概要
「巨神脚」と呼ばれるフィールドの一部。『ゼノブレイド』のフィールドは超巨大な神「巨神」の体であるのだが、その名の通り部位としては巨神の膝から太ももの上に存在している。後述のように大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにゼノブレイドシリーズのステージとして採用されているため、未プレイ層も含めて広くその名を知られた同作全体を代表するフィールドと言えるだろう。
特徴
人工物は少なく広々とした平野が広がる。大きなアーチ状の構造が並ぶ独特の景観を持つが、このアーチ的な構造体に登ることはできない。生息モンスターは草食恐竜型のアルマ、狼型のヴォルフ、兎型のバニットなど動物系のものが多数を占めるが、隣接するラグエル湖の付近には機神兵が陣取る区画も存在する。
『ゼノブレイド』はどこのフィールドでも同じマップ上に(主人公がそこを訪れる時の)適正レベルくらいの敵とそれより遥かに高いレベルの敵が混在しており、ガウル平原もかなり序盤のフィールドであるが例外ではない。普通にプレイしていればここを最初に訪れるときのパーティのレベルは大体15前後なのだが、このガウル平原にはレベル81のユニークモンスター「縄張りバルバロッサ」が普通にうろついており見つかったら全力で逃げないとワンパンでゲームオーバーになる。他にもマップのスキップポイント(ポケモンでいうそらをとぶでジャンプできる地点)のすぐ近くにレベル90の「不動のゴンザレス」がいるなど、雄大で平和そうな景観とは裏腹に気を抜いてほっつき歩いていると一瞬でパーティが散りかねない物騒な土地である。穏やかじゃないですね。
(ただし先にも述べたように別にガウル平原だけがそうという訳ではなく、大体どのマップにも反則級のレベルの敵は配置されている。)
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
シュルクのホームステージで、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に登場する。アーチ構造に登れなかった原作とは対照的にアーチ部分が足場となっており、真ん中が吹き抜けになった独特の形状をしている。
ちなみに、ステージ中央に急降下するアイクの大天空などを使っても位置が少しずれてちゃんと足場に着地してくれるので、最後の切りふだが自滅になるという心配はない。
『Nintendo 3DS』と『Wii U』では大きさが異なっており、後者ではかなりサイズが大きく一部のキャラでは高低差をジャンプで越えるのが難しいためジャンプ台が設置されている(周囲の風景からはかなり浮いてるが…)。
本来原作のガウル平原からは巨神に相対する機神の姿ははっきりと眺めることはできないが、スマブラでは見栄えよく背景にしっかり機神が映っている。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では『for Wii U』の仕様に準拠しているが、『ゼノブレイド2』のBGMが一部追加されている。
「てめぇらぁ!こんな所で何してやがる!?」
『for Wii U』及び『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では夜の時に黒いフェイス(CV:若本規夫)が乱入してくる。攻撃を加えれば撃墜することも可能。場にシュルクがいる場合にはセリフが専用のものになる。