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概要

初登場は『マリオストーリー』。

本編のクッパ同様、マリオの宿敵としての出番が多いものの、自身で悪行を起こすことは少なく、マリオ達と協力することも多々ある。また、本編と比べてややコミカルな部分もある。

漫画スーパーマリオくんでは、ペーパークッパではなく普段のクッパという設定で登場する。

各作品での活躍

マリオストーリー

本作のラスボス

空の上にある星の国から、何でも願いが叶えられるという「スターのつえ」を盗み、さらにそれらを守っていた7人の星の精をカードに閉じ込めている。その後、キノコ城の真下にクッパ城を移動させ、下から持ち上げることでピーチ姫を城ごと攫い(どうやって自身の城を移動させたのかは不明だが、おそらく「スターのつえ」の願いによるものだと思われる)、彼女を助けにやってきたマリオを返り討ちにしている。

また、日記を書くという意外な一面もある(余談だが、本作ではクッパの他にルイージも日記を書いている)。

カメックババという側近の老婆が存在し、最終決戦でマリオに敗北した際は、彼女共々クッパ城の爆発で吹き飛ばされる。その後、エンディングのパレードでは部下たち共々敵味方関係なく仲良く参加している。なお、パレードの最中にコワッパとカメックババがクッパの近くで魔法の撃ち合いをしていたところ、誤って2人ともクッパに魔法を当てて黒コゲにしてしまった。激怒したクッパは2人に炎を吐いてお仕置きをした。

本作と続編『ペーパーマリオRPG』に登場するアイテム「あっちいけシッシ」を使うとクッパのシルエットが登場する。

ペーパーマリオRPG

前作よりも扱いがコミカルになっており、側近のカメックババと共にマリオの冒険を追いかける形で登場する。

また、同作ではプレイヤーがクッパを操作できる箇所が複数存在し、彼を操作して2Dアクションで進むステージもある。

彼との戦闘の機会は「ウーロン街」と本作のラストダンジョンである「闇の宮殿」の2回。ウーロン街では突如乱入してくる。なお、こちらはイベント戦のような扱いであるため別に勝利できなくても勝手に進んでしまう。闇の宮殿での戦いはバツガルフからの二連戦なうえカメックババ共々戦うことになるため、本作屈指の鬼門となっている(本作ではレベルアップするとHP・FPを全快になる仕様であるため、勝てない場合はバツガルフ戦でレベルアップできるようにするのがオススメである)。なお、本作のエンディングやクリア後には登場しないため以降の動向は不明のまま。

本作以降の作品では側近のカメックババは登場しなくなり、普通のカメックが側近扱いされていることが多い。

スーパーペーパーマリオ

プレイアブルキャラとして登場

冒頭では、ピーチ姫を攫ったのではという疑いをかけられマリオと戦いそうになるものの、直後にピーチ姫、自身の部下たち(と勝手に吸い込まれたルイージ)と共にノワール伯爵によって別世界へ連れ去られてしまう。そこでピーチ姫と結婚式をすることになり、(ノワール伯爵が「コントンのラブパワー」を生み出すための芝居とはいえ)ノリノリで式に臨んでいた。

その後用済みになったためノワール伯爵によって部下共々遠方に飛ばされ、ピクセランドの砦を仮のクッパ城としていた。

作中ではピクセランド(3-1)とアンダーロード(7-2)の2度戦うことになる。ピクセランドで倒した後に「ナスタシアに洗脳された自身の部下を助ける」といった理由で彼と手を組むことになり操作が可能になる。

プレイアブル時の性能としては攻撃力が常時他のプレイヤーの2倍ある点と固有能力のファイアブレスが強み。反面身体がでか過ぎるため当たり判定がデカくなるのと、狭い場所での移動や回避が難しいのは弱みとなっている。また、手が伸びないためか唯一ハシゴの登り降りができない。

また、本作では彼を操作できることに加え、暗黒城でのドドンタスとの対決やラスボス戦時の激励などクッパの熱くカッコいい描写が多いため、クッパファンには必見である。

ウラ100部屋ダンジョンの2周目にはクッパをコピーしたボスカゲクッパが登場する。攻撃力が他のカゲより高いうえ固有能力ファイアブレスを使うだけでなくバーリやーのバリア能力のようなものも使ってくるので非常に厄介。ノッテこーを使えば安心して踏むことが出来る。

スーパーシール

『マリオストーリー』以来のラスボスとして登場。

センシティブな作品

本作では冒頭で強大な力を持つロイヤルシールを盗もうとしたが、その力によって暴走してしまい、全身がギラギラと輝くロイヤルクッパへと変貌してしまう。

ロイヤルシールの力によって、一度倒されても巨大化して復活するほどの強さを見せている。

なお、本作ではセリフが全くない

マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX

本作の黒幕兼ラスボスとして登場。最初は現実世界のクッパといがみ合うことが多く、その隙にせっかく捕らえたダブルピーチ姫に逃げられるなどマヌケさが目立っていたが、クッパと利害を一致させた後はクッパ城をネオクッパ城へと改造し、ピーチ城を半壊させるなどマリオ達の脅威となる。

ネオクッパ城内でのドデカクラフト対決ではクッパと共にドデカクラフトクッパに乗って登場する。

最終的にダブルカメック&クッパ7人衆を全て倒した後にクッパとセットで直接戦闘になる。

また、一度倒してもクッパと共に復活し、ペーパー軍団と合体してアーマークッパとなる。

アーマークッパを撃破してもなお現実世界に残ろうとしていたが、本に吸い込まれマリオ&ルイージ&ペーパーマリオの手によって本の世界に戻された。

本作ではコミカルなペーパーマリオシリーズのキャラクター性よりもシリアスなマリオ&ルイージRPGシリーズのキャラクター性が強くなっている。

カラースプラッシュ

今作でもラスボスとして登場。

本作ではイロドリの泉で自身の甲羅をカラフルに塗ろうとしたが、その際にイロドリの泉をかき混ぜ黒ペンキを発生させてしまい、それに体を乗っ取られ、クロクッパと化して凶暴化してしまう。クロクッパ時の記憶はないようで、撃破直前にはなぜマリオが目の前にいるのか疑問に思っているセリフを吐いてくる。

黒ペンキを除去されたあとは、アニメによくいるやられのように吹っ飛ばされてしまう。

オリガミキング

終始マリオの味方として登場。

本作ではオリー王の部下のブンボー軍団に折りたたまれた身体を元に戻すためにマリオと協力する。

プロローグ以降はクッパ城まで出番がないものの、彼を助けたあとは戦艦でオリーの場所まで連れて行ってくれる。

最終決戦では、巨大化したオリー王に対抗して、オリビアの力で自身も巨大なオリガミとなり相撲をする。

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