ピクピクニンジン
ぴくぴくにんじん
ゲーム中での「ピクミン」の名前の由来は、オリマーが赤ピクミンと出会った際にこのピクピクニンジンに似ていると感じた事からである。
『ピクミン』では名前のみの登場であり、後に『ピクミン2』の原生生物図鑑で正式に初登場した。
大まかな外見は地球のニンジンと大差ないが、茎に当たる部分も根と同様オレンジになっており、その先には一枚の葉が付いている。また、根の先が二股に分かれて小さな足のようにおり、その由来になったというだけあって遠目から見ると赤ピクミンによく似ている。
地球のニンジンとの一番の差異は大きさで、ホコタテ星人の手に収まる程度の、具体的にはピクミン達とほぼ同じサイズ(約2cm)になっており、地球のニンジンと比較すると非常に小さい。
オリマーの好物であり、『PIKMIN Short Movies HD』第1話では宇宙船に大量に積み込んでPNF-404探索中の食料にしている事が明示されており、スムージーにして飲む様子がある(なお、外見が赤ピクミンに似ているせいでたまたまその様子を見ていた赤黄青3匹のピクミン達は赤ピクミンを切り刻んでジュースにしていると勘違いをしてしまった)。
稀にゲキニガ成分を多く含んでいて食用に適さない「当たり」が存在し、『ピクミン4』ではその「当たり」のピクピクニンジンが、原生生物に食べさせると痺れて動けなくなる効果を持つアイテムとして登場している。
ちなみに、オリマーは一度疲労が溜まっていた時に赤ピクミンをピクピクニンジンと見間違えてうっかり齧りかけた事がある。
『ピクミン2』で初登場した金色に輝く高級品のピクピクニンジン。根だけでなく葉や茎に至るまで全てが金色になっており、その外見はもはや食べられる物には見えない。
『ピクミン2』の物語は、ルーイが初仕事でこのゴールデンピクピクニンジンの配送を任された際、あろう事か全て食べてしまった上に「宇宙ウサギに食べられた」と虚偽報告をした事でホコタテ運送が弁償として莫大な借金を抱えてしまう所からスタートする(後に『1』のパラレルワールドを描く『ピクミン4』にてルーイのこの犯行は依頼が来る以前から企んでいた計画的なものであったと判明した)。
それなりに給料の良さそうな宇宙レスキュー隊員のコリーですら手が出せないとても高価な代物であり、ラッセルは両親の得意料理であるゴールデンピクピクニンジンのスムージーが好物。