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マリオカートDS

まりおかーとでぃーえす

「マリオカートDS」とは、ニンテンドーDSから発売された、マリオカートシリーズ第5作目である。
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概要編集

2005年ニンテンドーDSで発売されたマリオカートの第5弾で、携帯機としては「マリオカートアドバンス」に続いて2作目となる。本作のみミッションランという1人プレイモードが存在する。


マリオカートシリーズの国内売上では2022年時点でマリオカート8デラックスについで高い売り上げを記録している。


登場キャラクター編集

本作のカートバランスタイプ、グリップタイプ、ドリフトタイプの3タイプのカートが登場をする。

  • バランスタイプ バランスが優れているカート。
  • グリップタイプ 曲がりやすく、ミニターボの持続時間が長いがドリフト性能が低い。
  • ドリフトタイプ ドリフト性能が高いのだがミニターボの持続時間が短く、曲がりにくい。

また、1キャラクターに3段階の重さのカートが用意をされている。重いと「おもさ」と隠しパラメーターの「オフロード(ドリフトに影響をする。)」性能以外の性能は下がるのだが逆に軽いと重さとオフロード性能が下がる代わりにそれ以外の性能がは上がる。また、本作のみ「アイテム」があり、重いカートだとスペシャルアイテムが出やすく、タイムアタックで持てるキノコが3つでタイムアタックがスタートするのだが逆に軽いカートではスペシャルアイテムが出難く、タイムアタックで持てるダッシュキノコが1つのみだけでタイムアタックがスタートする。その中間がスタンダードカートである。また、条件を満たすと全12キャラクターで全36カートに乗れるのだが重さのみ変化する。


(下記のキャラクターのカート2つは最初から解放済み、3つ目は隠しカートのため特定条件達成で解放する必要あり)


初期キャラクター編集

  • マリオ(バランス系中量級) (Bダッシュ*1、スタンダードMR、シューティング・スター)
  • ルイージ(グリップ系中量級) (オバキューム*3、スタンダードLG、ストリームライン*3)
  • ピーチ(ドリフト系軽量級) (ピアレス*3、スタンダードPC、ライトステップPC)
  • キノピオ(バランス系軽量級) (マッシュ*3、スタンダードKO、フォー・ホイール・クレイドル)
  • ヨッシー(グリップ系軽量級) (エッグ・ワン*2*3、スタンダードYS、キューカンバー*3)
  • ドンキーコング(ドリフト系重量級) (ジャングルカーゴ*3、スタンダードDK、ワイルドライフ)
  • ワリオ(バランス系重量級) (ブルータル、スタンダードWR、ドラゴンフライ*3)
  • クッパ(ドリフト系重量級) (タイラント、スタンダードKP、ハリケーン)

隠しキャラクター編集

  • デイジー(ドリフト系中量級) (フラウリィ、スタンダードDS、ライトステップDS)
  • カロン(グリップ系軽量級)*初登場  (バニッシュ、スタンダードKA、カロン・カノン)
  • ワルイージ(バランス系中量級) (ゴールド・マンティス、スタンダードWL、トリッパー)
  • HVC-012(グリップ系重量級)*初登場  (HVC-BLS、スタンダードRB、HVC-LGS)

その他、DSダウンロードプレイ時はソフトを持っていないプレイヤーのみヘイホー(初登場、性能はヨッシー+スタンダードYSと同じ)を使用可能。ヘイホーの正式なプレイヤー化は7を待つことになる。


