概要
人竜戦役においてサカの遊牧民族から出た8神将の一人・神騎兵ハノンが使っていたという「疾風の弓」。ハノンの死後はサカ地方のどこかに封印されている。
見た目はそんなに特徴的なものではないらしく、入手した際のロイの反応は普通の弓に見えるとのこと。
もう一方のイリアルートで手に入るマルテは白銀に輝く見事な槍との評価であるため、その正反対の設定となるイメージを用意したものと思われる。
疾風の弓の名の通り、速さに+5の補正がかかるものの重量が9と作中の弓の中では上から数えた方が早いくらいに重い、そして竜系統のクラスに対して特効になる代わりに飛行系のクラスに特効にならない唯一の弓。
神将器のなかでは威力は16(他のは14から実質23とまちまち)と控えめなほうだが、重量負けしないために体格を補強し早さをカンストしたスナイパーか遊牧騎兵に装備させると、同じくミュルグレを装備して体格負けせず早さがカンストしてるスナイパーか遊牧騎兵を除いた全てのクラスに対して追撃確定になり一番手傷を負わせられる可能性の高いシロモノへと変貌する。
封印の剣・烈火の剣の時代においてこの弓を使う者は媒体によって異なり、ヒーローズではリンとスーが所持し、エンゲージではリンのエンゲージ武器となっているため勘違いしやすいが、プレイヤーが使うことが出来るのは「封印の剣」の方だけで、リンの出身作の「烈火の剣」の方では未登場であり実際にこれを持つ機会は無い。
この武器はローランの歌において裏切り者ガヌロン伯が持っていた剣・ミュルグレスが由来と考えられる。