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概要

クッパが空中戦や遠征の際に用いる小型飛行船

スーパーマリオワールド』で初登場し、その後の作品でもクッパの愛用品として度々登場する。クラウンとは王冠【crown】ではなく、道化師clownという意味。

茶碗型で、下方に小さなプロペラが1つだけ付いているという非常にシンプルな構造。小さなプロペラで十分な浮力を生んでいる。いったいどういう仕組みなんだろう。

また、名前の通りピエロの様な顔が描かれており、表情が変化することもある。

クッパだけでなく、クッパ7人衆+ピーチ姫ヘイホーが乗っても大丈夫らしい。

実際『Newスーパーマリオブラザーズ2』では明らかに定員オーバー気味だがクッパ7人衆が乗っており、ワールド6&☆の城コースでは数秒おきに石化フラッシュを使ってくる(発動前に目が光る)。

ダメージは受けないが、3秒くらい石化して動けなくなる。奈落はすべて溶岩で、しかも足場はコンベアが多いため食らったらなす術なくミス一直線。

まばらに点在している壁の陰に隠れられればやり過ごせるが、慣れないと間に合わずにミス連発しがちな難所。しかも火山と同じく背景ギミックなのでどうしようもないのがまた厄介で、しろしっぽマリオのお世話になったプレイヤーも多いはず。

NewスーパーマリオブラザーズWii』からはクッパJr.専用機「クッパJr.クラウン」も登場した他、ステージによっては一騎打ちのためにマリオが使う機体も用意されている。『NewスーパーマリオブラザーズU』以降は様々な武器が装備されよりクッパJr.の専用機感が増した。(後述)

スーパーマリオメーカー』でもクッパクラウン及びクッパJr.クラウンのパーツが設置でき、クッパ親子はもちろん、様々な敵やアイテムを乗せられる。もちろんマリオ自身が乗ることも可能。さらにこれの派生型として「ファイアクラウン」も登場する。(後述)

マリオカート7』や『マリオカート8デラックス』、『マリオカートツアー』ではカスタマイズパーツの一つとしてクッパクラウンが登場している。コース上では、『マリオカート7』のネオクッパシティに気流を出すタイプのものが登場している。

『8デラックス』ではクッパ7人衆のみクラウンが後述のスマブラに準拠したカラーリングになる。8デラックス発売当時はオフロードや水中周りの性能に優れている点以外はおおむね平凡だったが、コース追加パスのアップデートの際に施されたステータス調整によりスピードやミニターボの性能が大幅に強化され、最前線で戦えるマシンにまで昇華した。元々グリップ性能がかなり高いマシンだったため、タイムアタックでは世界記録を作れるようにまでなっている。

『ツアー』ではミニターボプラスのスキルを持つマシンとして登場した他、不気味なハロウィン仕様のダーククラウン(ミニターボプラス)、クリスマス仕様の派手な塗装のクリスマスクラウン(ダッシュプレートプラス)といった亜種も登場。

さらに2023年9月のアニバーサリーツアー2023では最後の新規追加となるMiiスーツとして、クッパクラウンMiiスーツが登場した。ヘルメットがまるまるクッパクラウンの形になっているのが特徴。

後に『8デラックス』のコース追加パス第6弾でクッパクラウンスーツが逆輸入され、新たに反重力地帯で発動できる専用のジャンプアクションが追加された。

マリオストーリー』では超巨大なクッパクラウン型のクッパ城が登場しており、キノコ城を持ち上げて空の上へと昇ってしまった。城というよりは空中要塞に近い。これがラストダンジョンであり、マリオたちはクッパ城から上に登る形で攻略していく(キノコ城にてクッパと対峙する)。

マリオパーティ8』の「ファイナルバトル」やリメイク版『スーパーマリオRPG』では口についた大砲で攻撃することもある。また、『マリオパーティ8』では外付けのキラー大砲も使用してくる。

外部作品の大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも『大乱闘スマッシュブラザーズDX』からフィギュアなどの形で出演している。

