当記事は「シュルク」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』(以下、『for』)から参戦。
ファイター番号は57、通り名は穏やかさに秘めた力。
ディレクターの桜井氏曰く「本来はスマブラに出られるキャラではなかったのですが、超頑張って達成しました」とのこと。
特徴
モナドよりビームが展開されるため、これまでの剣士と比べリーチがかなり長い。
(もっとも、後にさらに長いファイターも多数参戦したため、現在はそこまで目立たないものになっているが)
横・上スマッシュ攻撃、上強攻撃、後・上・下空中攻撃はふっとばし力が強く、通常・前空中攻撃は円を描くため範囲も広い。
代償として全体的にワザの出が遅く、硬直もかなり長いため、リーチの長さを生かせないと反撃を貰いやすい。
原作での特殊能力「未来視(ビジョン)」は、「ビジョン」というワザ名でカウンターとして実装されている。
必殺ワザ
“ ” 内の説明文は『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』(以下、『SP』)のゲーム内ヘルプから引用。
- 通常必殺ワザ:モナドアーツ
“ 攻撃力やスピードなど 特定の能力に特化する
ボタンを押して選択 長押しか連打で解除 ”
シュルク最大の特徴。詳細は下記。
- 横必殺ワザ:バックスラッシュ
“ ジャンプして 全力で斬りかかる
相手の背中から斬りつけると 大ダメージ ”
- 上必殺ワザ:エアスラッシュ
“ ジャンプしながら 相手を斬り上げる
さらにボタンを押すと 空中で斬り払う ”
- 下必殺ワザ:ビジョン
“ 未来を視て 相手の攻撃を予測しカウンター
受付時間は 使うほどに短くなる ”
大きく踏み込むためリーチが長い。シールド無効攻撃のため、乱闘では複数の相手をまとめてふっとばしやすい。
しかし、かなりスローが掛かるとはいえ、カウンター成立から攻撃判定の発生までにかなりのタイムラグがあるので、特に空中だと不発することも。カウンター成立の瞬間に相手の攻撃が来た方向にシフトすればモーションが変化し、攻撃が非常に速くなるためこの点は克服できる。また、ベクトルも後ろ向きになる。
- 最後の切りふだ:チェインアタック
“ 目の前に まばゆい光の円を放つ
光に巻き込んだ 周囲の相手をめがけて
ダメージは モナドアーツの影響を受ける ”
通常必殺ワザ「モナドアーツ」
最大の特徴は、「モナドアーツ」による能力変化にある。
「翔」「疾」「盾」「斬」「撃」の5種類があり、それに応じて性能が大きく上下する。選んだアーツは一定時間再使用ができなくなるので注意。効果の持続時間とクールタイムはそれぞれ異なる。
ちなみに「翔」「撃」はスマブラオリジナルのアーツ。他のアーツの効果も原作から多少のアレンジが加えられている。
アーツ | 大幅アップ | 大幅ダウン | 持続時間 | クールタイム |
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翔(ジャンプ) |
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疾(スピード) |
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盾(シールド) |
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斬(バスター) |
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撃(スマッシュ) |
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『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』での変更点
「モナドアーツ」の仕様が大幅に変化。
前作ではボタンを何度も入力することでしかモナドアーツを切り替えられなかったが、本作では一度の操作で任意のモナドアーツを選択できる仕様に変更されている。もちろんボタンの連続入力でも可能。
また、アーツごとの振れ幅が、前作にあったカスタマイズ必殺ワザ「極端モナドアーツ」の性能に近くなった。補正が非常に強くなった代わりに、持続がかなり短く、クールタイムがかなり長くなっている。
また、「盾」のアーツだけは相手から攻撃を受けると効果時間がその分短くなるようにもなった。
間違いなく高いポテンシャルを備えている一方でそのポテンシャルを実戦で活かす為には非常に高い技術と練度が必要であり、『理論値上最強キャラ』と言われることもしばしば。
競技シーンにおいても発売当初から使い続けているプレイヤーはごくわずかである。
「チェインアタック」ではダンバンとリキに加えてフィオルンも参加し、掟破りの4人チェインを繰り出すようになった。
残念ながらこのフィオルンに声はついていない(他2人は原作からの流用)。
その他
カラーバリエーション
カラーバリエーションはほとんどが『ゼノブレイド』のパーティメンバーをモチーフとしたもので、『SP』ではそれぞれの髪色も再現されている。
2Pカラーはフィオルン、3Pカラーはダンバン、4Pカラーはライン、5Pカラーはカルナ、6Pカラーはメリア、7Pカラーはリキをモチーフにしている。
例外として、8Pカラーは「粋の境地」もといパンツ一丁に。
勝ちあがり乱闘「「翔」「疾」「盾」「斬」「撃」「機」」
ROUND | 敵 | 備考 |
---|---|---|
1 | ファルコ | ジャンプ力がぶっちぎりの1位 |
2 | ソニック | 走行速度がぶっちぎりの1位 |
3 | キングクルール | 最重量級(重さ1位ではない)で防御に長けたワザを多く持つ |
4 | クラウド | スピードとパワーを両立した斬撃、持っている剣の名前が「バスター」ソード |
5 | リトル・マック | K.O.アッパーなどによる驚異的なふっとばし力 |
6 | ロックマン | ロック「バスター」の使い手 |
BOSS | マスターハンド(&クレイジーハンド) |
ROUND5までは各モナドアーツの能力が元ネタで、その能力に特化したファイターが登場する。
ROUND6の「機」は原作『ゼノブレイド』の「モナドエンチャント」が由来。
余談
上アピールのセリフや参戦ムービーのタイトル、さらに通り名にもなっている「穏やかじゃないですね」だが、このセリフに声が付いたのは『for』が初である。(ちなみに『ゼノブレイド2』のDLCでも穏やかじゃないですねと言っている。)