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テン・リングス

てんりんぐす

MARVEL作品に登場するアイテム。実写作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」においては組織名でもある。
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コミック版編集

トニー・スターク / アイアンマンのヴィラン、マンダリンが用いるアイテム。

マクルアン人の宇宙船から見つけた10個1組の指輪で、それぞれが異なる力を持つ。

左手右手
親指ダイモニック
  • 電磁石の力を利用した白色ビーム
リメイカー
  • 物体を分子レベルで操作
人差し指インカンデッセンス
  • 高熱火炎
インフルエンス
  • 音波等を衝撃ビームに変えて発射
中指ライトニング
  • 電撃
スピン
  • 旋風
薬指ライアー
  • 幻覚や他人の洗脳
スペクトル
  • 破壊ビーム
小指ゼロ
  • 絶対零度の冷気
ナイト・ブリンガー
  • 暗黒による感覚麻痺

MCU編集

マンダリンが率いる国際テロ組織

その名の通り、一つ一つにモンゴル文字が描かれた10個の輪が円状に並んだマークをシンボルとして用いている。


世界中に支部があり、要人暗殺や建造物爆破等の活動を行なっていた。


アイアンマン編集

ラザ・ハミドゥミ・アル=ワザールが主導する中東支部のチームが、アフガニスタンに駐留する米軍へ自社の兵器をプレゼンしに来ていたトニー・スタークを拉致し、スターク社が開発した新型ミサイルを作るよう強要。しかしトニーと、彼より先に捕えていたホ・インセン博士の結託により、トニーがアイアンマン・スーツMkⅠを開発し、逃亡されてしまう。

その後、トニーが砂漠に残したマーク1の残骸を回収する。


実はトニーの拉致は、スターク社を手に入れようとする副社長のオバディア・ステインからの依頼であった。

ラザをアメリカに呼び寄せたオバディアは、事実の漏洩を防ぐために彼らを抹殺し、マーク1をもとにアイアンモンガーを作り出す。


アイアンマン2編集

メンバーの1人が、トニーへの復讐をもくろむイワン・ヴァンコ / ウィップラッシュに、偽造した身分証と旅券を提供する。


アイアンマン3編集

世界各地で爆破テロを起こし、マンダリンと名乗る老人が映像付きの犯行声明にて「教育」と称してテロを起こしていることを表明する。

その爆破テロが、トニーの部下であるハッピー・ホーガンを巻き込んだため、トニーはテン・リングスを誘き寄せるために自身の住所を公言し、テン・リングスはトニーの邸宅を爆破した。


終盤、実は放送でマンダリンを名乗っていたのはトレヴァー・スラッタリーという役者崩れの男で替え玉に過ぎず、真の黒幕はアメリカのシンクタンク「A.I.M.」の代表アルドリッチ・キリアンであることが明かされる。

最終的にキリアンはトニーとペッパー・ポッツによって倒され、正体が露見したトレヴァーも逮捕されて、テン・リングスは崩壊した。


王は俺だ編集

マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のBD特典映像。


当局に逮捕されたトレヴァーの元に、本当のテン・リングスの使者を名乗る者が現れ、彼を脱獄させる。




















シャン・チー/テン・リングスの伝説編集

本来はシュー・ウェンウーがおよそ1000年前に入手した10個の腕輪のこと。片腕に5個ずつ装着することで持ち主に強力な超能力や一騎当千の戦闘能力を与えるとともに、肉体の老化を止め、不老不死にする。

火山の噴火口で発見したとも、何者かの墓から盗掘したともいわれるが、本当の出どころはわかっていない。


※指輪から改変されたのは、おそらく「手に付けて用いるアイテム」という点でインフィニティ・ストーンとの類似を避けるためと思われる。


それを手にしたウェンウーは、世界を手に入れるため次々に敵を倒し、部下を増やし、その組織もまた「テン・リングス」と呼ばれた。

組織は時を経るごとに支配地域を広げ、世界史の裏で暗躍していた。ウェンウーが妻イン・リーと結婚してからは活動を休止していたが、イン・リーが敵対組織に殺害されるとともに再始動。

今では、世界を裏から支配する一大犯罪組織として活動している。


いわば、東洋版のヒドラである。


なおマークも少し異なり、10個の輪それぞれに時計回りで真上から漢字で「權」「力」「壯」「偉」「傑」「勢」「宏」「雄」「強」「威」と書かれている。


メタな話になるが、これは当初使用していたマークにモンゴル文字が描かれていた事に対して、『無形文化遺産であるモンゴル文字をテロリストのシンボルに使うとは何事か!?』とモンゴル政府から苦情がきたための………いわば大人の事情である。


真のメンバー


武術家でもあるウェンウーの組織に相応しく、主要な構成員は格闘術に優れており、デス・ディーラーを筆頭に覆面をした忍者のような暗殺者もいる。

構成員には白人もいるが、側近にはアジア人が多いようである。また、ウェンウーが男尊女卑思想を持っているのか、戦闘員は男性がほとんど。


『アイアンマン3』に登場したものは、ウェンウー率いるテン・リングスの名を借りた偽物にすぎない。

ただ、無印および『2』に登場したほうはどちらに連なるものなのか、劇中で明言されていない。

ただ、無印に登場した中東支部は、ブルーレイ収録の未公開映像ではウェンウーに言及されていたので組織に連なっていた様子。


余談だが中東支部でM1エイブラムスに搭乗していた兵は、上空を飛んでいるアイアンマン(人間大なので米粒くらいにしか見えないはず)に戦車砲を命中させるという離れ業を行っている。まぁすぐに反撃されて吹っ飛ばされたが。


ミズ・マーベル編集

カマラ・カーンの曾祖母アイシャを含めた異世界人「クラン・ディスティン」が赴いたとある遺跡の床に、テン・リングスの紋章が刻まれていた。

カマラが超能力を発したきっかけとなったバングルも、どことなく装備としてのテン・リングスに似ており、関連性が疑われる。


関連タグ編集

MARVEL マンダリン(MARVEL)


MCU

アイアンマン3 テン・リングスの伝説

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