユニット全般が強化された際に武器スキルが『キャンドル+』まで習得できるようになり、攻撃した敵だけでなく、周囲2マスの敵にも反撃不可の状態を付与する事が出来るため、戦略の幅が広がるようになった。また、パッシブBに「幻惑の杖」を習得できる都合上、武器錬成は神罰の杖一択となるため、「一方的に高威力の攻撃ができる上に状態異常を撒き散らせる」という「こんな杖キャラがいれば…」というユーザーのわがままが反映されたようなユニットとなった。また登場当初はスキル継承は3つでキャンドルをとるか幻惑の杖をとるかの選択をスキル継承で問われていたが、現在スキル継承は4つになりキャンドルサービスと幻惑の杖を一緒に継承できる。
幻惑の杖はのちにレギュラーの杖ユニットも持つようになったが、実装は彼女が初。またキャンドル+と同じ効果のフラッシュ+ものちにレギュラーで登場している。
大いなる公女 リン
「私はリンディス。
サカ部族に伝わるこの弓で、
役に立ってみせるわ。」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 弓/騎馬 |
武器 | ミュルグレ(専用) |
奥義 | 竜裂 |
A | 鬼神飛燕の一撃2 |
B | サカの加護(専用) |
C | 攻撃の紫煙3 |
2017年9月から登場した総選挙版。
草原の民のイメージから、原作の遊牧民クラスのような馬に乗って弓を射るスタイルになった。専用武器はサカに伝わる神将器・疾風の弓『ミュルグレ』。
通常版とステータスを比べると問題だった攻撃は上がるが弱点であるHPと守備は余計下がった。
初の弓騎馬ユニットで、さらに攻撃と速さが高いと豪華な仕様に。武器スキルの『ミュルグレ』は相手が魔法であれば戦闘中は相手のバフを無効にする。
専用Bスキルの『サカの加護』は自分から攻撃する時に遠距離反撃を持つ剣/槍/斧の反撃を無効にする。継承次第では様々なリンに育てることも可能。
使いやすい基本性能に加えて、専用スキルから「強化を積んだブレード系魔法での攻撃」「遠距離反撃ユニットでの迎撃」という当時の主流戦法へのカウンター的なデザインを持つ。
ミュルグレを勇者の弓や火薙ぎの弓に変えるなどすればまた違った構成を作ることが出来る。
ただ弱点も多く、守備がとても低い上に体力が低いため、物理判定である弓と暗器、また武器錬成されたマムクート(ブレスは『サカの加護』の対象外)に攻撃する際は注意が必要。もちろん剣や槍の攻撃も受けないように気を付けなくてはならない。さらに騎馬特効を持つユニットも多くいるため、そちらにも注意。魔防は守備よりは少し高くても、弓殺しやレイヴン系の魔法には弱いため、立ち回りやパーティ選びが重要となる。
2019年9月のアップデートで錬成武器対象に。バフ無効の対象が遠距離武器全般に変更される。特殊錬成効果では敵より速さが高い場合に戦闘中の全ステータスが+4される効果が追加される。これで遠距離武器対応とステータス強化でより強くなった。
2023年3月から二度目の神装英雄。今度は真逆でムスペル王国の衣装で禍々しい衣装へ。
風に揺れる思い リン
「私はリンよ。愛の祭は
こういう格好をするそうなんだけど…
ちょっと動きにくくない?」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 魔法/重装 |
武器 | 青のプレゼント箱+ |
補助 | 献身 |
A | 攻撃速さの絆3 |
B | キャンセル3 |
C | 重装の行軍3 |
2018年2月からのバレンタイン超英雄。初の重装ユニット。
通常版とステータスを比べると守備と魔防はリンの中でそれなりにある。
武器スキルの『青のプレゼント箱+』はBスキルの「強化無効・遠距離3」と同じ効果。さらに『攻撃速さの絆3』は味方と隣接しているときに攻撃と速さが+5になり、得意の速さがさらに上がるようになっている。『キャンセル3』は自分のHPが80%以上なら敵の奥義発動カウント変動量を-1にし、敵の奥義発動カウントを遅らせる事が可能。『重装の行軍3』で味方の重装ユニットと隣接している時、ターン開始時に自分と重装の味方を2マス移動させることが可能で1マスしか進めない重装ユニットの弱点を補うことが可能である。
