解説
2005年に登場した女性ヒーロー。
富豪の家に生まれるが、両親や姉スーザンと考えが合わない、孤独な幼少期を過ごす。
ある日、父がヴィランのマタドールとあっているところを目撃、マタドールに捕まるが、初代ホークアイのクリント・バートンに救われ、彼に憧れるようになる。
その後、街中で突然性的暴行を受ける悲劇に見舞われ、以来、自分を守るために剣術や弓術、格闘技を学ぶようになる。
時が経ち、姉の結婚式がヴィランに襲撃され、ヤングアベンジャーズに助けられる。彼女もまた、捕虜になってしまったヤングアベンジャーズを助け、アントマンの娘であるキャシー・ラングに誘われる形でアベンジャーズマンションを訪問する。
そのとき、征服者カーンにマンションが襲撃され、ケイトはマンションにあったホークアイを含めたアベンジャーズの装備を使って迎撃。
戦闘後、キャシーと共に正式にヤングアベンジャーズの一員となる。
クリントがクリー人との戦いで死亡していたことを受け、キャプテン・アメリカが彼女を二代目ホークアイに指名、ケイトもそれを受け入れた。
それから程なくしてクリントが復活し、ローニンとして活躍していた時期にケイトと接触。弓での勝負ではクリントに初代ホークアイとしての圧倒的な腕を見せられたが、クリントからも正式に二代目として認められる。
クリントを主人公とする『ホークアイ』誌でも二代目ということで登場している。私生活が意外とだらしないクリントを補佐したりと活躍。
MCU
演:ヘイリー・スタインフェルド、日本語吹替:種﨑敦美
2021年配信のドラマ『ホークアイ』にて初登場。
『アベンジャーズ』におけるニューヨーク決戦において父を失い、同時にチタウリと戦うクリントを目撃したことで、彼に憧れ、弓術を始めとするありとあらゆる武術を会得、いくつもの戦いで受賞するまでに至る。母親はニューヨークを拠点とする警備会社「ビショップ警備」を経営しており、ケイト自身も普段は大学に通っているが、社員として働いてもいる。
戦闘力と財力を兼ね備えているがゆえに自信家で、自分が正しいと思ったことに反する母親やクリントからの言葉には強く反発する。また自分の腕を誇示するために大学の鐘楼を弓矢で射ったり(その結果、鐘楼が全壊してしまう)、母を脅迫している疑いのある相手の家にローニンに扮して侵入する(相手が何者かに殺されていたため、殺害容疑がかかってしまう)など、若さゆえの無謀な行動が目立つ。
ホークアイ
大学のクリスマス休暇に合わせて実家に戻るが、母エレノアが富豪のジャック・デュケインと婚約したことを知る。元々ジャックのことが嫌いだったが、彼が闇オークションに参加していたこと、婚約に反対していた彼の叔父が何者かに殺されたことから、彼の闇を暴こうとする。
また闇オークション会場がジャージ・マフィアに襲撃されたことに乗じて、競売品であるローニンのスーツ(クリントが『エンドゲーム』で着用し、最終決戦のどさくさで紛失したもの)を着てマフィアと戦ったことから、マフィアから狙われるようになったうえ、スーツを取り戻したいクリントと行動を共にするようになる。
マーベルズ
終盤で登場。
帰宅した際にチームを作ろうと家で待っていたカマラ・カーンから勧誘される。
余談
コトブキヤのBISHOUJOシリーズにおいて山下じゅんや氏によってBISHOUJO化されたビジュアルが公開されており(参照ツイート)、本場であるアメリカの人々から絶賛の声があがったようだ。