*1 後にマリオカート7、8、8デラックス、ツアーにて再登場したカート

*2 後にマリオカート7にて再登場したカート

*3 後にマリオカートツアーにて再登場したカート


コース編集

今作品より過去のレースコースをリメイクしたレトログランプリが登場し、新規コースと合わせて合計32コースとなった。


ニトログランプリ(新規コース)編集

※後の作品でリメイクされたコースは、名前の横にハード名を記す。


レトログランプリ編集

※各カップはSFC64GBAGCの順になっている。



ミッションラン編集

1人様モード。1レベルごとに8つのミッションが儲けられており、8つ全てクリアするとボスステージが解放される。操作キャラ、カートは固定。主な内容は「コインを全て集める」、「順番通りにゲートをくぐる」、「コースを○周する間にミニターボを○回成功させる」、「スター状態で複数の敵を倒す」、「逆走コースで相手より早くゴールする」などが存在する。レベル6までをクリアすると通常クリアになるが、レベル6までの全てのミッションを星ランクにすることで隠し要素としてレベル7が出現し、これをクリアすることで真エンドを迎えることができる。


  • レベル1

ボス:ボスどんけつ

キノコダッシュで場外に落とせばクリア。

  • レベル2

ボス:イワンテ

緑こうらで目に当てることでダメージが与えられる。

  • レベル3

ボス:クリキング

クリキングと競争し、先にゴールすればクリア。コースはベビィパーク。

しかし、インチキなショートカットをしてくるためクリア難易度は高い。

  • レベル4

ボス:キングテレサ

一定時間内にコインを集めれば撃破できるが、一定のタイミングでキングテレサに襲われると没収されてしまう。カートで体当たりすることで取り戻すことができる。

  • レベル5

ボス:ボムキング

ボムへいを投げ込んでダメージを与える。

  • レベル6

ボス:キングアイスどんけつ

ボスどんけつとは違い3回落とさなければならない。途中でジャンプするなどフェイントをしてくることも。

  • レベル7

ボス:ハナチャン

ハナチャンと競争して先にゴールすればクリア。コースはキノコブリッジ。このステージのハナチャンは非常に速く、初見でのクリアは不可能。通常とは異なり、本ミッション時は車両が逆走に走る独自仕様になっているため高い難易度に拍車をかけている。アイテムボックスから出現するスターを上手く生かしてクリアするのが主な攻略法。


余談編集

  • 本作のゲームを起動する時、DSとDSLite〜New2DSで起動音(マリオが発する声)が違う(理由は不明)。

  • ルイージマンションのコースにて、屋敷の階段状の上でスピンターンをすると、突然ゲームがフリーズして続行不能になってしまうバグがある。
    • このバグは、VC版では修正されている。

  • 今作は、新たにWi-Fiに対応(現在は終了)している。しかし、Wi-Fiのレースは改造が多かった為オンラインでの対戦はあまりやっている人は少なかった。
    • また、Wi-Fiは何故か100ccでアイテムも自動的に決まりアイテム装備もできない仕様だった。また、選べるコースも20コースと少なかった。

  • 本作では携帯機特有のお手軽操作、オンライン対戦の初実装、そしてミニターボに便利なカートの登場などが合わさり、直線ドリフト(通称:直ドリ)と呼ばれる直線でドリフトをするテクニックが有名であり、ヨッシー、カロン、HVC-012と彼らの所持カートであるエッグ・ワン、カロン・カノン、HVC-BLSを組み合わせることでお手軽に直ドリ連発できてしまう。その直ドリの強さたるや、ライバルと差を付け、ダートを無視し、タイミングさえ合えばトゲゾーこうらまでも無視できるというゲームバランス崩壊レベル。
    • この仕様は64とダブルダッシュでも可能であったのだが、有名になりすぎたことと流石にオンライン対戦が本格化した作品でこの仕様はマズいと判断されたのか、次回作であるマリオカートWii以降ではドリフトの時間と角度とスーパーミニターボの導入という形でバランス調整が入ることとなった。
      • 結局それでもバランス調整は盛大に失敗していたと言われることも少なくはなく、さらに次作以降は重量級有利の環境、一辺倒になるカスタムと、本作を最後に軽量級の時代は終わるのであった。


関連動画編集

コマーシャル


関連タグ編集

マリオカート DS

ナインティナイン:CMに出演。


マリオカートダブルダッシュ!!→マリオカートDS→マリオカートWii


外部リンク編集

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