大乱闘スマッシュブラザーズX』では、アドベンチャーモード「亜空の使者」のムービー内で、クッパがクッパクラウンに搭乗する描写がある。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、クッパJr.とコクッパがこのクッパクラウンに搭乗し、機体に仕込まれた様々な兵器類やギミックを使って敵と戦う。日本語版の通り名はこのクッパクラウンを指して「万能のチャリオット」となっている(このため通り名は8人共通。ただし海外版はキャラそのものを指したものになっているため各キャラごとに異なる)。

派生型

ハリケーン

マリオカートDS』に登場するクッパクラウンデザインの戦闘機型カート。最速のスピードを誇り重さもあるが、加速やアイテム運はあまり良くない。

先述の通り『マリオカート7』以降はクッパクラウン自体がカスタマイズパーツとして登場しているため再登場する可能性は低いと思われる。

クッパJr.クラウン

NewスーパーマリオブラザーズWii』で初登場したクッパJr.専用機。クッパクラウンに比べてやや小型であり、パワーが売りのクッパクラウンに比べて小回りが利くため、回転攻撃などのスピードを活かした動きが得意。

初登場のWiiではそれほどクッパクラウンとの差はなく、複数回に渡りマリオ達と戦ったことでボロボロになりクッパJr.に捨てられてしまうが、その後『マリオパーティ9』で再登場。クッパクラウンと合体することもできる。

Wiiの続編である『NewスーパーマリオブラザーズU』でも登場し、新たにパンチングアームや踏まれないための防護シールドなどの武器を多数搭載しパワーアップ。以降の作品でもたびたび登場しており、『NewスーパーマリオブラザーズU』のパンチングアームを標準搭載していることが多い。

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではクッパJr.のもののみ普通の目になっており、クッパ7人衆の乗る物はモロに機械のような見た目になっている。

ニンテンドーミュージアムにある『ザッパー&スコープSP』では7人衆の搭乗するクラウンがJr.クラウンと同じデザインかつスマブラに準拠したカラーとなった。

ファイアクラウン

スーパーマリオメーカー』のアップデートで登場した火焔弾を撃てるクラウン。どのマリオが乗っても攻撃できる他に別のものを乗せると攻撃する障害物としても使える。

火焔弾はチャージすると大型になる他に通常では壊せないブロックが破壊できる(地形ブロック等を除く)。

ちなみにファイアマリオだと火焔弾が3方向に発射できるため、攻撃範囲が広がる。

ステージに強制スクロールを設定し、ファイアクラウンを用意すればちょっとしたシューティングステージも作る事が可能。

スーパーマリオワールド編をはじめ様々な作品でクッパの移動手段として登場。ゲーム以上に表情が豊かであるほか、4巻などではセリフがつく場合もある。

スーパーマリオ64」編や「マリオパーティ」編ではクッパクラウンの代わりに雲に乗って移動をすることもある。

ペーパーマリオRPG」編以降、ゲーム本編で乗る機会が減ったからか中々登場する機会がなかったが、「NewスーパーマリオブラザーズWii」編にてクッパJr.クラウンが登場。クッパクラウンの方も「マリオカート7」の読み切りや「スーパーマリオメーカー」編の50巻発売&連載25周年記念回にて登場している。

ちなみに、30年以上の連載の中で一度もクッパクラウン及びクッパJr.クラウンと呼ばれたことはなかった(登場しても飛行船や乗り物としか呼ばれていない)。

関連タグ

マリオシリーズ スーパーマリオ クッパ

乗り物 飛行艇

関連・類似した乗り物

エッグモービル:ソニックシリーズの悪役Dr.エッグマンが乗る空飛ぶ乗り物。「半円型でスポーツカーのように上半分が露出している」と形状が似ているが、こちらは戦闘ロボットに操縦席として合体できるとより高性能である。

バイキンUFO:『それいけ!アンパンマン』の悪役ばいきんまんが搭乗する空飛ぶ乗り物。ただし、こちらはエッグモービルやクッパクラウンと異なり上半分がガラスで覆われている。

フリーザの小型ポッド:『ドラゴンボール』の悪役「フリーザ」が乗っているポッド。上記の関連イラストのようにフリーザがクッパクラウンに乗っているものもある。

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