概要
クッパの側近であり、『マリオストーリー』における序盤のクリオの話によるとカメ一族の中で特にえらく「クッパの知恵袋」とも言われる存在である。カメック族では珍しく雌で、自身のことをぴちぴちギャルだと思い込んでいる。
服の色は紫。黄色のブロックを作り出す魔法を使える。
ゲームの終盤でピーチ姫(実際にはピーチ姫の願いを力にした星の子のティンク)と戦うが、4ターンで倒せるほど弱い。
そんな彼女だが上記のはあくまでも演出上の弱さで設定上では相当強いのか、エンディングでは自分よりも強い者を倒そうとするコワッパ(その時点ではパワーアップしたノコブロスよりも強い)に目を付けられて魔法対決をしていた。
余談だが、『スーパーマリオくん』25巻にて、何故か最も前にステータスが紹介された。役割が同じである事から『ヨッシーアイランド』のカメックと同一視されることがあるが、カメックババは女性である上に海外版では「Kammy Koopa(カミィ・クッパ)」という個人名を持っており、別人らしい。従来の側近カメックの祖母や母親なのではないかという噂もあるが、詳細は不明。
『ペーパーマリオRPG』でもクッパのお供として登場するが、HPが大幅に増えるなどパワーアップを果たしている。
なお、以降の作品ではババの存在は実質死に設定となり、従来のように普通のカメックがクッパの側近を務めている。そのため、寿命でお亡くなりになったのでは説や、既に引退して老後を楽しんでる説が囁かれることもある。
公式の見解では後期のペーパーマリオシリーズから既存のマリオキャラの改変禁止令が作られていたことを明かしているため、今後のペーパーマリオシリーズには出せないと考察が挙がっていた。
一応、『大乱闘スマッシュブラザーズX』のシールになったり、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のスピリッツになったりと本編に関わらないならチョイ役でもOKなのかもしれない。
そして、2024年に発売された『ペーパーマリオRPG』のリメイク版で20年ぶりに再登場。
直近には『スーパーマリオRPG』もリメイクが行われたため、上記の禁止令による制限が緩和された可能性が考えられる。
ステータス
マリオストーリー
HP10、攻撃力4、防御力1
正確なステータスはゲーム中では不明。
ティンクと戦闘して最初は圧倒するが、ピーチの祈りのチカラでパワーアップしたティンク相手に手も足も出なくなり倒される。
ペーパーマリオRPG
HP50、攻撃力5、防御力0
バツガルフとの連戦になるので、レベルアップして全回復することが望ましい。
攻撃力、防御力アップの他にビリビリ、透明などの補助魔法を使う。
HPが少なくなると回復魔法を使ってくることがあるので、優先して倒したい。
関連タグ
ボスカメック…似たような衣装で口紅をつけているカメック族のボス。
カメザード…『スーパーマリオRPG』に登場した側近ポジションのカメック。
キノじい…同じく突然消えたキャラ繋がりで、高齢キャラという共通点がある。ついでに言うと以前同ポジションだったキャラの存在を消してしまった所も共通している。