当記事は「ルフレ」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
ファイター番号は56、通り名は自衛団の名軍師。この通り名は『ファイアーエムブレム0(サイファ)』にも採用された。
2014年7月にルキナと共に参戦が発表された。何気に『覚醒』準拠のCGムービーで素顔を見せるのはここだけ。
クロムよりも先にファイターとなったのは、魔法も使えるという点で他にないキャラクター性を発揮できたからだという。
特徴
使用回数に限りのある魔法と剣(サンダーソード)で戦っていくスタイル。
戦術師・神軍師スタイルとされるが、「暗闇の加護」スキルを伝授されたのか、闇魔法のリザイアも使うことができる。
ただし、それぞれの魔導書を使える回数には限りがあり、壊れると一定時間が経過するか、ミスになるまで使用できなくなる。
剣による攻撃は、弱攻撃や強攻撃、ダッシュ攻撃やガケのぼり攻撃、起きあがり攻撃では青銅の剣、スマッシュ攻撃や空中攻撃ではサンダーソードを使う。
しかしそのサンダーソードも一定回数使用すると壊れてしまい、回復するまでは青銅の剣のみで戦わねばならなくなる。
壊れた魔道書やサンダーソードは消える前に拾うことができ、投げつけると強力な攻撃となる。
弱点は上記の回数制限に加えて、ガノンドロフをも下回る地上フットワークの悪さ。
というか、今までで一番ダッシュ速度の遅かったプリンよりも劣悪なフットワークであり、特に『for』では最も鈍足なファイターである(『SP』ではガオガエンに譲り渡している)。
必殺ワザ
“ ” 内の説明文は『スマブラSP』のゲーム内ヘルプから引用。
- 通常必殺ワザ:サンダー
“ 魔導書の力を使って 雷魔法を詠唱する
ためるほどに 高位の魔法へと変化する ”
ためた時間に応じて「エルサンダー」→「ギガサンダー」→「トロン」と変化していくが、耐久値の減少幅も大きくなる。何気に魔道書の表紙もしっかり変わる。
- 横必殺ワザ:ギガファイアー
“ 炎魔法を詠唱し 火の玉を撃ち出す
着弾すると 火柱で焼き尽くしてふっとばす ”
耐久値は弱攻撃3と共有。
- 上必殺ワザ:エルウインド
“ 風魔法を詠唱し 反動を利用してジャンプ
足元に発生させる風の刃で 2回攻撃 ”
耐久値は百裂攻撃と共有。
- 下必殺ワザ:リザイア
“ 闇の力で相手をとらえ 生命力を奪いとる
奪った生命力で 蓄積ダメージを回復できる ”
回復量は自分のダメージが多い・相手のダメージが少ないほど多く、背後から当てると回復量が1.25倍に増える。
相手側はレバガチャで早く抜けられる。
- 最後の切りふだ:ダブル
クロムを召喚して前方に突撃。ヒットすればデュアルアタックのラッシュ。これには発動成功時に魔道書やサンダーソードの回数を回復する効果もある。
『SP』ではクロムがファイターとしても登場しているため、ルフレが呼び出したクロムが相手ファイターのクロムをボッコボコに…というなんともカオスな状況が起きるようになった。
『SP』での変更点
使用する魔道書やサンダーソードの寿命が表示されるようになった他、各必殺ワザのエフェクトが『覚醒』以降に準じたものに変更された。
『for』では長時間拘束できた「ギガサンダー」は、『SP』では拘束しない代わりに攻撃力が最も高くなっている。
一方で「トロン」から、ダメージと引き換えにスキを減らす短押し版が削除されている。
「リザイア」は相手の人数に応じてヒット数が変化するようになった。
また、上スマッシュ攻撃がサンダーソードを持っているか否かでワザが変化するようになった。サンダーソード所持中は剣を頭上で1回転させる「スピニングソード」、青銅の剣なら前作と同じ「ライジングスラスト」となる。
その他
カラーバリエーション
カラーバリエーションは男女4パターンずつ。
見た目と声はデフォルトのままで、色のみが変化する。
『SP』ではほとんどのカラーの髪色が変更された。
特殊な勝利セリフ
勝利したときの対戦相手にルキナがいた場合、特殊な台詞が発生する。
これは男女で別の台詞が用意されており、台詞が変化する勝利ポーズも異なる。
男性のルフレは十字左に対応するポーズで「ルキナ、痛くなかったかい?」(炎も消える)、
女性のルフレは十字右に対応するポーズで「そんなことじゃ、クロムさんを守れませんよ!」になる。
しかし肝心のルキナからは無反応。なぜだ。
また、切りふだを使用した後に勝利し、十字右に対応するポーズを選ぶと、
ルフレの代わりにクロムが「お前は俺が守る!」と喋る。
勝ちあがり乱闘「雷炎闘技」
ROUND5までは雷と炎を操るファイターが2人同時に登場。
全ファイター中半分以上が炎&爆発攻撃持ちと極端に偏っている一方で、電撃攻撃持ちは意外と少ない。
とはいうものの、電撃ワザを複数持つリュカやダークサムスを差し置いて、該当するワザが横スマッシュ攻撃しかないドクターマリオとロボットが登場するなど、その人選には疑問が残る。(ドクターマリオに関しては同じシリーズから出したのだろうか。)
ROUND6では一転して、選ばなかった性別のルフレとの1on1となる。
タイトルは『覚醒』の4章「神剣闘技」から。
余談
原作を知っていれば、ルフレはルキナとは血縁関係になりうるパターンがある。
ルキナの父親はクロムで確実だが、女性のルフレがルキナとの血縁関係になるという事は・・・
関連項目
そらねこ:現状、ルフレを最も上手く使いこなしている歌い手。