しかしステータスはHPが低く、守備もあまり高くないため、重装特効や緑属性の近接武器持ちユニットだと反撃が出来ない上に体力が低いことが響いており、ユニットと奥義次第では一発で倒される事もあるので注意が必要である。
風の公女 リン(伝承英雄)
「私はリンディス。あなたの力になるわ。
人々を苦しめる災いがあるのなら、
それを払うために戦いたいの。」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 弓/歩行 |
武器 | 疾弓ミュルグレ(専用) |
補助 | 守備魔防の応援 |
A | サカの掟(専用)→サカの掟・承(専用) |
B | 攻め立て3 |
C | 速さの指揮3→速さの相互大紋章 |
2018年4月に実装された風の伝承英雄で、攻撃の祝福を与える。出で立ちこそ一般的な弓歩兵であるが、弓兵では初めて属性を持つ、緑属性付きの弓兵として登場した。衣装はブレイドロードをモチーフにしていると思われる。
ステータスは彼女らしく高めの速さだがそれ以外はやや低め。
専用武器は飛行特効と魔防3に加えて、周囲2マス以内の敵の数より味方の数が多い時、戦闘中、攻撃速さ+5で敵の方が多いと確定追撃するエフラムとは逆に味方が多いほど強化されるタイプのスキルセットであり、武器では周囲に味方の方が多いと攻撃速さが上昇、専用パッシブスキル「サカの掟」では受け時周囲に味方が複数いると全ステ強化される。受け特化の専用スキルに対してBスキルが攻め立てでありかみ合いが悪いため、どちらかを変更するとしっかり特化できる。Aスキルに一撃系のスキルにするか死線に変更するかBスキルを別のスキルに変更するかは召喚士次第。
ここで最初の4属性すべてを制覇することになった。
2021年7月のアップデートから上方修正が実装。
Aスキルが「サカの掟・承」へ。自分から攻撃した時か周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、全ステータス+6かつ、近接武器の相手より速さが敵より5以上高い時は反撃不可になる効果に変更。
Cスキルには「速さの相互大紋章」が追加されたが味方の強化がなくなるので考えよう。
2021年9月のアップデートで錬成武器対象に。周囲三マス以内に味方がいる条件に変更され、+5に跳ね上がった。さらに自分が戦闘中、戦闘相手以外の敵軍のスキルを無効化するブラミモンドの専用Cスキルと同じ。特殊錬成効果は自分から攻撃するか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+5かつ速さの15%をダメージに加算。これで速さが高いと一方的に攻撃可能で攻撃速さが補えるようになり、戦闘相手が一人の場合は戦いが有利になる新たな個性を得た。
盛夏の公女 リン
「私はリン。南国の旅って聞いてたけど…
こ、こんな格好に
なるなんて聞いてないわよ!」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 弓/飛行 |
武器 | 絶海の蒼弓(専用) |
補助 | 引き戻し |
A | 鬼神金剛の瞬撃 |
B | 攻撃速さの連携3 |
C | 遠距離警戒3 |
2019年7月からの超英雄で水着姿で登場。青属性弓では初の飛行タイプとして登場することになった。
総選挙版とステータスを比べると速さが上がっている。
専用武器「絶海の蒼弓」は速さ+3に飛行特攻と重装特攻。自分から攻撃かつ敵のHPが100%なら戦闘中、全ステータス+4とHP満タンの敵を攻めると全ステータスが加算でステータスとスキルを見ればは高速アタッカー型。鬼神金剛の瞬撃で追撃不可や守備などで耐久面も少し補える。だが弱点も多く、有利不利問わずに反撃出来ない近接武器はもちろんだが、自身も飛行特攻に弱い点もある。見切り・追撃不可にも要警戒。
似たようなユニットに飛行・弓のヒノカがいる。あちらも飛行特効と重装特効の武器を持ち、無属性で属性の有利不利はなく、味方の飛行ユニットがいればお互いの機動力は上がるが弓殺しやレイヴン系の魔法に弱い。だが、リンは弓殺しは効かないのが強み。属性やスキルが異なるので差別化は可能。
