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概要

杉浦博英・高橋哲哉・本根康之など、「スクウェア」に所属していたゲームクリエイター

ゼノギアス』の続編制作の有無などの経営方針の違いから退社し、1999年10月1日にナムコからの出資を受けて設立したゲーム会社である。

その後、2007年にバンダイナムコが持ち株の80%を約三億円で任天堂に売却。

ブラウニーブラウンレトロスタジオ等と同じく任天堂の子会社の一つとなった。

2011年には残りの株も任天堂に売却されている。これで完全子会社となったと思われがちだが、設立時に杉浦・高橋・本根が合計3%強と僅かながら出資していてこれが長らく維持されていたため、設立以来25年にわたってナムコ→バンダイナムコ⇛任天堂の連結子会社であったが、完全子会社ではなかった。ところが2024年12月、任天堂が杉浦らの持ち分を買い取り、完全子会社化したことが判明した。実行は2024年度になってからと推定される。

任天堂傘下となったあともバンナムの「プロジェクトクロスゾーン」「プロジェクトクロスゾーン2」の開発を手掛けているが、これらを最後にサードパーティーのタイトル作品の開発は行っておらず、自社開発タイトルか、任天堂本体のタイトルのお手伝いのどちらかに集中している。

主な作品

ゼノサーガ』シリーズ(ナムコ

バテン・カイトス』シリーズ(ナムコ・任天堂

ナムコクロスカプコン』(ナムコ)

無限のフロンティア』シリーズ(バンダイナムコゲームス バンプレストレーベル)

ソーマブリンガー』(任天堂)

DISASTER DAY OF CRISIS』(任天堂)

ゼノブレイド』シリーズとゼノブレイドクロス(任天堂)

プロジェクトクロスゾーン』シリーズ(バンダイナムコゲームス バンプレストレーベル)

その他

大乱闘スマッシュブラザーズfor』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』(任天堂)

モノリスソフト代表としてゼノブレイドからシュルクが参戦している。『SP』ではゼノブレイド2からホムラ/ヒカリが参戦し、その参戦ムービー製作に全面協力している。

余談

  • 元々サードパーティ側にあった故か、スタッフ求人の注意書きに「モノリスソフトは任天堂の子会社です」と、わざわざ強調した事があった。普通に考えても求人で強調する意味はあまりないはずだが、これに関しては様々な憶測が流れたが真相は不明。
  • 2017年2月にモノリスソフトの社名を騙り、宝くじが当たったといった事で個人情報を聞き出そうとする不審電話が掛かってくるという事例があり、モノリスソフトでは重要なお知らせとして注意喚起している。無論、モノリスソフトは宝くじ関連の事業は一切行っていない。
  • 社名の由来とコーポレートロゴのモデルは2001年宇宙の旅に登場するモノリスと呼ばれる謎のモニュメント

関連タグ

森住惣一郎:元所属者。2017年3月31日に退社。4月11日に社名は明らかになっていない※が他社に移籍している

※ のちにスーパーロボット大戦X-Ωでの無限のフロンティアスーパーロボット大戦OGのコラボイベント『ここが無限の開拓地』(森住氏がシナリオを担当)に関してスパロボ公式ブログにて書かれた記事内に所属会社がトライクレッシェンドであることが表記された。⇒そのブログ記事

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