概要
ボスどんけつに匹敵する大柄な体格を有する。
また、通常のどんけつやボスどんけつが鉄球のような黒いボディに途中から折れ曲がった2本の角という外見だったのに対し、アイスどんけつはその名の通り氷で形成された水色のボディと真っ直ぐな1本角というデザインになっている。
ただし攻撃力や防御力などにはさほど変化が無い。
ステージ10「スノーマンズランド」にある氷のステージの上に居座っており、マリオが接近するとそのステージから突き落とさんと突進してくる。
通常のどんけつと同じように体当たりされても押し出されるだけでダメージにはならないが、ステージの下に広がっている「跳び上がるほど冷たい池」に突き落とされると大ダメージとなってしまう。また、足元が氷のステージなので滑りやすく、ボスどんけつと比べると若干戦いにくい。
倒し方も基本的にどんけつと同じで、踏み付けやパンチなどでアイスどんけつの方を先述の「跳び上がるほど冷たい池」に突き落とす事で倒せる。どんけつ以上に立派な角を持っているが、真上から踏み付けてもマリオがダメージを受けたりはしない。倒すとパワースターが出現する。
ちなみにシステム的には氷のステージから一定の高さまで引きずり下ろすと倒せるように設定されているらしく、実は池に落とさなくても倒す事はできる。ステージに続く道に合わせて押し出すようにすれば雪原まで強引に引きずり下ろす事も不可能ではないが、最終的には撃破した扱いとなり消滅する。
『スーパーマリオ64DS』ではこの性質は無くなっているのか、強引に雪原へと押し出す事ができる(消滅しそうなところを押し出し続けると無効になる他、実はステージの角の下がそのまま雪原になっている箇所がある)がそれだけでは消滅しない。
しかし、自分から「飛び上がるほど冷たい池」(或いは高低差を無視して氷のステージ)へと進んで自殺を図ってしまう。
ただし、その範囲外へと押し出せば、明後日の方向へと歩みを進めて徘徊させ続ける事も可能。
ちなみに、木の箱をステージへと運び、それを踏ませると何故か自分からステージ外に歩いて自殺するという裏技(?)も存在する。
氷の体なので炎に弱いという弱点があり、『スーパーマリオ64DS』ではパワーフラワーによるヨッシーの火炎放射で倒す事もできるようになっている。
なお、同作ではキングアイスどんけつという上位種も登場し、ワリオ救出を阻むボスとしてマリオ達の前に立ちはだかる。
余談
・ゲーム内ではアイスどんけつは大型の個体しか存在しないが、スーパーマリオ64の没データには通常のどんけつと同サイズの個体も存在したらしい。
・キングアイスどんけつは通常はヨッシーで挑むことはできないが、専用の会話セリフは存在する。バグ技を使えば見ることが可能。