2022年10月のアップデートで錬成武器対象に。自分から攻撃するか敵のHPが75%以上と片方の条件が満たしていれば発動可能&超緩和。そして追撃不可無効とキャンセル無効も加わった。特殊錬成効果はキラー武器効果とHPが25以上ならさらに戦闘中、全ステータス+4かつ近接武器の相手より速さが敵より5以上高い時は反撃不可。これで条件の緩和にキラー効果で奥義が出しやすく追撃封じとキャンセルも恐れず、一方的に攻撃出来る伝承版と近い性能になる新たな個性を得た。
しかもヒーローズ初の全移動タイプを制覇する事になった。
友情の双忍 リン
「私はリン、こっちはフロリーナよ。
お命頂戴…あ、違うわ。こういう時
忍者はなんて挨拶するんだったかしら…?」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 暗器/飛行 |
武器 | 疾風の双手裏剣(専用) |
奥義 | 月虹 |
A | 鬼神飛燕の一撃3 |
B | 攻撃守備の封印2 |
C | 速さ守備の牽制3 |
一年ぶりの2020年11月に実装された忍者の超英雄で親友フロリーナとの比翼英雄として登場。
今までのリンとステータスを比べると速さは一番高いが守備と魔防は一番低い。
疾風の双手裏剣はキラー系と勇者系のような効果だが速さ+4と反転したような効果で代わりに守備と魔防が-4になる。BとCスキルにも守備を下げる効果があり、やるかやられるかのスキルとなっている。
比翼スキルは、このターンに攻撃していれば自分だけ再行動にする。自分専用の比翼効果は初で発動は一回限り。
武器効果もあって火力は圧倒的。デフォルトスキルの場合は、相手にキャンセル等が無い限り必ずどちらか1回に月虹が発動するのも大きく、多少守備の高いキャラでも容赦なく連続攻撃で葬り去る。神階英雄戦のアビサルですら、重装とネームドユニット以外は耐えさせない。このようにメタられなければ問答無用で敵陣を壊滅させられる強力ユニットである。
注意しなければならないのは、遠反を持つor継承された強力な近接ユニット。ダメージ軽減や護り手・遠間などは天敵。とくに護り手・遠間を継承しているユニットはかなり厄介で大抵、周囲のユニットも含めて手が出ない可能性があり、殴ると返り討ちにあう事が多い。
こうしたユニットに対しては、4回攻撃はできなくなるが、Bスキルを風薙ぎにして一方的に攻撃する、と言う方法もある。横の相手を殴ってデバフをかけてから比翼や踊り子で2回目の攻撃、と言うのも有効。また逆に伝承クロム、伝承リーフなど機動力が高く飛行特効持ちは確実に落とされるので厄介。
しかしインフレには対抗できず機動力と火力も上回る忍者カムイ(女)の登場で立場を奪われ、ダメージカットや自分と味方の機動力強化して即効性の高い伝承シグルド。圧倒的な固さを誇る覇骸エーデルガルト、開花イドゥン、フォデス。超火力と機動力も常備して奥義即発動で一撃性能の伝承リリーナ、遠距離武器に向けた守備特化スキルを常備するガトーの登場で安心は出来なくなっている。
なお、リンはこれでヒーローズ初の全遠距離武器を制覇する事になった。
炎巻く風 リン
「私はリン。ロルカ族を代表して
炎の祭りに参加させてもらうわ。
鍛えてるから力には自信あるわよ!」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/歩行 |
武器 | 炎と風舞う聖槍(専用) |
奥義 | 神速回避 |
A | 大いなるサカの掟(専用) |
B | 盾の鼓動3 |
C | 速さの紫煙4 |
2022年9月の超英雄で1年半ぶりの登場。今回はifで存在する炎の部族の祭りに因んだ姿で登場。「草原の民も相撲に馴染みがある」「相撲で序列を決める部族もいた」とサカの部族について初めての設定が出てきたが、元々サカのモチーフは相撲が盛んなモンゴルなのでなんら不思議ではない。イベント、「戦禍の連戦」の特別会話では対戦相手が中々見つからないモゥディに見合う対戦相手を探してくるのだが…?
