マンダリン
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まんだりん
西洋人が中国の官話(北京官話)のことを指して使った言葉。あるいはそこから転じたキャラクター他。
曖昧さ回避
中国(主に明朝から清朝)やベトナムの官僚を、西洋人が指した言葉。
元々はマラッカ王国の貴族階層をサンスクリット語で「指導者」と言う意味でこう呼んでいたものがポルトガル語に取り入れられ、「命令者」や「大臣」と言う意味になり、それから英語に取り入れられたもの。
中国の官僚は長きにわたり科挙の試験の合格することばかりに凝り固まって特権意識を振りかざし、民衆の生活に関る事柄を軽んじた。そのため西洋では公務員試験に合格する為に填め込み教育を受けているが倫理観や教育が鳴っていない者や、硬直的で時代遅れの発想を振りかざす官僚を揶揄する意味で「マンダリン」と呼ぶ。
みかんのマンダリンオレンジも名前の由来はマンダリンが来ていた服がこのような色だったことから。
竹ひごゲーム「ミカド」に使われる棒の名称の一つも「マンダリン」なのもこれが由来。「ミカド」に次いで偉いのがマンダリンで、それから下が「ボウズ」「サムライ」「クーリー」となっている。日本と中国がごっちゃなのは…まぁ西洋だし…。
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