概要
シャン・チーを主人公とするシリーズ「マスター・オブ・カンフー」に登場するヴィラン。
といっても初期の1エピソード(約5話)にしか登場しないマイナーなキャラクター。
本名はリー・チン・リン。
髑髏のマスクと十字型の剣、名前が指す通り犯行現場にトランプを残すことが特徴で、作中ではシャン・チーに対決を挑んでは敗北して逃げる雑魚キャラ。
原作
MI6のエージェントだったがシャン・チーの父・ゼン・ズー(MCUにおけるウェンウーの元となったヴィラン。かのフー・マンチューと同一人物とされる)に遣える残忍な人物であったため、シャン・チーは長官の命令で始末しに隠れ家へ行くも戦闘になるが逃走し、ゼン・ズーからデス・ディーラーのコスチュームを与えられて活動するようになる。
そんな中で蠍の毒で弱らせて追い詰める(死の淵まで追い詰めたのはこの時だけ)、背後から不意打ちなどをするがほとんど効いていないため負けると毎回逃げていたが、125話で対決をするもシャンチーがぶつけた燭台の炎がコスチュームに燃え移ってしまいそのまま火だるまとなって死んでしまった。
MCU
演:アンディ・リー
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に登場。
闇組織テン・リングスの首魁シュー・ウェンウーに仕える忍者のような出で立ちの戦士で、京劇の仮面をかぶっており、武器は苦無。
コミックに比べてかなり株が上がり、組織の幹部的な立場で、過去にはシャン・チーを鍛えるなど師匠的な役割を担っていた。
現代では、マカオのファイトクラブにいるシャン・チーとシャーリンを部下とともに強襲。シャン・チーとバトルを繰り広げる。
終盤、仙人の村ター・ローにて、ウェンウーが闇のゲートを破壊したことで現れた怪物に魂を抜かれ、あっさりと死亡した。
台詞は一切なし。(しかしエフェクトをかけた低音で何かモゴモゴ言っている。)
余談
実は二代目がおり、その正体は息子のリー・フオ・リーである。しかし彼も一度しか登場していない。
MCUにおける演者のアンディ・リーは、マーシャルアーツのグループのメンバーであり、マーシャルクラブというYouTubeチャンネルも仲間と一緒に開設している。主にアクロバットを活用したショートムービーを挙げている。