解説
初登場は2016年の"Invincible Iron Man #7" 。
2代目のアイアンマン。
本名:リリ・ウィリアムズ。
若干15歳でマサチューセッツ工科大学で飛び級で学位を習得した天才少女。
スクラップ部品を材料として、自身専用のアーマースーツを一から作り上げた。
ヒーローチーム「チャンピオンズ」に参加している。
なお「女性版アイアンマン」にはペッパー・ポッツ専用アーマー「レスキュー」という前例がある。
MCU
演:ドミニク・ソーン、吹替:早見沙織
2023年秋配信予定の主役ドラマに先行して、2022年11月の映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』にて初登場。
映画の予告編で解禁されたアーマーは大柄でメカメカしい外見をしており、『アイアンマン』序盤でトニー・スタークが最初に作ったマーク1を彷彿とさせるためか、発表時はTwitterのトレンド入りを果たした。
また吹き替えの早見女史は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にてトニーの形見とも言うべきE.D.I.T.H.を担当しており、その繋がりも話題になった。
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
年齢は19歳。同じくMITの学生。
課題でビブラニウム探知機を作り米政府に提供したせいでネイモア率いるタロカン帝国に命を狙われる羽目に陥り、ティ・チャラの妹シュリと行動を共にする。
シュリとは科学者・発明家同士で次第に良き友人となり、ティ・チャラ亡き後のワカンダ、ひいては世界の危機に自作のアーマーを着て立ち向かう。
アーマーは2種類登場。
1つ目は前述した大柄の、以前から作っていたもの。頭部はむき出しで、飛行高度を上げすぎたために意識を失い落下している(アイアンマン・マーク2のオマージュ)。タロカンに攫われた際の戦闘で大破。
2つ目はワカンダで作ったビブラニウム製。シュリが自分のラボに導入していた補助AI「グリオ(Griot)」を借りてトニーのJ.A.R.V.I.S. / F.R.I.D.A.Y.のように扱うなど、仕様も後期アイアンマンに近くなった。最終決戦後はビブラニウムの流出を防ぐ目的もあり、ワカンダに置いて帰国した。
IRONHEART
「科学と魔法の対立」をコンセプトに、コミックでは魔法を操る犯罪シンジケートのリーダー、ザ・フッドがヴィランとして登場予定。
余談
コミック初登場からMCUデビューが(おそらく)現状最も早いキャラクター。
同年代の女性ヒーローであるアメリカ・チャベス / ミズ・アメリカは2011年、カマラ・カーン / Ms.マーベルは2013年に初登場し、同じく2022年の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』とドラマ『ミズ・マーベル』で実写デビューしている。
関連タグ
ライアン・ワイルダー:ある意味似た者同士。