概要
英語表記:Goomba King
クリボー達の王様。元々はペーパーマリオシリーズのキャラクターで、後に通常のマリオシリーズにも逆輸入された。
容姿・特徴
普通のクリボーよりも体が大きく、頭には王冠を被っており、基本的に斜視。シリーズを通して共通する特徴は、「体は大きいがそこまで強くはない」ことである。
作品別
マリオストーリー
初登場。「プロローグ〜星とマリオとクリボーと…〜」のボス。普通のクリボーの「王様になりたい」という願いをクッパに「スターのつえ」で叶えてもらった姿。「クリレッド」と「クリブルー」という部下がいる。
劇中では、クリ村からキノコタウンへ向かう道中の橋を自身の砦に作り替えて占拠しており、知らずに訪れたマリオ・クリオの2人と対決する。
実際の戦闘ではクリレッドとクリブルーの3人がかりで襲ってくる。また、一回だけそばに生えている栗の木からイガグリを落として大ダメージを与えてくる。ただし、こちらも一回だけイガグリを落として全体攻撃を行える。子分の2人はクリキング戦の直前にマリオ達と戦って敗北した影響で最初からHPが減っているので、うまく活用すれば楽に倒すことができる。まだアクションコマンドが使用できない時期の戦闘なので気をつける点もあるものの、油断しなければそんなに苦戦はしない。
なお、先にクリキングを倒した時の子分のセリフも用意されている。腕に自信があるのならクリキングを先に倒して聞いてみよう。
敗北後は砦に逃げ込むが、子分達が砦を橋に戻すためのスイッチを砦の内部ではなく砦の横にある草むらに隠すという失敗を犯しており、案の定それをマリオが発見して押してしまう。マリオに「怪しいスイッチを見つけても押すな」と忠告しようとするが時すでに遅く、砦が橋に戻る反動で空の彼方へ弾き飛ばされていった。
クリオのみならず、クッパ軍団側も弱いことは認めており、カメックババにクリキングがマリオに負けたことを報告されたクッパが「王様になりたいと言うからせっかく願いを叶えてやったというのに、とんだヘナチョコではないか!」と激怒した際、カメックババが「クリキングなどただのザコ、負けることも計算済みですぢゃ」となだめている。また、ノコブロスにも「我々を体がでかいだけの弱っちいクリキングなんかと一緒にされては困ります」と思いっきり馬鹿にされている。
クリオのものしり
クリキングだ
とにかく でっかい クリボーだ
はくりょくだけは たっぷりだね
さいだいHPは『10』だ
こうげき力は『1』 ぼうぎょ力は『0』だ
クリレッドやクリブルーの ボスだって
マリオの手に かかったら
ちょちょいのちょいで やっつけられるよ
それにしても なにを たべたら
こんなに 大きく なれるんだろう?
オイラも もうすこし 大きくなりたいな
スーパーマリオ64DS
3D作品初登場。メイン画像のように赤い目で焦点が合っていない不気味なデザインになった。また、本作以降クリボーが複数体で合体しこれを形成しているという設定になった。
追加の救出ステージ「おこりんぼクリキング」のボスとして登場。マリオを助けるために必要な鍵と帽子を持っている。新たに普通のクリボーを作り出す能力が加わった。
正面からパンチで攻撃すると一回だけスーパーキノコを落とす。
マリオカートDS
ミッションランのレベル3のボスキャラとして登場。ベビィパークにてキノピオでレース対決することになる。
クリボーの他に時々ダッシュキノコも落とす。
うまくミニターボやダッシュキノコを使わないと星評価はおろかクリアすら難しいキャラである。
スーパーマリオくんでは
マリオストーリー編のプロローグのボスとして登場する。
ゲーム以上に間抜けであり、帽子と眉毛でクリオをマリオと見間違えるほどのアホ。クリオのものしりによると「アホで、足、口が臭く、安物の王冠をかぶっている」らしい。
イガグリや様々なものを落として攻撃するが、マリオの「ハンマーナゲール」攻撃で倒される。