解説
ソーズマン(swordsman)は「剣士」「剣客」を意味する英単語。
創作における固有名詞は主に以下の2つ。
ソーズマン(MARVEL)
その名の通り、剣を自在に操る。
これまでに3人が名乗っているが、有名なのは1人目。
初代
本名:ジャック・デュケイン (Jacques Duquesne)。初登場は1965年。
サーカス団に所属していた際に、拾われてきた少年期のクリントと出会い、バック・チザム / 初代トリックショットとともに剣と弓を教えていたが、金を盗む瞬間を見られてしまい逃亡。
マンダリンにテン・リングスで剣を強化してもらった上でアベンジャーズに潜入するが、ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチに惚れたこともあって心変わりし、逃亡。
その後もクリントらと対決・共闘を繰り返していた。
ある日、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーに加入する前のマンティスと出会い、彼女とともにアベンジャーズに正式に加入。
最後は征服者カーンから彼女をかばって戦死し、丁重に弔われた。
が、遺体の側に生えていた植物(型宇宙人?)と融合し、復活。マンティスとともに宇宙へ旅立っていった。
また娘のマージョリーは「ソーズウーマン」として、主にヨーロッパで活動している。
実写シリーズ「MCU」では、ドラマ『ホークアイ』にケイト・ビショップの母エレノアの再婚相手として登場。富豪ではあるが「剣の達人」とされており、ケイトとも交戦した。
演じたトニー・ダルトンの再現度や、吹き替えをベテラン声優の速水奨が担当したことから、特に日本のコミックファンからは更なる活躍を期待されており、制作陣もそれを示唆している。
二代目
本名:フィリップ・ジャベール (Philip Javert)。フランス人。
初登場は1992年。
正史世界【アース616】とは異なる【アース921】のアベンジャーズの一員で、ここでもクリントの師匠だった。
【921】の崩壊後、また異なる宇宙のブラックナイトこと「プロクター」に騙され、全ての宇宙のセルシを抹殺する指令を下される。
その一環で【616】を訪れるも、プロクターを裏切りアベンジャーズに協力。しばらく共闘した後、新たな故郷を探しに去っていった。
三代目
本名:アンドレアス・フォン・ストラッカー (Andreas von Strucker)。初登場は1985年。
⇒元々名乗っていた双子の姉とのコンビ名「フェンリス」を参照。