本項ではシリーズ作品全般について記述する。
生物としてのピクミンについては⇒ピクミン
惑星に登場する原生生物については⇒ピクミンシリーズの原生生物一覧
シリーズ全般に登場するステージについては⇒ピクミンステージ一覧
概要(シリーズ全般)
謎の生物「ピクミン」と協力して、未知の惑星に散らばる船のパーツやお宝を集めるのが大筋。
しかし、基本的にこの惑星でピクミンは捕食対象。つまり喰われる側なのである。
原生生物に食べられたり、潰されたり、焼かれたり、溺れたり、感電したり・・・
・・・これまでこんなに敵との力の差が圧倒的なゲームがあっただろうか?
そのため、プレイヤーはなるべくピクミンの数を減らさないように戦わせる必要がある。
それがこのゲームの難しい所であり、奥深い所である。
また、どう見ても人工物的な柵や罠等が有ったりするが、やってるうちにそういう星なのだと思うようになる、やりこんでいないうちは下手につっこまないであげて下さい。
シリーズ一覧
ナンバリング作品
ピクミン(初代作)
メモリーカード使用ブロック数19で2001年10月26日発売。
Wii版は2008年12月25日発売。
Nintendo Switch版は2023年6月21日にダウンロード版が配信。セット版は後述。
主人公「キャプテン・オリマー」を操作し、30日以内に30個のパーツを集めていく。
ピクミン2
メモリーカード使用ブロック数27で2004年4月29日発売。
Wii版は2009年3月12日発売。
Nintendo Switch版は2023年6月21日にダウンロード版が配信。「ピクミン1」とのセット販売もあり、セット版限定でパッケージ版が2023年9月22日に発売。
ジャンルはAIアクションゲーム。
前作の続編。前作にあった時間制限は無くなっている。
借金10000ポコを返済するのが目的。返済後は201個有るお宝を収集していく。
また、今作から新キャラクターの「ルーイ」が登場し、2人で協力プレイや対戦が出来るようになった。
本作以降、キャラクターがセリフを読み上げるようになったが、何語ともつかない独特なもので、おべとも学園やピングー語に近い(ただ「キャプテン・オリマー」、「アルフくん」「アヒル」等の名前や「ごはん」というセリフだけは我々でも聞き取れるので、比較的近いのは日本語なのかもしれない……?)。
ピクミン3
2013年7月13日発売。価格は5985円(税込)。
前作までのキャラクターはほとんど登場せず、新たに「アルフ」「チャーリー」「ブリトニー」の3人が主人公として登場する。
そして、2020年10月30日にNintendo Switchで『ピクミン3 デラックス』が発売。
- マルチプレイに対応したストーリーモード(携帯モードでのプレイ時は1人のみ)
- オリマーとルーイを操作し、メインストーリーの前後に起きた出来事が語られるサイドストーリーミッション(『Hey!ピクミン』の前日譚含む)
- 『2』で人気だった原生生物図鑑。今回はアルフらコッパイ星人の解説も記載
- ゲーム進行の達成度に応じて付与される進級バッジ
- 難易度によって日没までの時間と原生生物の強さが変化する難易度の追加
などの新要素が追加された。
ピクミン4
2022年9月13日のNintendo Directで発表された。後に2023年2月9日のNintendo Directでも発表され、ここで発売日が2023年7月21日だと知らされる。
遭難したキャプテン・オリマーやほかの遭難者達を捜索するためにレスキュー隊の新米隊員としてPNF-404に乗り込む。
また今作では、主人公のキャラメイクが可能。
スピンオフ作品
Hey!ピクミン
2017年7月13日発売。価格は5985円(税込)。
シリーズ定番の「持ち帰り」要素を廃した、外伝的立ち位置の横スクロールアクション。
新キャラや新ピクミンの追加は無く、『3』で使用できる5種類を使っていく。
Pikmin Bloom
2021年3月23日に各メディアで発表。
2021年10月27日に世界各国で配信され、日本では11月1日に配信。
ピクミンを育てて増やし、一緒に歩くことで街中に花を植える位置情報ゲーム。
その他
PIKMIN Short Movies
2014年10月25日、第27回東京国際映画祭で初公開された、ピクミンのショートムービー。約20分。
同年11月6日のニンテンドーダイレクト終了後、WiiUと3DSにてダウンロード販売が開始された。価格はそれぞれ500円で、WiiU版ならHDで、3DS版なら立体視で見ることができる。
2020年10月8日に、YouTubeの任天堂公式チャンネルにて『ピクミン3 デラックス』発売を記念して全3話が公開されている。
−内容−
- 第1話「真夜中のジュース」
船の中でキャプテン・オリマーが何かをミキサーにかけている。それを見つけたピクミン達だが・・・。
- 第2話「ビンの中のお宝」
赤ピクミンが原生生物のシジミを追いかけていると、大きなビン(ラムネ瓶)を見つける。そのビンを見上げると中にはお宝(ビー玉)が!赤ピクミンは頑張ってお宝を取ろうとするが・・・。
- 第3話「たいへんな一日」
ピクミン達はショベルカーを拠点に、オリマーの指示で工事現場からお宝を運んでいた。一杯お宝を運ぶピクミン達だが、数匹が遊びに行ってしまう。果たしてそこで見つけたのは・・・?(※この第3話は少しショッキングな場面があるため注意)
ピクミンの歴史
2001年 | NINTENDOスペースワールドに出典 |
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『ピクミン』発売 | |
「愛のうた」発売。CM効果によりロングセールスを記録 | |
2004年 | 『ピクミン2』発売 |
ピクミンパズル発売 | |
エンターブレイン、ファミ通+キューブでコラム「LOVELOVEピクミン」を初掲載(32回まで) | |
2008年 | リメイク作品『Wiiであそぶ ピクミン』を発売 |
2009年 | リメイク作品『Wiiであそぶ ピクミン2』を発売 |
2012年 | WiiUでピクミンの新作が発表される |
2013年 | 『ピクミン3』発売 |
いっしょにフォトシリーズに「いっしょにフォト ピクミン」が登場 | |
2014年 | 第27回東京国際映画祭で特別上映作品として「PIKMIN Short Movies」を公開 |
「Short Movies」が3DSでも有料配信される | |
2016年 | 3DSでピクミンの新作が発表される |
2017年 | 『Hey!ピクミン』発売 |
2020年 | 『ピクミン3 デラックス』発売 |
2021年 | 『Pikmin Bloom』配信 |
2023年 | 『ピクミン1』『ピクミン2』Nintendo Switch版発売、『ピクミン4』発売 |
余談
ちなみに、ニンテンドー3DSでデータの引っ越しをすると、ピクミンがわらわらと登場してきてデータを別の3DSへと運んでいく様子を拝むことができる。