当記事は「クッパJr.」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
ファイター番号は58、通り名は万能のチャリオット。
クッパJr.の他に、カラーバリエーションとしてクッパ7人衆のラリー・ロイ・ウェンディ・イギー・モートン・レミー・ルドウィッグも使用できる。
これにより1人1カラーのみとなっており、クッパJr.同士、ラリー同士といった厳密な同キャラ対戦は出来ない。
参戦ムービーはWiiU版の紹介動画で公開された。
新要素である8人乱闘をフィーチャーしたものになっており、7人衆と共に物凄くボスの風格を漂わせる内容に仕上がっている。
また、3DS版でのJr.達は隠しファイターだったが、WiiU版では基本ファイターで参戦することも明かされた。
参戦について実際の所、できるかどうかかの瀬戸際だったが、バンダイナムコゲームスの開発側が頑張って入れてくれたということが制作者から語られている。
特徴
『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズの小型クッパクラウン(クッパJr.クラウン)に乗って戦う。
7人衆は目がメカメカしいデザインをした、量産型のクッパクラウンに搭乗する。
ドリルアームやパンチグローブ、大砲など、クラウンに仕込んだ様々な兵器を駆使する。
クラウンのおかげで重量級に属しているが、クラウンと乗っている本体で防御力が違うという特性を持つ。クラウンだけで受けるとダメージが減り、本体が受けると通常よりダメージが大きくなる。
必殺ワザ
“ ” 内の説明文は『スマブラSP』のゲーム内ヘルプから引用。
- 通常必殺ワザ:クラウンキャノン
“ クッパクラウンの口から 鉄球を発射
ためるほど高速で撃ち出して 威力が上がる ”
『for』では鉄球がまっすぐ飛ぶが、『SP』では桜井政博が過去に係わった『突撃!ポンコツタンク』や、『星のカービィ』シリーズのシャッツォのように、軌道がぶれるようになった(通称:へろへろ弾)。
- 横必殺ワザ:カートダッシュ
“ クッパクラウンを カートに変形させて爆走
向きを変えると 鋭いスピンターンが決まる ”
- 上必殺ワザ:自爆ジャンプ
“ クッパクラウンから 上空へ緊急脱出
無人のクラウンは 爆発でまわりを巻き込む ”
使用後は生身の状態になり、通常のワザ、空中ジャンプ、移動空中回避(SP)ができなくなるが、ハンマーを振り回す専用の攻撃が使える。この攻撃はスマッシュ攻撃並の破壊力。
ただし弱いふっとびだとクラウンが復活しないので注意。
- 下必殺ワザ:メカクッパ
“ 火薬をこめたメカクッパを 発進させる
相手に当たるか 時間経過で爆発する ”
- 最後の切りふだ:ニセマリオペイント
ニセマリオに変身し、画面全体を×字のラクガキで汚す。
ラクガキはしばらくフィールド内に残り、視界を遮ると同時に触れた相手にダメージを与え、消えると敵は大きくふっとばされる。この間もクッパJr.側は自由に行動できる。
このニセマリオは『マリオゴルフ ファミリーツアー』以来、11年ぶりの登場となった。これまで変身したことがない7人衆も同様にニセマリオに変身可能。
『SP』での変更点
百裂フィニッシュのモーションがアッパーカットに変更された他、前述の通り「クラウンキャノン」の軌道が変更された。
また、7人衆がハンマーの代わりに各色の魔法の杖で殴るようになった(それに伴い空上のワザ名も「鉄のハンマー」から「天井砕き」に変更)。
その他
通り名
特設リングで表示される通り名は、日本版・アジア版では8人共通でクッパクラウンを指す「万能のチャリオット」になっているが、その他の言語版では乗り手の8人それぞれに個別の通り名が付けられている。以下では参考として英語版の名前と意訳を紹介。
カラー | 搭乗者 | 英語版通り名 | 意訳 |
---|---|---|---|
1P | クッパJr. | Prince of the Koopas | カメ族の王子 |
2P | ラリー | The Youngest | 最年少 |
3P | ロイ | The Cool One | クールなやつ |
4P | ウェンディ | The Bold Beauty | 大胆な美しさ |
5P | イギー | The Laughing Prankster | 笑うイタズラもの |
6P | モートン | The Enforcer | 用心棒 |
7P | レミー | Wacky War Machine | 狂気の戦闘マシン |
8P | ルドウィッグ | Pompous Prodigy | 尊大な天才 |
勝ちあがり乱闘「あなたはピーチママ?」
姫とそれっぽい女性ファイターや、護衛の男性ファイターが登場する。
タイトルは初登場作『スーパーマリオサンシャイン』でピーチ姫のことをママと呼んだことが由来。