概要
『マリオカートDS』にて初登場したカート。ヨッシーのたまごを模したデザインであり、スタンダードYSと共にヨッシーの初期カートである。他のカート同様、条件を満たせば他のキャラでも使用可能。
『マリオカートDS』と『マリオカートツアー』では「エッグ・ワン」表記、『マリオカート7』では「エッグワン」表記になっている。
スピードこそ遅いものの軽量級の中では最速、加速とハンドリング、そして優れたミニターボ持続時間の長さを持つ。
大事なことなのでもう一度言おう。
優れたミニターボ持続時間の長さを持つ。
驚異の直線ドリフト
マリオカートDSではドリフト時に左右キーを入力することでミニターボが溜まる。
これは『マリオカート64』、『マリオカートダブルダッシュ!!』でも可能ではあったが、DSでは携帯機特有のお手軽操作、オンライン対戦の初実装、そしてミニターボに便利なカートの登場などが合わさり、直線ドリフト(通称:直ドリ)と呼ばれるまでに有名になってしまった。
直線ドリフトを使えばライバルと差を付け、ダートを無視し、タイミングさえ合えばトゲゾーこうらまでも無視できる。
れっきとしたゲームの仕様ではあるものの、そのゲームバランス崩壊レベルの強さは明らか。
現在は終了してしまったオンライン対戦だが、直線ドリフトを使わないプレイヤーは連発する相手に勝てないこともよくある話だったとか。
その直線ドリフト用のマシンとして候補に挙がりがちなのが、このエッグ・ワンである。
他の候補としてはミニターボ持続時間が最長のカロンのマシンのカロン・カノン、本作最高のスピード性能を誇るHVC-012のマシンのHVC-BLSがある。
好みとプレイスタイル、腕前で人によってチョイスは変わるが、この3つが候補になりがち。
『マリオカートWii』以降はスーパーミニターボの導入などミニターボのシステムが変更されたり、『マリオカート8デラックス』にてウルトラミニターボが導入されたことで直線ドリフトは廃れてしまったためDS世代限りの技となる。
以降のシリーズにて
『マリオカート7』にて、マシンパーツの1つとして同期のBダッシュと再登場。
加速に優れており、常識的な性能に落ち着いた。実は水中走行が得意になっている。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』ではフィギュアとして登場。ヨッシーが運転しており、パラフォイルが付いた『7』仕様である。
『マリオカートツアー』にて再び復活。レア度は「レア」。
本作では各カートごとにダッシュパネル、ジャンプアクション、ミニターボ、ロケットスタート、スリップストリームとどれか1つのアクションのポイントと加速時間を強化する効果が割り振られているのだが、どういうわけか再びエッグ・ワンはミニターボ強化持ちである。流石にゲームバランスを壊すほどにはなっていないので安心してほしい。
今作では色違いとして金色の「エッグ・ゴールド」、ライトブルーのボディにピンクのリボンの装飾と虹色のタイヤの「ドリーミーエッグ」、ココナッツを模したトロピカルな「ココナッツ・ワン」、パイナップルを模した「パイナップル・ワン」、カルガーモの卵を模した「カルガーモ・ワン」が新登場。
関連タグ
ヨッシーターボ ヨッシーモチーフのカート繋がり。こちらはヨッシーの顔のデザインになっている。