通常版とステータスを比べると全て上回り、問題だった攻撃守備魔防は大幅増加してバランス寄りになった。
専用武器はキラー武器効果と自分のHPが25%以上の時、戦闘中、全ステータス+5かつ敵の攻撃15%分ダメージに加算しつつ、自分の速さが「敵の速さ-4」以上の時、キャンセル効果。
もう一つは同条件で戦闘後、自分と周囲4マス以内の味方に奥義カウント変動量-1。
新たな奥義「神速回避」はサイファからの逆輸入。自分の速さが「敵の速さ-4」以上の時のみ、ダメージを40%軽減。そして奥義が発動可能状態か発動済みの場合、速さの15%をダメージに加算と「撃破されない」サイファのルールに基づいた奥義である。この奥義は歩行の剣/槍/斧に継承可能な汎用奥義である。
専用Aスキルは周囲4マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータスが周囲4マス以内にいる味方の数分×4+4まで(最大12)上昇かつ奥義が発動可能な状態の時、または、この戦闘(戦闘前、戦闘中)で奥義を発動済みの場合、戦闘中、ダメージ+5かつ自分の攻撃でダメージを与えた時、7回復の秘奥系スキルも搭載。
原作のリンを彷彿とさせる「当たらなければどうということはない」を意識している。
弱点としては基本構成では敵の絶対追撃や敵から受ける追撃不可効果を無効化出来ないため、これらの効果を持つ相手を苦手とする。絶対追撃持ちや槍殺しには注意したい。
無双
2017年9月のニンテンドーダイレクトで参戦が発表。烈火の剣から唯一の登場。
事前に「参戦キャラクターは、基本的に新・暗黒竜、覚醒、ifの3作品から登場する」と公式からアナウンスされていたため、リンの参戦は多くのファンを驚かせ、そして喜ばせた。
烈火の剣はFEシリーズで初めて日本国外向けに発売されたタイトルであり、一人目の主人公であるリンはマルスに相当する「シリーズの顔」といえるため選出された。
クラスはロード→ブレイドロード。本作ではクラスチェンジしても弓は使えない。
専用武器はもちろん「ソール・カティ」。ファルシオンと同じく竜特効を持ち、ドラゴンナイトやマムクートと戦う時は非常に有利。
なお、今作ではちゃんと揺れます。カミラに匹敵するほどの大きな胸は、ちょっと目を凝らせば揺れていることがよく分かる。
ソール・カティでなくてもちゃんと揺れるので安心しよう。
原作同様スピード重視の剣士で剣と隠し刀(マーニ・カティ)の2本を巧みに操り、戦場を風のように駆け抜け、目にも止まらぬ素早い連撃を繰り出す。強1は瞬時に敵の目の前まで移動して攻撃する居合切りのような攻撃で、スマブラでの攻撃に近い。
ちなみに後にプレイアブルになったナバールも同じモーションである。
各種奥義では原作の必殺のように、残像を発生させるほどの高速移動をしながら攻撃を行う。
なお、DLC第2弾では「覚醒」に登場した異界のリンに由来するソードマスターの衣装が配信された。
絆会話では各キャラに自分の仲間を重ねることが多い。マルスにはエリウッド、クロムにはヘクトル、ルフレにはマーク、チキにはニニアンやニルスなど。
エンゲージ
『草原の公女の指輪』に宿る紋章士として登場する。通称は烈火の紋章士。
指輪はイルシオン王国に預けられており、国王ハイアシンスのお気に入りにされている。
初登場は10章。邪竜によって闇の紋章士として顕現されており、敵のハイアシンスが装備している。
続く11章でアイビーが密かに持ち出したことでルキナとともに仲間に加わる。
性能としては、速さや回避を底上げしたり、追撃・連撃に関わるスキルを多く持つ。
エンゲージ技は、脅威の射程10を誇る弓での五連撃「流星群」。使用者の兵種スタイルによってはさらに射程が伸び(最長で隠密の射程20)たり、敵をブレイクできるようになったりする。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降、アシストフィギュアとして登場している。構えた後に放つ素早い居合による必殺の一撃は、乱闘でも非常に頼りになること間違いなし。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、顔のデザインが僅かに変更された。
撃墜もできるが、構え中に攻撃してものけぞらない上に耐久力も紙というほどではなく、下手に攻撃しようものなら即座に反撃してくるため、返り討ちになること間違いなし。
スピリットとしても登場。主人公だから当然というべきかランクはACE(☆☆☆)。憑依されているのはポニーテール繋がりでキルソードを持ったゼロスーツサムスである。ステージは草原繋がりなのか「ガウル平原」(戦場化)。だが烈火主人公で唯一超化可能なスピリットであり、超化すれば「リン(ブレイドロード)」に変化。覚醒のDLCにあった異界のリンのイラストになる。もちろんランクはLEGEND(☆☆☆☆)に上がる。
因みに、リンに大本眞規子女史の声がついたのは、『大乱闘スマッシュブラザーズX』が初で、カービィとネスと兼ね役だった。以降は、上記どおり声が付く作品ではすべて大本女史が声を担当している。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、DLCでロイが復活参戦したため、母子(になる可能性のある)二人の共演がかなっている。公式もその点を意識しているのか、ロイの参戦PVではリンとロイが共演するカットがある。
イラスト
関連タグ
カップリング関連タグ
異性
同性
ネフェニー:同シリーズの中の人繋がり