概要(原作コミックでの設定)
本名マーク・スカーロッティ。特殊なムチを操るヴィランであり、アイアンマンのライバルの1人でもある。
現在マークはブラックラッシュに改名しており、リーアン・フォアマンなる人物が二代目となったり、ソ連の科学者で、自作のアーマー『クリムゾン・ダイナモ』を装着しているアントン・ヴァンコが後継者になった事もある。
アントン・ヴァンコはその後、アイアンマンに挑むが、和解して亡命・スターク社のスタッフとなる。しかし、KGBの刺客ボリス・ツルゲネフがクリムゾンダイナモを奪い、アントンはアイアンマンを守るためボリスと相討ちになり死亡。その後、アントンが遺した技術によって『チタニウムマン』が開発され、クリムゾンダイナモともども複数のバージョンアップ機が登場している。
MCU版
『2』
メインヴィランとして登場。ただし、本名がイワン・ヴァンコという名前に変更されている。往年の俳優ミッキー・ロークが演じた。
素面を晒して素肌の上にギアを装着した姿が特徴的で、pixivに投稿されているものはこのバージョンが大半。
かつてハワード・スターク(トニーの父)の共同研究者であった父のアントン・ヴァンコが米国在住時にスパイ容疑で逮捕・追放され、それ以降ずっと貧困生活を余儀なくされていた。スターク家を逆恨みし、父の死後に遺された資料から自らの手で小型のアークリアクターを作り上げ、それを動力源とする電流を纏い車も容易に切断する特殊なムチ“エレクトリカル・デス・ウィップ”を装備した簡易アーマーを開発。アイアンマンとして時の人となっていたトニーに襲い掛かった。
携帯型アーマーのマーク5はムチにより各所を破損させ、ブラスターをはじくなど互角以上に戦うも電流のパワー不足により絡めとられて接近戦に持ち込まれ敗れ、リアクターも破壊され投獄された。
しかし後に技術を欲したジャスティン・ハマーにより脱獄を果たし、彼の研究所で量産型アーマーロボット「ハマー・ドローン」を開発。
更にスターク・エキスポ会場でのハマー主催のハマー・ドローン軍団とローディが装着しているウォーマシンのお披露目にて、自身を止める為に新たにマーク6を携えて現れたトニーを始末するべく、予めプログラムしておいた遠隔操作でウォーマシンとハマー・ドローンのシステムをハッキングして、襲撃させる。
トニーとシステムが復活したローディによって、ハマー・ドローンが全滅させられた後、新たに開発した「ウィップラッシュ・マーク2」を装着して二人を強襲する。
先の戦いの際に掛けられたトニーからの評価を元に、より強化したエレクトリカル・デス・ウィップを駆使して二人を圧倒して追い詰めるが、二人のリパルサー・レイのエネルギー衝突による大爆発を受けて敗北。最期は満身創痍の状態で、装着していたスーツとハマー・ドローンの自爆システムが作動し、ハマー・ドローン共々自爆して死亡した。なお倒されたハマー・ドローンの一体がトニーの帰りを待つペッパーのすぐ近くで自爆しようとしていたが、トニーがギリギリで救出した。
エージェント・オブ・シールド
シーズン2において当時のヒドラの首領ダニエル・ホワイトホールに雇われた傭兵としてマークが登場。ロープダーツナイフ(先端にナイフが取り付けられたロープ)を戦闘に用いる。過去にクリント・バートンを暗殺しようとしたことがある。
分隊を率いて国連を襲撃した後、さらにベルギーのシールドのセーフハウスを襲撃する。その後駆けつけたS.H.I.E.L.D.のメリンダ・メイと交戦になって敗北、タルボットの監視下で拘留された。
エージェント・カーター
シーズン1第1話においてスターク社在籍時代のアントンが登場。ペギー・カーターとエドウィン・ジャーヴィスからハワードの技術を悪用して作られた兵器の調査を依頼され、開発にロクソン社が関わっている可能性と兵器に使われているニトラメンがバイタレイを放出していることを指摘した。
なお本作の舞台は1946年であるが『アイアンマン2』でのアントンのプロフィールに書かれていた生年は1943年であり矛盾が起きている。
アイアンマン・ザ・アドベンチャーズ
デザインに大幅アレンジが加わり、アーマー姿になっての登場。
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
名前 | ウィップラッシュ Whiplash |
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属性 | テック |
必殺技 | ウィップ・カッター |
CV:優希比呂
なんとこちらでも『ザ・アドベンチャーズ』準拠の姿で登場した。
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マーベルコミック アイアンマン アイアンマン・ザ・アドベンチャーズ ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ マーク・スカーロッティ アベンジャーズ地球最強のヒーロー